●東島丹三郎は仮面ライダーになりたい・12話。謎の凶悪結社があると確実になった上でまずやることが仲間内最強トーナメントであり、それが終わればいよいよ…トーナメント終了の打ち上げである。こいつらはホンマに…。「の前に!」何でしょう。「告白の答えが聞きたい!」。こいつらはホンマに…。そしてその状況を一喝できんのが二葉さんのみ。ぜひともこのまま暴力的一般視点のまま在ってほしいところだけど…どうだろうねえ。
そんな危機感の無い状況直後に、たまたま飲みに来てたアニキとユカリスはショッカー戦闘員センスでお互いに気付き、言葉のないままに戦闘開始となる。結果的にライダーどもにボコられるのではあるが、彼なりの矜持は見せたことになるだろうか。このあとちゃんとお互いに言葉を使って意思疎通する、小学生とゴミより上の関係性が持てればいいけれどもさ。…そして今んとこ、ちゃんと二葉ねえちゃんは強い。この作者の場合単なるプロットアーマーで済ませるとは思えないので、今後にもしっかり期待しておこう。
ラストクモ男とコウモリ男の邂逅は、ライダーどもがちっとも大状況に関わろうとしないので怪人側のエピソードで補完する感じかしらね。そういや確かに、この作品のショッカー側もどういう組織なんか未だに判らんしなあ。
上記アバンのあと、わざわざあのクソ四角四面口調でユカリ先生に「パンチラがいい」と言う三葉もどうかしてるが、それがタックルの戦闘スタイルだからと返されて「ありがとう」と言うのもどうかしてるし、基本この人は飛びぬけてどうかしてんな…。四十路越えでライダーやってる東島は客観的に見て相当にどうかしてんだけど、通常時の精神性はそこそこ真っ当だしねえ…。
●最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか・12話。敵陣に乗り込むご一統。構成としては串団子状のイベントダンジョンであり、即死トラップルームはスカーレット嬢の鉄拳で粉砕、大広間で魔術系+ザコ大群の中ボス…とここで勢力を分断される。ジュリアス殿下はナル系の喰えない異端審問官アヴェリンに足止めを喰らい、ラスボス・テレネッツァ嬢にたどり着くのはスカーレット嬢単騎。小競り合いを続けて優位に立つもここでジュリアスさんが魅了を喰らって立ちはだかる…というね。
なかなかいい感じに緩急ついてて見やすい。テレネッツァ嬢がここでフツーに負けちゃうとは思えないってとこでジュリアスの介入ってのも定番の一つとしてアリよな…と思ったらCパートでぶっ飛ばされてんのは流石に笑っちゃった。予告見るとそれで終わりってことでもないようだが、真正面からの暴力が身上のスカーレット嬢というキャラがよく出てていいノリだと思いました。
赤龍レックス、ス嬢になついてんな…。声聞くとまだ若いのか。あとナル審問官アヴェリンは小野大輔、裏表のある舌鋒はお得意のものだろうな。
●シンデレラグレイ・最終話。アバンにてイナリ登場、カサマツの星オグリさんに対抗意識を燃やす。オグリキャップはこういう、レース人生通して張り合うライバルが出てくる…いや、その言い方は失礼だな。当時、綺羅星のごとき名馬たちのまん真ん中にオグリもいたということだわなあ。
てことで最終回・一段落お話だがオグリがメインではなく、オグリに関わってくるキャラクタのバトンタッチでシメるという構成。クリークなどこれからも関わってくる需要なキャラは継続する中で、イナリの存在はオグリの物語にとって欠かせないこたァ間違いないしねえ。彼女の立ち位置・性格・背負って立つものを端的に示し、これからの活躍を煽る。そして退場してゆくタマモクロスにも相応のエピローグを提供し、そこでシメ。…うん、ウェルメイドだねえ。
意気盛んなイナリを軽くあしらって颯爽と去ってゆく「フェイスノーモア」号が印象的だが、検索するとフェートノーザン…ははあ、俺知らんかったなあ。すげえ馬だわこれ。あとイナリのトレーナーになるのかな? 姐さん役がくじら、過去回想で比較的お若い美人キャラやってるの久々じゃなかろうか。あとワーッハッハッハ! グビグビグビグビ! ジュースだこれ!
●総評。上記の通りオグリの話は終わらず、新たな挑戦者が出てきたりしてこれからが本番という雰囲気で一旦のシメといった風情。
よってここで大枠の物語がどうこうは言いにくいが、それでも山あり谷ありでなかなか燃える流れのアークではあったよなあ。一流から超一流に至るその過程、ゾーンを手に入れたのがやっとこのアークの終盤だったし、成長のお話としてもいい流れ。
このシーズン最初が中央舞台における期待の新人で、終わりには押しも押されぬトッププレイヤーウマ生の開始、ってとこ。つまりこっからはそのトップを維持することがメインになるワケで…今以上にキツい戦いになるワケだよなあ。ううん、それでも付き合っていきたいという気持ちはとてもありますしねえ。まあ、ここでアニメも終わりとはならんやろし、期待しておこう。
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