●しゃばけ・6話。仁吉の失恋話(千年前)。平安ヒロインにして江戸まで生きる妖が吉野、鈴をプレゼントしたるお相手が鈴君って名がいかにもそれっぽくていいな。永く生きて定命の人を待つという理外の女・吉野さんに井上喜久子はよくハマっている。そんな相手にただ付き従い尽くす仁吉/白澤って図は美しいねえ。このままのちゅうぶらりんな関係が続くといい、なんて虫のいい思いではあるが、その辺はまあ人ならざる妖のことだし…ううんどうだろ。
とまあ、時を越えて思い人を待ちつつもしょうもないチンピラに引っかかり「私はもうあの人のことが判らなくなったんだ」と嘆く吉野に、あなたはこの鈴の音に惑わされたのだ、この鈴は多分…と理路を以て諫める仁吉…という質量のある話を「若旦那が苦い薬を服む対価」として出してくる、そういうのがイキなんでしょうな。まあ、かっちょいいことではあります。
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