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2022年02月01日20:18

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【記録】二千六百八十二年(令四年)一月に読んだ本

大物が多かった。SF以外もあった。

2022年1月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3272ページ
ナイス数:36ナイス

https://bookmeter.com/users/1615/summary/monthly/2022/1
■ロンギヌスの聖痕【上下合本版】 [Kindl]
日本人には馴染みがないが、耶蘇教的伝承と陰謀論とオカルト。
何でか量子論が出て来たとたんSF味が無くなるんだよな。
でも、主人公が有能な研究者で腕っ節が強くて大酒のみで女誑しで魅力的。
あれよあれよと云う展開で読み進めた。
しかしバチカンってのは陰謀とオカルトの総本山だよなあ。
読了日:01月31日 著者:グレン・クーパー
https://bookmeter.com/books/14686736

■教養として学んでおきたい女性天皇 (マイナビ新書) [Kindl]
歴史書と云うのは例え正史であっても信頼できない部分がある。起きた事件の記述はあるが、そのことの意義は執筆者の意図が反映されていたりする。勝者の歴史と云う言葉がある。
同じ時代を記述した別の資料を参照・比較したり、考古学的物証を併せて読み解いていくのが歴史学だろう。
そんな知的冒険を味わわせてくれた。
読了日:01月29日 著者:原田実
https://bookmeter.com/books/19154630

■大日本帝国の銀河 5 (ハヤカワ文庫JA) [Kindl]
仮想戦記でファーストコンタクトSF、そして人類が惑星間世界へと進出。
幼年期の終わりへの敬慕と、三体・黒暗森林の懐疑連鎖への作者なりの解釈が綴られる。
生物種とはどういうことか、知性と対話の難しさ。生存圏の拡大と衝突。
地球人類に未来はあると思いたい。
読了日:01月27日 著者:林 譲治
https://bookmeter.com/books/19293413

■天才感染症 【上下合本版】 (竹書房文庫) [Kindl]
パンデミックSFとしての面もあるが、出版はSARS-Cov-2蔓延より前だし、相手はウイルスではなく真菌類だ。
寧ろ生物種同士が地球環境での優位性を争った攻防戦だ。
明確な意志ではなく、動機付けをされた人類が真菌の利便の為の行動を取ってしまうと云う状況は恐ろしい。自発的な行動が人類を核攻撃による滅亡に追い込むのだ。
事態は収束した様に見えて、「あのゴジラが最後の一匹ではない」未来を予測して物語は閉じる。
読了日:01月23日 著者:デイヴィッド・ウォルトン
https://bookmeter.com/books/13278003

■SFマガジン 2022年 2月号
SF界は、文学でなく文芸としてのSFを認識し志向している。
そこには評論あり、論文あり人間の知的活動にかかわるすべてが目指すべきものとして意識される。
読了日:01月20日 著者:
https://bookmeter.com/books/19156934

■バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) [Kindl]
現役の研究者のフィールド枠の記録は面白い。
とんでもない状況で頑張る人は美しい。
書影見て北野勇作の新刊かと思ってしまったのは内緒だ。

読了日:01月16日 著者:前野 ウルド 浩太郎
https://bookmeter.com/books/11942571

■物理学者、SF映画にハマる〜「時間」と「宇宙」を巡る考察〜 (光文社新書) [Kindl]
時間溯行については実証されていないので難しい。それでも、最新の知見を用いて解釈する論理の展開が面白い。
読了日:01月11日 著者:高水 裕一
https://bookmeter.com/books/18897633

■プロジェクト・ヘイル・メアリー 下 [Kindl]
これが僕が読みたいSFだ! と云う欲求にピッタリとハマる傑作だ。
ロッキーの生物学的設定が魅力的で、生理構造が言動にしっかり現われている。
回想の地上パートもなかなかにトンデモな科学理論が炸裂していていい。温暖化させなきゃならない理由付けが作品の主題なんだよな。
ツッコミどころはあった。読んでいて、「えっ?」と引っ掛ったのは、加速している宇宙船の推力が無くなっても等速運動に移行するだけで静止はしないだろうね。
読了日:01月08日 著者:アンディ ウィアー
https://bookmeter.com/books/19159079

■プロジェクト・ヘイル・メアリー 上 [Kindl]
SFの醍醐味。
何があっても科学的思考を忘れない主人公は愛すべき人物だ。
地球外知的生命体とのコミュニケーションは楽観的に過ぎる気もするが、そうでなくちゃ話にならない。
スタラット氏は理想のリーダーだな。
映画化されるそうだが、『オデッセイ』のラストのグローブを破ってゴールするみたいな、総てをぶち壊す演出は無しにして欲しい。
ワクワクして下巻を読み始める。
読了日:01月05日 著者:アンディ ウィアー
https://bookmeter.com/books/19147366


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