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2020年04月04日20:09

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ハイサイドをおこさない方法

ライダーであれば、最も怖い事の一つにハイサイドがあると思います。
パニックブレーキと同じくらい怖い事だと感じている人が多いのではないでしょうか。
ハイサイドをおこさない方法があるのでしょうか?

結論を書くと、どんなに上手い人でも100%おこさないのは困難だと思います。
あえて、おこさないコツを書いてみると、

【自分でコントロールできないレベルでタイヤを流さない】ことだと思います。

私は34年前から4輪でドリフトをやっていますので、ハイサイド的なリアの動きは熟知しているつもりです。
4輪の場合は、ハイサイドのような動きをリアがしても、転倒しないので、まったく怖くありません。
2輪で、ハイサイド的な動きをリアタイヤがした時に、それを100%制御できる自信があるかというと、まったくありません。
不可能に感じます。

しかし、バイクで少しくらいタイヤが流れても、ハイサイドをおこさないコツは、得ているつもりです。
これは、上記に書いたように、自分でコントロールできるレベルかどうかにつきます。
自分でコントロールできないレベルでタイヤを流してしまった場合は、故意にハイサイドを避けるのは困難だと思っています。
私はスリップダウンの転倒は34年していません。
その間、ハイサイド的動きでの転倒が一度だけあります。

タイヤが流れる時は、当然タイヤのグリップの限界を超えた時ですが、
経験から流れる可能性がわかっている事が多いです。
この場合は、100%に近く、ハイサイドにならない自信があります。
前後ともに多少タイヤが流れたくらいなら、転倒しない自信があります。
こう感じるのは、4輪での豊富なドリフト経験や、2輪でもリアタイヤが流れた経験が100回以上はないと、このような自信は出てこないと思います。
近年のハイグリップタイヤでは、フルバンクでもタイヤはまったく流れない事が普通なので、永遠にそう思う事はないかもしれません。
上手になりたい人は、なるべくハイグリップタイヤをはかないほうが良いと思います。

バイクで、リアタイヤが滑る時のパターンは以下になります。
・リアブレーキの踏みすぎ。
・強力なフロント荷重により、リアタイヤの荷重が抜けた。
・アクセルオンによるパワーのかけすぎ。
・バンク角の限界。
・コーナーリング速度が速すぎる。
・バンクさせるのが早すぎる。
・リア荷重の意識の欠如。
・空気圧が少ない。
・空気圧が高すぎる。
・タイヤが古い。
・タイヤが冷えている。
・アジアンタイヤでグリップが低すぎる。
・路面の問題。
・後ろや横から他車にぶつけられた。
・セッティングがオーバーステア

このいずれの理由でもリアタイヤは滑りますし、ハイサイドは起き得ます。
ハイサイドを起こさないコツは、自分が予見できないレベルでタイヤを流さない事です。
急な挙動でリアタイヤを流した時が、特に危険です。
急な挙動で一気に流れた時は、完全にグリップを失っていてコントロール不能な事があります。
ムリ・ムダ・ムラのない運転で、自然にリアタイヤが流れる時は、ハイサイドになりにくいです。
一気に流れた時が危険です。
急な挙動をかけた時に、一気にリアが流れた場合は、一気にグリップが回復する時があります。
こうなったら、バイクの動きを制御するのは困難です。
リアタイヤのグリップが一気に回復して、一気にライダーもバイクも反対側に飛ばされます。
ハイサイドは、バイクのダメージもライダーのダメージも、非常に大きいものになりやすいので、できれば避けたいものです。

一般のライダーがハイサイドを起こさないコツは、基本タイヤを流さない事です。
常にタイヤのグリップの安全マージンをとっておけば、まれに流れてしまう事はあっても、ハイサイドにはならない可能性が高いです。
ハイサイドになる時は、急な動作をした事がきっかけで、タイヤが滑った時が多いです。
最も多いのは、アクセルの開けすぎです。
タイヤの限界を超えたパワーを急にかけて、大きくタイヤが滑り、アクセルを戻したらグリップが回復してハイサイドというのが最も典型的なパターンです。
タイヤが滑ったら、アクセルを戻すというのは基本なので、そこでアクセルを開けながらコントロールするのは、故意のドリフトや予見していたら可能ですが、突発的な滑りでは難しいです。
急にアクセルを開けて、リアタイアを突発的に滑らせない事が大事です。
滑り始めの初期のほうが、コントロールがしやすいので、ハイサイドまでいかないでリカバリー出来る可能性が高いです。
オーバーステアのバイクは危険です。リアに荷重が掛かり難いのです、意図せずにリアが大きく滑ってハイサイドしてしまう事があります。

バイクでも近年流行の、進入から流す派手なドリフト走行。
あれをやってるライダーは、相当なドリフト走行の経験を間違いなく持っています。
4輪での豊富なドリフト走行、豊富なオフロード経験のいずれかを持っていると思います。
派手じゃない、自然に流す進入からのドリフト走行をやっているライダーは、ほぼバイクのオンロード経験だけの可能性もあります。

バイクの進入からのドリフト走行をやってるライダーには下記の4パターンの方法あります。
(1)リアブレーキで流す。
(2)シフトダウンで流す。
(3)フロント荷重で、リアの荷重を抜いて流す。
(4)上記の複合で流す。
ほとんどの進入ドリフトライダーは、(1)か(2)か(4)です。
(1)か(2)か(4)の方法は、パフォーマンス的な要素が強く、実は速くなく、むしろ遅くなります。
(3)で進入ドリフトしてるライダーは、間違いなく速いし、尊敬に値します。(4輪の世界では普通にいくらでもいます)
私はユーチューブでしか見た事ありませんが、そのライダーは、サスペションのセッティングで、速いドリフトをしやすいバイクにしているはずです。

(1)(2)の見せるドリフトであるブレーキングドリフトからパワードリフトの移行は、無理に流しているので、ハイサイド的なグリップの回復をしやすいですが、その時にシート荷重を強くかけるとハイサイドしにくいという説があります。
私はバイクで故意の見せるドリフト走行をしないので、その真相はよくわかりません。


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