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2021年03月01日00:17

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バンクさせるのが怖い人へ リーンアウトの勧め

バイクに乗って数年以内の人とか、年数は乗ってるけど、たまにしか乗らない人の中には、バイクをバンクするのが怖い人がいると思います。
そういう人にお勧めな方法は、リーンアウトを多用してみてください。

リーンアウトって、他のライディングフォームに比べてタイヤが滑りやすいとよく書いてありますが、それは、おおむね嘘です。

ただし、タイヤの設計上、エッジが浅いタイヤがありますので、こういう場合は接地面積が少なくなってしまうので例外ですが、バックステップ等で60度とかのバンク角が取れるバイク以外は、気にする必要はありません。
ノーマルのバイクは45度ぐらいでステップ等が接地してしまう事が普通なので、リーンアウトが他のライディングフォームより特別タイヤが滑りやすいという事はありません。
他のライディングフォームだと、同じ速度だとバンク角が浅くなるので、安心感があるだけです。
細かい事まで言えば、フルバンクだと更にバンク出来ないので、どこか擦ってしまいタイヤの荷重が減りますから、そういう意味では事実とも言えますが、リーンアウトが滑り易いというのは、誤解の部分が大きいです。

なので、バンクさせるのが怖い人は、リーンアウトで、どんどんフルバンクにチャレンジしてください。
ハングオフやリーンインならタイヤが滑り出してしまうバンク角でも、リーンアウトなら滑りません。
現在の日本車についてるほとんどのノーマルタイヤは、リーンアウトならフルバンクでも滑らない事が普通です。
リーンアウトでフルバンクに慣れてから、他のライディングフォームもやっていくのが、怖さを解消するには良いと思います。

アジア等からの並行輸入車とかに付いている得体の知れないタイヤは、リーンアウトでも滑るので気をつけてください。
あと、新品で皮剥きされてないタイヤや、古いタイヤも滑るのでフルバンクにしてはいけません。
得体の知れないタイヤは、わざとタイヤを滑らしたい人以外は、早々に替えたほうが良いと思います。

リーンアウトのメリットの一つは、安定感の低い超低速コーナーなどでもバランスが取り易い事です。
滑りやすい路面やタイヤでもコントロールしやすいフォームです。
オフロードやオートレースで、リーンアウトが多用されている事がそれを証明しています。

リーンアウトの他のメリットとしては、コーナー途中での向き変えがしやすいです。
これはなぜかと言うと、コーナーリングにおいて、重心半径が最も小さくなるのが理由の一つです。
フィギュアスケートの選手が高速でコマのように回る時に手足を畳むのと同じ理屈です。
また、スキーのターン(ウエーデルン)がリーンアウトなのと同じ理由です。スキーでも大回転等の高速コーナーでは、リーンウイズやリーンインのフォームも使ってると思います。(リーンアウトが高速コーナーでは使えないという事ではない。高速コーナーでも向き変えしやすいフォームです。)
その他、他のフォームに比べると同速度でのバンク角が深くなるので小回り出来ます。バンク角が深いと、実質ホイールをワンサイズ小さくしたのと同じような効果が出て小回りしやすくなります。ハンドルが切れ込んでいきやすく自然に内側に荷重がかかる事も理由です。バイクにはバンク角を深くしていくのに応じて、ハンドルが自然に切れ込んでいく特徴があります。(セルフステア)
インに切れ込みさせたくない時は、意識的にステアリングを逆に切ったり、バンク角を戻したり、または意識的にハンドルを先に切ったりして調整します。

リーンアウトはシートの内側への荷重や上半身を内側に入れて荷重しなくても、タイヤの内側に荷重が掛かります。いろいろなところを意識しなくても曲がるので、初級者にはお勧めのライディングフォームです。
リーンアウトであれば、「あっ、曲がらない!」と思う事はあまりないはずです。
リーンインだと意識してハンドルを内側に切れるようにしないといけないですが、リーンアウトはハンドルが内側に切れ込みやすいし、意識しなくてもタイヤの内側に荷重がかかります。
リーンウイズは、荷重、ステアリング、バンクとも意識して曲がったほうが良いですが、リーンアウトはバンクさせれば自然に曲がっていく力が強いです。他のライディングフォームに比べて、荷重とステアリングの意識が弱くても曲がります。

公道では、よほど速く走りたい時以外は、全てのコーナーをリーンアウトでも問題なくスムーズにクリアーできます。
直線パイロンスラロームでは、リーンアウトが最速のライディングフォームです。最も早く切り返しが出来ます。
バンクさせるのが怖い人は、まずリーンアウトで深いバンク角に慣れるといいです。
ただし、調子に乗ってフルバンクをしていると、ステップやスタンドやミッションケースやクランクケース等を擦り過ぎて、リアタイヤが浮いて転ぶので、ほどほどにしてください。
深いバンク角に慣れてから、リーンウイズ、リーンイン、ハングオン、ハングオフと使い分けていけばいいと思います。
上手い人は公道で、けっこうリーンアウトを多用しています。
有名な元世界チャンピオンのレーサーが、ライディングフォームの基本はリーンアウトと言ってるくらいですから。

ただし、ライディングフォームの基本はリーンアウトというのは、オフロードやオートレースのような滑りやすい状況やUターン等の超低速コーナー以外は嘘と言っておきます。
なぜ嘘かと言うと、リーンアウトが基本だと、リーンインが使えないからです。
ライディングフォームの基本は、間違いなくリーンウイズです。
リーンウイズからは、瞬時にリーンアウトにもリーンインにも変えられますが、リーンアウトからリーンインに瞬時に変えられません。
リーンウイズで走って、状況によりリーンアウトとリーンインを自然に使うと、その時バランスが取りやすいフォームに臨機応変に出来るので、余裕のある安定した走りが出来ます。

リーンアウトのデメリットは、タイヤのグリップに余力がある時に、それ以上バンクできない事です。余裕でフルバンク出来るコーナーでは、故意にフルバンクさせる以外は、リーンアウトは使わないほうが良いです。懐がなくなります。
バンク角に対してタイヤのグリップに余裕がある時は、リーンインのほうがコーナーリング速度は速く出来ます。
また、リーンアウトは、切れ込み過ぎてしまう時があります。
なるべく大回りのラインどりをしたいコーナーでは、リーンアウトではなくリーンインを使ったほうが良いです。

リーンアウトを基本に走ってる時でも、ブレーキを残してコーナーに進入しない時は、コーナーの入り口部分はリーンインまたはリーンウイズから入って、リーンアウトに移行するのが良いです。
コーナーの入口からリーンアウトを使う場合は、少なくともアクセルオフでコーナーに進入しましょう。
定速や加速しながらコーナーに入る時は、リーンインまたはリーンウィズで入ったほうが曲がりやすいです。

このように状況によって臨機応変にライディングフォームを変化出来るのは、リーンウイズなので、基本はリーンウイズです。
リーンウィズでコーナーに進入して安定感が低かった場合は、瞬時にリーンアウトまたはリーンインにすると安定して曲がれる事があります。

リーンウィズの勧め
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1979239588&owner_id=1750116
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