事故を起こしたスキーバスのギアがニュートラルであったとの報道がありました。
これが事実なら人災です。
国土交通省のカメラでの事故車両の走行映像も公開されましたが、ほとんどブレーキが効いていません。
当たり前です。
ギアをニュートラルにしたら、排気ブレーキもエンジンブレーキも、リターダつきであればそれも利きません。
積載量の多い状態の大型車は、下り坂や速度がのってる状態ではフットブレーキだけでの急減速は出来ません。
また、フットブレーキも、大型車はエアブレーキである事が普通なので、ニュートラルの状態で多用すればコンプレーサーのエア圧が低くなって効かなくなります。
補助ブレーキが効いていない状態であれば、そこまでの上り坂でフットブレーキをほとんど使っていなくても1発の急ブレーキで軽いフェード状態にもなり得ます。(フェードはしてなかったとの報道があります)
大型二種免許を所持している人がする事ではないですが、このような悪い癖を持った運転手がいる事は事実です。(路線バス運転手にも多い)
ニュートラルで惰性で走れば燃費が良くなると思ってやっているのだと思います。
碓氷バイパスの長野側は、群馬側に比べるとカーブが緩やかで距離もあと少しなので軽く考えた可能性もあると思います。
運転手はブレーキが効かなくなって、軽いパニック状態になっていたと思います。
フットブレーキだけで減速できないのですから、補助ブレーキを使うためにギアを入れれば良いわけですが、電子制御のマニュアルミッションなので低速ギアに入れられなかったのだと思います。
普通車のオートマ車にもよくありますが、速度が出ている時は過回転防止のために低速ギアに入らないようになっているのです。
運転手は3速または4速に入れようとしたと思いますが、速度が70キロ以上出ていたので入らなかったのでしょう。一度5速または6速に入れてから補助ブレーキの操作+シフトダウン+フットブレーキをすれば良かったのです。
大型観光バスに乗って1ヶ月との事ですので、そのような機転がきかなかったのでしょう。
大型観光バスの乗車経験がない運転手への教育をしなかった会社の責任とも言えますが、上記が事実であれば、運転者の重過失と言える事故です。
可能性は高くないですが、上り坂は安全運転だったとの報道がありますから、複合的要因としてエアブレーキの凍結の可能性もあります。整備が悪く氷点下の上り坂でブレーキをあまり使わないとエアブレーキが凍結して効かなくなる事があります。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3814210z
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