あの『三体』に先立って書かれた作者のデビュー作。取り掛かりだが、『三体』の調子は既に窺える。
その他、劉慈欣を構成するSF作品の雰囲気がしっかりと焚き込められている。ワクワクするなあ。
プロローグ
小松左京のジュブナイルの様な出だしだ。何が起こるのかワクワクするな。まずは主役になる子供たちの大雑把な紹介。
第一章
いきなりトンデモ宇宙物理学が展開される。野尻包助『太陽の簒奪者』での明の時代の記録を思わせるが、この話ではハーシェルが異常な天体現象を見逃してしまうところが何とも。
子供たちは目撃してしまった。
三方行成『トランスヒューマンガンマ線バースト童話集』でも書かれているが、それはとんでもない現象だ。地球の電気や電波は滅茶苦茶になる。
そして、目に見えない所で人体に変化が。
第二章-60ページ
子供たちは選抜された。深く静かに潜航して進む事態に対応する為に、国が動いた。
「子どもが使うには最適だろう」← バトル・ロワイヤルだぁっ!
「母親は理工系です」← 肝心なとこ。
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