極端なスピード狂は依存症です。
この為に人生を駄目にした人も少なくないです。
時々報道で医師などの金持ちが、ポルシェやフェラーリで暴走して大事故を起こして逮捕されていますが、スピード依存症でしょう。
脳の仕組みはギャンブル依存症と同じです。
その刺激により快楽物質が出て良くないとわかっていてもやめられないのです。
デメリットがなければ、ただの良い趣味ですが、スピード依存症は自分の人生を壊したり、自分も死ぬ可能性がありますし、何より他人を殺してしまう可能性があります。
元々は重度のスピード依存症だった私ですが、今も運転は大好きな事ですが、依存症という意味では完治したと自覚しています。その治し方の経験談を書こうと思います。
スピード狂が身近にいる人、自分がスピード狂かもと思っている人は参考にしてください。
私は子供の頃から車のゲームとジェットコースターが大好きでした。
小学生の時は、毎年たまテックに行って、一日中ジェットコースターに乗っていました。
中学生の時は、うちが標高50メートルの丘の上にあったので、自分で自転車でコーナーリングを楽しめるコースを作って毎日高速度で駆け降りていました。
自分が異常かもと気付いたキッカケは高校2年生の時で、一発免許で中型自動二輪免許を取ったのですが、一発免許でも合格後に教習所で2日くらい講習を受けないといけないのですが、この時に教官3人から、「あなたの運転はヤバすぎる、あなたは100%事故で死ぬ」と言われた事です。教習所内でこんなに飛ばす初心者は見た事ないと言われました。
確かに当時は小型免許しかないのに400ccバイクで毎日峠に走りに行っていて、150キロ以上の速度を出すのを当たり前にしていました。死んでいてもおかしくなかったですね。
10代の頃は、基本いつも全開走行で、何回なったかわからないくらい免停になって、ついに20歳で免許取消3年の処分を受けました。(昭和天皇崩御の恩赦で2年に短縮)
この取消2年間は、本当に辛かったです。
それまで毎日依存症で走り込んでいたのが出来なくなったのですから。
でも友人や女の子と遊びに行く時は時々乗っていました。
また時々深夜に走りに行っていました。
一度、免許取消し中に交通機動隊と思われるパトカーに速度違反で追いかけられた事がありますが、ここで捕まったら逮捕されると思って全力で逃げました。なかなか振り切れなかったので、最後は国道1号線を右側通行(逆走)して逃げたら、諦めてくれました。
今思えば、やってる事が頭おかしいですね。
覚醒剤をやってる人がやめられず繰り返し逮捕されるのと同じ状況です。
同じ病気と言えます。
前置きが長くなりましたが、ここからが本題の治し方です。
免許取消しなって、自分でも自分の事がヤバイと思うようになりました。
治す為に一番大事なのは、事故や免許取消や逮捕や大怪我などのキッカケが必要で、その時に自覚を持てるかです。
私も一応反省して考えました。
考えた結果、バイクの免許は取り直さないで、バイクは原付のみにしました。
バーディー50を4代、その後バーディー90を3代乗り継ぎました。
バーディー90にした理由は、二段階右折が面倒なのと、50ccは白バイに狙われるのと、50cc並みに遅い原付二種だったからです。
車はミニバンのエスティマを買いました。
この理由は、遅いバイクと車に乗れば、飛ばしたくても物理的に余り飛ばせないからです。
これはスピード狂を治すのに凄い効果がありました。
それまで競争が大好きでしたが、エスティマと原付に乗っている時は絶対に勝てないので、余り競争しなくなりました。
それまでバイクでも車でもほぼ負けなしで、抜かれた記憶は殆どないし、抜かれても必ず抜き返していましたが、エスティマと原付では抜かれるのが当たり前なので、抜かれる事に慣れるという効果がありました。
スピード狂の人は負けず嫌いで気性が激しい人が多いと思いますが、その矯正に効果がありました。
AE86では、峠や首都高メインではなく、ドリフトがメインに変えました。
競争ではなく、ドリフト技術の向上に方向性を変えました。
24歳までドリフトでの事故は何回もやりましたが、峠や首都高で競走するよりは安全です。
24歳以降は今でも雨の日限定でドリフトしていますが、33年間事故もスピンもしていません。自分では極めたと思っています。
ドリフトのスキルは覚えるまでは危ないですが、覚えてしまえば安全運転に繋がります。少しくらいタイヤが滑っても何でもないですから、雨の高速道路等で制御不能のスピンで大事故を起こす心配がないです。雪道も全く問題ないです。
バイクでも前輪も後輪も少しくらいタイヤが滑っても何とも思いません。
スピード狂は運転が好きな人が殆どだと思います。
好きの方向性を飛ばす事や速く走る事だけじゃなくて、安全運転の方向にも広げると良いです。
私は10年くらい前にツーリングクラブを作りましたが、その時にメンバーの走りを見て「これはいつ事故ってもおかしくないぞ」という人が多数いたので、mixi でライテクブログを書こうと思いました。
ブログにしたのは、運転に関して直接何か言われたくないだろうから、個人ブログに書いて発信した方が良いなと思ったからです。仲間が事故で死ぬのを見たくないですからね。
こういうブログを書く事は、自分自身のスピード狂を治す事にも効果がありました。
偉そうに書いているのだから、自分が事故を起こすような運転をする訳にいかないと思うという効果がありました。
私はバイクで16才から41年間、自分に過失がつく事故を起こした事がありません。(転倒除く)
コーナーでのスリップダウンの転倒も、公道でもクローズドコースでも18才を最後に39年していないです。
車で自分に過失がつく事故も、20才以降37年していないです。(ドリフトでのスピン自爆事故を除く)
子供や妻に運転を教えるのもスピード狂を治す為の効果がありました。
子供の手本になる運転をしないといけないなと自覚が出ました。
私の運転を真似して欲しくないなと思いました。
子供には、走り屋になって欲しくなかったので、なるべくバイクや車の話はしないようにしてきました。うちの子は原付以外のバイクは禁止です。笑
ゲームも効果があります。
ゲームで毎日時速300キロとか出していると、別に公道でそんなに飛ばさなくて良いなと思えたりします。
YouTubeで事故動画を沢山見る事も効果があります。
沢山見ると速度や速度差で物理的に避けられない領域がある事に気付けます。
このようにやってきた事により、今は完全にスピード狂が治ったと思います。
沢山の自主規制のルールを持っています。
速度の自主規制のルールは、何か出てくる可能性のある道では法定速度の1.5倍まで、人や車の飛び出しがない道では法定速度の2倍まで、100%何も出て来ない道では制限なし、と決めています。
普通の人から見たら、それでも速過ぎると感じるでしょうが、自分でコントロール出来ているので、もう依存症ではないです。
競争もしません。(人からはそう見える時があるかもしれませんが、自分の中では競争していません。マイルールを超えたり、事故が起きる可能性があるなと思ったら速度を落とします。競争は簡単に危険領域の速度に入ってしまうので、事故になりやすいです。)
追い抜きや擦り抜けの速度差も原則20から30キロ差と決めています。(40キロ以上の速度差で抜く人は事故になるリスクがあるのでスピード狂だと思います)
スピード依存症かもという身近な人がいたら、参考に読んで貰ってください。
スピード狂の人の車やバイクには家族であっても乗らない事をお勧めします。
彼らの殆どは自分の腕を過信しています。
スピード狂の人は運転が上手い事が多いので余り事故を起こしませんが、事故は悪い事が重なった時に起きるので、彼らのスピード狂が治らない限りは、いつか必ず大事故を起こします。
報道でよく見る速度が原因の大事故は、そういう人が起こしている事が多いです。
バイクで自爆と同じくらい死亡事故の原因となっている右直事故は、大型スーパースポーツが最も多いです。
スピード狂のライダーは右直事故で死ぬ可能性が高いです。
物理的に右直事故を避けられない速度域があります。スピード狂のライダーは感覚が麻痺しているので、その速度で交差点に入ってしまうのです。
交差点外で起こる右直事故の方が避けられないので怖いのですが、彼らは1ミリもその可能性を考えていません。だから尋常じゃない速度を出せるのです。
運転より大事な事が見つかれば、飛ばす事がくだらない事と思える可能性があります。
走り屋が結婚がキッカケでスポーツカーから降りるというのはその典型です。
今話題の高市早苗さんは、国会議員が怪我をして国会を休むわけにはいかないという理由で、38歳の時にバイクを降りたそうです。
スピード狂(依存症)と自覚している人は、大型バイクを降りる事をお勧め致します。
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