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2026年08月20日06:03

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SAXのマンボから、行き先定めぬ連想の旅

いまSAXで「闘牛士のマンボ(マカレナ)」を練習している。
マンボはキューバが本場のラテン音楽だが、ふと、キューバでも闘牛をやっていたのだろうかと思った。

そこから、闘牛が興業として成立しているのはスペイン以外ではどこなのか、倒された牛は食肉になるのか、闘牛向きの気性の荒い牛を育てる牧場があるのか、などと疑問が次々わいてきて、ChatGPTとWikiで少し調べてみた。

その中で、アメリカの軍政下でキューバの闘牛が廃止された、という話に行き当たった。
ここから、アングロサクソン系の文化圏では闘牛がどう見られていたのか、少し垣間見えた気がする。
もっとも、これは私の勝手な推測なので、違っていたら教えてほしい。
ついでに、ローマ帝国には闘牛のような見世物があったのか、ということまで気になってきた。

逆に、人間同士がルールに従って戦うボクシングのような競技は、むしろアングロサクソンが広めた感じがする。
おっと、プロレスも忘れてはいけない。
こちらはラテンアメリカ(主にメキシコあたり)に行くと、マスクをかぶったレスラーたちの様式美の戦い、ルチャ・リブレの世界になるのだろう。
「様式美」なんて言い方をすると古舘伊知郎に怒られそうだが。

たしかに、セメントの真剣勝負を毎日毎日興行として続けていたら、選手の体がもたない。
その意味では、プロレスのあの形式には、ちゃんと興行としての知恵があるのだろう。

……などと考えているうちに、今度は競技スポーツとしての自転車に連想が飛んだ。
競輪と、オリンピックなどで行われる自転車競技と、ツール・ド・フランスのような長距離ロードレースとでは、同じ「自転車で戦う競技」でも、性格はかなり違うのだろうなと思う。

さらにそこから、自分が若い頃に東北を輪行旅行して、一日で最高200km移動し、くたくたでユースホステルにたどり着いた記憶へつながっていく。
若い頃には『サイクル野郎』という漫画があった。
たしか『少年キング』連載で、もう細部の記憶は薄れているが、あれは旅の漫画だったように思う。

そう考えると、『サイクル野郎』と『弱虫ペダル』は、どちらも自転車を題材にしながら、ずいぶん違う漫画である。
片や旅の匂いが濃く、片や競技の熱が濃い。
同じ自転車でも、見ている世界がかなり違う。

そうそう、同じ『週刊少年チャンピオン』には『750ライダー』もあった。
こちらもまた『弱虫ペダル』とはまるで違う世界である。
ついでに言えば、『釣りキチ三平』まで思い出したのだが、あれはチャンピオンではなく『週刊少年マガジン』だったはずで、記憶が少しごっちゃになっていた。

それにしても、あの頃の少年漫画誌(特に少年チャンピオン)は実に多彩だった。
『マカロニほうれん荘』『ブラック・ジャック』『750ライダー』『バラの進さま♡』――こうして並べるだけでも、ずいぶんすごい顔ぶれだと思う。
その当時は当たり前のように読んでいたが、いま振り返ると、なんとも贅沢な時代だったのだなあと感じる。

PS:そういえば、『振られ竜之介』という題名も、ふと記憶の底から浮かんできた。
内容をきれいに説明できるほど覚えているわけではないのに、題名だけが妙に残っている。
あの頃の漫画雑誌というのは、そういう断片的な記憶ごと、ひとつの時代の空気として身体に沈んでいるのかもしれない。

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