●ダンダダン・4話。VSターボババア本戦。星子ばあちゃんも恐れるマジモンの怪異であるターボババアに勝つために、彼女の絶対的自信・アイデンティティである足の速さで挑発して展開を誘導する…ってのがすごく寓話の妖怪譚っぽい。その後も彼ら二人の能力と舞台ギミックを駆使してエリア外へと逃げる、アイデアと行き当たりばったり混然一体のアクションシーケンス、作画と演出がすばらしい。
地縛霊カニと団地乗り越えて走り飛ぶシーンはマインドゲームのクライマックス思い出し、湯浅っぽさを感じたりする。あと地味ながら細かいとこの芝居も良くて、ゾンビとカニの狭間で脱走を決意した辺り、オカルンがモモの手を引いて立たせるとこの「トッ、トトッ」って感じの脚の動きがなんか刺さった。こんな芝居、コンテ段階でいくらでも削れるだろうにわざわざ面倒な作画をやらかす。…カネと手間かかってんなあ…。
この辺のBGM、アレンジ版のウィリアム・テル序曲からシームレスに天国と地獄。海外配信もある本作だが、このネタ…日本の運動会での定番曲ですよ、ってニュアンスは伝えられんなこれ。とまれ、この辺の爆走する話の勢いとカタルシスは感心しました。ようまとめたなこの尺で。
オカルン、見た目も趣味も好きなことになると見境なくしゃべりだすとこもテンプレのオタクキャラなんだけど、なんかあったら躊躇なく言い返すツッコミとしての反応の良さがあるので画面が持つんだよね。一方のモモちゃんは、とっても漢気にあふれてるのが素敵であり、そのベースの上にちゃんとお嬢さんが乗っかってるのがよろしい。いいコンビだよ、この二人。
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