mixiユーザー(id:415360)

2024年08月04日14:04

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林譲治『知能侵蝕3』を読んだ

この作家が『侵略者の平和』から求めている異星文明同士の接触と交流へ到る主題に列なる新作の三巻目。
様々な作品で様々な異星文明を描いて来たが、本作ではどんな異星文明なのか? 話の中盤で具体的な姿が明示される事は無い。行動から思考法や文化を推測していき、その出身星系を想像し、やがて正体が明かされるだろう道筋は踏襲されている。
この作家が優れている点は、相互理解に向かって話が進む過程ではいくらでも不幸で悲惨な擦れ違いが起こったりする冷徹さだ。必ずしも平和裏に異星交流が成立する訳ではないだろう現実を突き付けて来る。

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