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2025年06月13日19:09

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アニメ話・中善寺先生/ジークアクス/アポカリプスホテル

●中善寺先生物怪講義録・10話。2話構成の前半はなんかこう、控え目な美術系お嬢さんがうっかりであれこれするというかわいらしいお話で、ギミックとしてブラウニーが出てくる。…ブラウニーっていうかスマーフだなこれ。スマーフってそもそも何なんだっけと検索したら明確にコレという種族は無くて、ベルギーの作者が想像した架空の妖精らしい。そうなんだ…。

ゲスト女子のリエさん、おとなしいメガネっこさんだけど恋路の為なら大胆にヤる、というキャラ付けがこれまたかわいらしくて良かった。…ま、多分、あんまし報われない恋でしょうけどね。

後半はサロメの生首。主題からして演劇がトリックの主体だろうなと思ったらその通り。ちょっとした恋愛要素がブレの要因にはなるが、京極堂が言及した聖書の原典とオスカー・ワイルドの戯曲の精神的/政治的な差異はあまり関係が無い。そこら辺が濃厚に絡むと京極堂本編の生々しさが出ちゃうから、この程度でいいのかもしれない。

ラストにカメオとして川島新造が登場。横に居る審査員のおねーさんがちょっと素人くさい演技だったので誰だろなと思ったら作者の志水アキその人でした…というより、川新の方が京極夏彦だったのかよ。マジで気付かなかったというか、やっぱこの人は演技が上手すぎる。上手すぎてカメオ的な扱いになってないんですよ!

●機動戦士ガンダムジークアクス・10話。ギレン・キシリア会談の決裂(?)後、キシリア近衛隊によるイオマグヌッソ強襲バトル。パワーのデカブツ・ビグザム相手にギャンとジフレドの速度及びゼロ距離でのツッカケがかっこいい。まー確かに主人公補正無いなら無双されるだろうな、というビグザムの無法な強さも出てて割と好き。

今んとこ表面上、マチュは恵まれたスタートで才能にも優れるが精神性のモチベーションの裏付けが薄い、ニャアンは苦労を重ねた経歴ながら努力と強い精神性を持つ、という類型に見える。天才型と秀才型みたいな感じ? 無論これがこのまま続くかは判らんけどね。そのメンターとしてのシャリアとキシリア、それぞれ視線を相手のレベルに落として懐から懐柔にかかる手腕は共通してんだよね。双方ともに曰くある銃を託すという、かなり強めの対称性をあえて持ち込んでんのはダブル主人公って構図の強調でしょう。巨大トンデモ兵器内で一対一というシチュも作ってもらって、とりあえず次回正面激突ですかね。

ニャアンがキシリアの教唆(とシュウちゃん心)にてイオマグヌッソを起動させてア・バオア・クーを消し去るとこ、ははあ…コアにエルメス使って能動的にゼクノヴァを起こしてんのか。これはなかなかエグい兵器。同時に、向こうの世界を希求する者にとってはこれしかないツールでもあると。シャアが関与してるのはその別次元になんかご用があるんでしょうけどね。アムロか?

いろいろ。 ・満を持して登場し一瞬で退場のギレン総帥に山寺宏一。なんかこう、大看板の二代目役として便利過ぎる立ち位置になってきたねえ。こういうキャスティングを大塚明夫とシェアしてる感じですな。横に居るあからさまな虎の威を借るお飾り秘書、まあギレンが出てくるなら付いてくるよなというキャラ、声が豊崎愛生さんってのはこれまた強いなー。この人もガチからフニャまで何でもやれるからなあ。 ・ニャアンが密書を開くとこ、なんか「捕大作」思い出した。 ・イオマグヌッソの主任研究員、レオ・レオニが檜山声で無駄にヒーローっぽいのがなんか可笑しい。前回も言うたけどなんでレオ・レオニ? って思ったら予告でアルファ殺しとか言うてるし、向こうの世界がらみで「平行植物」が元ネタか。にしては扱い悪いぞ!

・あまり関係ない思い出しネタとして、タモリがイタリア大使館のレセプションに呼ばれてついでに一芸を乞われ、「ナポリの裏町のドラ息子とゴロツキ悪友と肝っ玉母さんの即興寸劇」を例のデタラメイタリア語で一幕やり切り、居合わせたイタリア人たちは椅子からずり落ちて笑っていた…という話を安野光雅がエッセイに書いてて、後年その場にレオ・レオニも居たと聞いて「俺の好きな人勢ぞろいじゃん!」と思ったという、それだけです。確か安野光雅「算私語録」のどれかだったかな。手元に本が無いので確かじゃないけど。この時レオニとタモリはデタラメイタリア語で会話していたらしい。スゲエな。

●アポカリプスホテル・10話。ホテルとなると欠かせないのはサスペンススリラーミステリ。てことで客が被害者の殺人事件が発生しちゃうのはいいが(よくない)、主人公たちヤチヨさんとポン子さんのやることが徹頭徹尾事件の隠蔽ってのが実にひどい。あんなしんみりしたアバンしといてこれ…というか、本編のすっとこどっこいさを際立たせる為のちょっといいエピソードなんだな。うん、この作品のことが少しわかってきたかもしれない。この期に及んで。

なんかかんかで死体隠しの不謹慎コメディとしてよく出来てて、その理由の一つが主人公…主にヤチヨさんのホテル業務第一過ぎる倫理観にあるんだけど、「地球の法律なら死体遺棄は3年程度」ならば数百年過ごしてきた自分たちにとっちゃ割とどうでもいいな…という気付きは良かった(よくない)。あと劇中の2時間ドラマ、リアル寄せの作画が印象的でよかった。あと丸越米一郎って人が出てきた。断崖も。

宇宙人デカに津田健次郎、シヴい声にバカシチュエーションで楽しそう。ポン子の娘に木野日菜、相変わらずこの手のお嬢さんやらせるとすげえ自然過ぎてリアルお子さんみたい。初っ端の謎宇宙人の安達貴英という方、あんま聞いたことないな…と思って検索したらものすげえ数の海外吹替えやってた。なるほどそういう存在感が必要とされたのね…。そうかなあ…。
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