「なんで酒を飲んでるのかって? 酒を飲んでいる自分が恥ずかしいから、それを忘れるために酒を飲んでいるのさ」
――――『星の王子様』より
悪い習慣を止めるのは非常に困難が伴う。タバコ、アルコール、ギャンブル、買い物、インターネット、スマホetc. 現代社会は誘惑に満ちあふれている。
誘惑から逃げたくて、よくない習慣を「ストレス発散のために必要な行動」と思い込んでしまう。そして、我に返ってますます自分を責めてしまう。
それが本当にストレス発散に相応しい行動か否かは、「自分の子どもにすすめたいか」「その行動によって自分がさらに嫌いにならないか」といった問いかけをして決めよう。
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「立派にやり遂げたことの報酬は、立派にやり遂げたということである」
――――ヴォルテール
非喫煙者には喫煙者の苦しみがわからないし、ギャンブル依存症の人間を目にして馬鹿げていると思うかもしれない。
上記すべての気持ちがわかる人でも、白い粉と注射器をみて興奮するコカイン中毒者の気持ちは理解できまい。
要するに他人が習慣によって得られる「報酬」を自分が想像するのは難しいのである。
実は、良い習慣(早起き、片付け、トレーニング、資格勉強など)をしている人を見て、それを苦行にしか思えなくても、彼らは何らかの「報酬」を得ているのである。
それは達成感かもしれないし健康診断でAを貰うこと、お金に人からちやほやされることや試験合格かもしれない。ただ、その報酬をわれわれは想像できないだけなのだ。
特に、続けることによって得られる報酬は、想像が難しいし、実感するにも時間がかかる。
どんな報酬を得たいのか。苦しむだけが習慣化の道ではない。報酬を得られない「我慢」の時期と、報酬を得られる「努力」の時期があることを忘れないようにしよう。
そして、「我慢」の時期は、将来の報酬をイメージして、心のガソリンにできるかが成功の分かれ道となる。
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