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2015年08月16日00:30

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「負けない心をつくる」『一日三十秒でできる新しい自分の作り方』田中ヴェルヴェ京

 人間は、失敗すると気落ちして、まるで世界が終わってしまったかのように感じることがある。しかし、失敗自体が、自分を終わりにするわけではない。評価が歪んでいると、本当に人生が終わったかのようにショックを受けるのだ。

 自分ではとてもショックを受けたことなのに、他人から「そんなことで落ち込まなくていいじゃないか」と言われることがあるだろう。これは、他人からは本人の評価のゆがみとその程度がわからないから、感覚に温度差が出るのである。

 歪んだ評価を正すためには、プラス思考になることが望ましい。たとえば、嫌なことがあったら、引き算で考える。人生において嫌なことが起こる総量は決まっていて、身近で失敗したら「人生の嫌なことが減ったのだ」と考えるとよい。また、嫌なことがなければ嬉しいこともない。達成感を得るためには、適度な負荷が必要だからである。

 嫌なことがあるからこそ、相対評価で、うれしいことや楽しいことの感情が増幅されるのだ。「仕事のあとのビール一杯」がおいしい理由だ。

 プラス思考であるためには、自分をほめてあげる癖をつけよう。「よくできましたメモ」を作ってみよう。帰宅したあと、寝る前に、今日自分がやりぬいたことを書き出す。それに対して「よくできました」「はなまる」などを書いて自分をほめるのである。これを毎日くりかえせば、自然と自分をほめる習慣がつき、モチベーションが生まれるのである。

 「自分を変える」ことは難しいように思えて簡単である。少なくとも、他人を変えるより、ずっと簡単なはずだ。うまく自分の感情や思考をコントロールすることができれば、自分の望ましい行動ができるようになる。行動が続けば、それは習慣になるだろう。人間は習慣の動物である。習慣が変化すれば、きっと人格、人生が変わるはずだ。そのための第一歩を踏み出そう。
   

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