オンロードライダーであれば、できれば転びたくないなと思っていると思います。
スリップダウンの転倒を34年していない私がコツを書いてみたいと思います。
私は高校1年生の時は、原付で何回転んだかわからないくらい転びました。
当時は、転ばないと上手くならないと思って、馬鹿みたいに限界まで攻めていました。
原付でコーナーや交差点では必ず、無理膝か、ステップかスタンドをガリガリ擦って走ってました。
高校2年生の時に、CBX400Fに乗っていたのですが、その頃バリバリマシンという雑誌が創刊されて、その中でRZ250かRZ350で、かっこいいハングオンを決めていたライダーが、一度も転んだことがないと書いていました。
そのコメントを見て、考えを改めました。
転ばなくても上手くなれるんだと。
それ以降、スリップダウンの転倒は、高校3年の時に、NS250Rで真冬の朝比奈峠のヘアピンコーナーで、タイヤが温まってなくて、リアの滑りがとまらなくて一度こけましたが、それから34年間転んでいません。サーキットやクローズドコースや教習所でも転んでいません。(教習所に行った事ありません。原付→小型→中型→普通→取り消し→原付→普通→小型→中型→大型AT→大型限定解除と段階取得しています)
2〜3年ほど前に、ヤビツ峠で対向車のダンプと正面衝突しそうになり、パニックブレーキをかけました。
ややコーナリングしながらのパニックブレーキだったので、リアが慣性で滑り出して、最後止まる瞬間にそのおつりをくらって、プチハイサイド的に反対側にくるんと転びました。
これが唯一のハイサイド的動きでの転倒です。
立ちゴケは、3年ほど前に、富士山の5合目の坂道で、90ccのバイクで、ずぼんの裾を直していたら、コロンと転んでしまいました。
これが、人生唯一の立ちゴケです。
5年ほど前に眩暈病になって、その影響でバランス感覚が悪くなっている事も原因の一つだったと思います。
その病気以降、スキーの初心者コースの平坦地でも、普通に生活していて家の中でも転ぶようになりました。
バイクの場合は、ハンドルが付いているので、スキーよりバランスを保ちやすいと思います。
バイクで転ぶ原因は、主に2つしかありません。
・滑って転ぶ。
・バランスを失って転ぶ。
最も典型的なケースは、滑って転ぶだと思いますが、
これ、滑ってもバランスが取れれば、転ぶことはありません。
スキーやスノボをやる人ならわかるでしょうが、滑ってもバランスをとれれば、転倒しないですよね?
滑った時に、バランスをとる方法はあるのでしょうか?
これは、滑り始めの対処の早さが大事です。
スキーやスノボが、滑っても基本的に転ばないのは、滑るのがわかっているからです。
バイクも、滑ると予見していれば、転びにくいです。
人間の反応速度は、予見している時と、していない時では、倍違う事がわかっています。
ここまで攻めると、滑るかもしれないなと予見しておけば、けっこう滑ってもバランスがとれるものです。
滑る状況やポイントは、だいたい決まっています。
熟練してくると、体が勝手に反応してくれます。
だいたいは転ぶときは、急な動作をした時が多いと思います。
一気に大きく滑らせてしまうと、コントロールは困難でしょう。
無理、無駄、ムラのない丁寧な操作を心がければ、タイヤの限界を一気に超える事は少ないので、コントロールしやすいです。
滑り始めを、敏感に感じる事が必要です。
これは、転ばなくても、経験を積めば体得できます。
手っ取り早くものにする方法は、その最初としては、他の滑る遊びをする事です。
私の場合は、4輪でのドリフトの経験が役にたっています。
4輪は、転倒する事は基本的にないので、バンク角のバランスをとる事はありませんが、後輪駆動車であるならば、タイヤの滑る感覚は、バイクとまったく同じといっても過言ではありません。
公道でやると、危険運転と見なされる時代になりましたから、スリックカートや、フォーミュラーカートをやってみると良いです。
スリックカートは、雪道をノーマルタイヤで走るくらい滑ります。
最も安全に簡単に、カウンターステアを覚える事が出来ます。
スリックカートが上手い人は、わざとドリフトアングルをつけて、かっこ良く走らせますが、バイクに応用する為には、それは必要ないです。
少しでも滑ったら、すぐにカウンターステアとアクセルワークで修正するほうが役にたつでしょう。
スリックカートでカウンターステアの基本を覚えたら、フォーミュラーカートで公道アスファルトと同じくらいの速い動きのドリフトを覚えると良いと思います。
すぐにカウンターとアクセルワークでコントロールしないと、割と簡単にスピンしてしまいます。
スキーやスノボはカウンターをあてる感覚は得られませんが、滑りながら転倒しないように、重心移動でバランスを取る事は覚えられます。
急に大きく滑らせるとバランスを取るのが難しくなりますから、滑り出しからバランスを取り続けます。それはバイクにも応用できます。
私はやった事ないですが、オフロード等は、最も手っ取り早くバイクのタイヤが滑る感覚とバランスのとり方の感覚を覚えられると思います。
それらで覚えた滑る感覚とバランスのとり方を、公道でも応用していけば良いと思います。
アスファルト路面でタイヤが滑った時のバランスの取り方は、
細かくは色々ありますが、基本は、左右の荷重移動とステアリング操作でバランスをとります。
この両方を瞬時に使いこなせないと、そのままスリップダウンしてしまうでしょう。
滑ると、頭と体が内側に落ちそうになりますが、それに耐えながら、逆方向に重心を移動して立て直しをはかります。
ステアリングは、一気に滑り出さないように、滑る前の倒しこみの過程から、バンクを先導するように切りながらバランスをとります。
例えば右コーナーでは、ハンドルが切れてないとバイクは倒れやすいですが、あまり早く一気にバンクしないように、右にハンドルを切ってバランスをとります。右に荷重をかけバンクさせつつ、ハンドルで右に倒れるのを防いでバランスを取る感覚です。(セルフステアという乗り方では出来ません)
上半身の動きとハンドル操作をバンクに先行してする事で、バランスが取りやすくなり、勢いで転ばなくなります。
リアが滑った場合は、ハンドルはリアが滑りすぎないように逆ハンを切りつつ、バランスを取りながら進路方向を決めていきます。バランスを取りながら重心を逆方向外側に動かして立て直します。
フロントが滑った場合は、ステアリングはあまり効きませんから、それでもステアリングを微妙に動かしながらバランスをとりつつ、荷重を逆方向外側にかけて耐えながらバランスを戻す感じです。単に腕でバイク(バンク)を立てるのも即効性があって有効です。膝擦りをする人は、膝で押し戻す動きを入れる事も出来ます。
ステアリングでのバランスの取り方は体で覚える必要があります。
一本橋でのハンドルでのバランスに取り方に似ています。上手い人が一本橋でハンドルでバランスを取っている時は、理屈だけで切っていないです。
教習所の教習生は、ハンドルでのバランス取りが出来ない人が多いと思います。その理由は、ハンドルでバランスを取るには、それなり経験とバランス感覚が必要だからです。
バンク中のハンドルでのバランスの取り方も同じで、理屈だけでやっているようだと駄目です。感覚で細く自然に動かす事が必要です。
これが、ちゃんと出来てるライダーは少ないです。
まずは腕に力を入れずに、重心移動とバンク角コントロールに加えて、バランスを取るのにステアリングを使う事を意識してみてください。
低速の一本橋と違い、速度が出ている時は、ごく少ない操作量になりますが、それでも出来ると出来ないとでは大違いです。
このやり方で、だいたいは立て直せると思います。
オイルを踏んだとか、雨のマンホールとか、その他、すごく早く大きく滑った場合は、転ぶしかないと思います。笑
立ちゴケに関しては、長くなるのと、ネットやユーチューブで他の方もたくさんやっているので、気が向いたら、そのうち書きたいと思います。
バイクで転ばない方法(低速編)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1977576507&owner_id=1750116
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