mixiユーザー(id:68785028)

2026年07月24日06:37

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自宅を離れると、読書が進む。

いま、自宅から離れた場所にいる。
そのためネットの常時接続がなく、WebやAIを使うにもスマホのギガを消費しなければならない。
オンライン小説やオンライン漫画をだらだら眺めて時間を潰す、といういつもの逃げ道がない。
この日記も、あらかじめ下書きを用意して、最短時間で投稿できるよう段取ってから送信している。

そんな環境でふと暇ができたとき、やることといえばまず読書になる。
ノートPCで手持ちの音楽ファイルをBGM代わりに流しながら、持参した本を読む。
ほかにできることがあまりないぶん、自然とページが進む。

普段の平行読書は、だいたい8本並列だ。
内訳は、紙の本が3冊、オンライン小説・漫画が5本ほど。
けれど今回は事情が違う。
この状況に合わせて特別に持ってきた紙の本は、次の2冊だけである。

中山七里『ヒポクラテスの誓い』(祥伝社文庫)
橋本幸士『ホログラフィー原理とは何か』(講談社ブルーバックス)
一冊は法医学ミステリ、もう一冊は現代物理学の最前線。
普段なら少し後回しにしがちな、ややこしめの本たちだ。
しかし今回は、これしか持ってきていない。
だからこそ逃げ場がなく、結果としていつもより速く読める。

読書は、環境にかなり左右される。
選択肢が多い自宅では、どうしても注意が散る。
けれど選択肢が絞られた場所では、本を読むことがいちばん自然な時間の使い方になる。
不便さのおかげで、かえって読書が進む。
便利さは時間を増やしてくれるが、集中を増やしてくれるとは限らない。
今回は、そんな当たり前のことを改めて思い出した。不便さのおかげで、かえって読書が進む。
そういうこともあるのだと思う。
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