■日馬の暴行問題、“本当のファンの本音” を集めると「引退は望まない」が多数
(週刊女性PRIME - 11月27日 18:30)
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私自身は本当のファンとは言えないが。職業柄「組織の不祥事」には多少の知識というかこだわりがある。
もともとの問題はいたってシンプルで日馬富士関が貴ノ岩関に行った暴行問題であり、刑事事件になる案件だ。そこに貴乃花親方の思惑(というか協会への不信感)が入り、事実が見えにくくなっている。おそらく組織的隠蔽を恐れてのことなのだろうが、なにせ親方本人がだんまりであればこれ以上は踏み込みようがない。
ただ法律に触れる重大な結果が判明した時点で(診断書が2枚あるなどと言われているが)多少の前後の経緯が増えたところで処分は不可避だろう。順当にいけば「引退」でけじめをつけるのが妥当であろう。
将棋連盟の三浦九段への拙速な処分の失敗のようにならないためにはなにせ「事実確認」が最優先されるべきで、それが見えない時点で予測やら妄想やらであーだこーだどーだといったところであまり意味はない。
前提がひっくり返ればすべてがひっくり返るのだから。
事実確認のためには両当事者の話がそろわなければならず、それを阻んでいる貴乃花親方にどうすれば協力してもらえるかを尋ねるしかないだろう。
それよりも気になったのが白鵬関の物言い行動や千秋楽後の行動だ。
「強けりゃいい」が通用するのは競技者としての枠組、「楽しませることだからいい」が通用するのは演者としての枠組みのことだ。
たとえばあの物言いは「裁定者である行司が決めること」を勝手に決める行為だからおかしいと思うし、千秋楽のあいさつも責任者である八角親方がやるべきことを横からマイクを分捕るがごとき勢いで行うのはおかしい。
白鵬関に悪気はないのだろうし、彼は彼で良かれと思ってやっていることとは思うが、個人の認識範囲だけでの独断専行は、全体にとっての裏目に出ることもよくあるものだ。
彼は「膿」を出すといったが、そもそも「膿」とは何のことか?そしてその膿を出す権利や役割は彼にあるのだろうか?
「本人に悪気のない迷惑な言動」は時として悪意がある場合より性質が悪いものだ。と再認識した。役割や権限の範囲で正当な手続きを経て糺していくべき性質の問題ではなかろうか?
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