色々な要素が絡み合って、風呂敷は大きく広がる。畳む必要はないとは思うけど、しっかり話を進めて追いて行けるように書いているのか?
今のところ、少し中ダレしたが緊張感は保っている。
11/24:280ページ
太陽系から隔たった宇宙は過酷だ。環境ばかりでなく人の行動も。
様々な残虐行為の後を目にしながら、ファーガスは課題に対処する。動じていては生きていけない。生き抜ける事が重要だ。物語りには現実離れが必要だな。
地球発の文明が支配する世界には異星人文明との接触もある。宇宙ステーション社会の内紛にも、異星人の驚異は干渉して来る。
スペースオペラだなあ。
異星人はファーガソンに注目しているらしい。それでこそ宇宙SFの主人公だな。
標的の船のコードを解明する傍ら、船に接近する仕掛けを作る。系外宇宙でも大人の玩具はあるんだな、しかも無重力でも使える。
この作品を映像化するなら、マリは是非とも浜辺美波にして「わたし、用意周到なの」と云って欲しい。主要な人物だが、ここまでお転婆で破天荒で屈折しているとは。なかなかの御仁だ。
見込み通り船の制御を奪い、船を操る事が出来たと思ったが、敵も一筋縄ではいかない。ステーション社会の各陣営の複雑な力関係が絡み合って危機。
どう切り抜けるファーガスよ!
ファーガスは生き延びるが、関わった人間はとばっちりを食らう。それくらいでないと騒ぎの中心にはならないな。兎に角生抜けろ!
ギルガーはとんでもない憎悪と陰謀の塊だな。
船を取り戻し、愈々冥王星へ帰ろうとしたが、そうは巧く事は運ばない。
ギルガーを超える妄執で人を殺す男グラフは確信犯だな。
11/25:366ページ
グラフに刺され、危機的状況に陥ったファーガスは、何故か傷が癒えた状態で目覚めた。一旦は船の事から離れ、火星に向かう事になる。船の制御奪還で解決かと思ったら、まだ話半ばだ。これから舞台が広がる。
ファーガスに色々と云うけど、結局マリは行動を共にする運命にあるらしい。でもステーションから出た事のないマリは惑星の環境におっかなびっくり。生育環境の違いはSFでは重要な考察の項目だな。
しかし「火星は何兆光年ものかなただ。」ってどんな宇宙なんだよ。
それはそれとして、活動の舞台は火星だ。その間にファーガスの来し方が語られる。やや冗長だが、先の話に繋がるのか。
ファーガスはステーション近傍で、異星人に何かされていた。傷も癒されたが改造人間らしい。愈々マリに「用意周到」と云って貰わないとな。
友好的な異星人との接触も描かれ、王道の宇宙SFだ。
火星は嘗ての独立運動が燻っている社会状況だ。ファーガスも深く関わっていた。
数年間は姿を消していたが、過去この先の展開を左右するのか。マリはどう反応し、どんな役割を担うのか?
再びステーションに戻るのか?
ログインしてコメントを確認・投稿する