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2026年06月11日18:53

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孫に振り回された半日

今日は、娘夫婦の家に行って、孫(二歳と少し)の面倒を見てきた。
風邪で熱が出て保育園には預けられないが、今日は両親ともどうしても外せない仕事があるという。そこで、早朝から車で一時間ほどの娘の家へ行き、親と交代した。

ところが、孫は声が少しかすれている以外、これといった症状はない。
体温も平熱より一度ほど高いだけで、本人はいたって元気だった。
むしろ、ジジとババに自分のお気に入りの本やおもちゃを紹介したくてたまらない様子で、こちらはその相手に振り回された半日だった。

自分の気に入らないおもちゃや本やおやつには、「いやだ」とはっきり言う。
とはいえ、一度も泣きわめいて困らされることはなかった。
そのあたりは、なかなかしっかりしている。

それにしても、「お婆ちゃん子は三文安い」ということわざの意味が、今日はよく分かった気がする。
何をしても可愛いので、怒らない、というより怒れない。
つまり、しつけもへったくれもないのである。
孫と遊ぶのは初めてではないが、これまではいつも母親である娘が一緒にいた。
叱る役はそちらに任せておけばよかったのだが、今日はそうはいかない。

それでも、二歳児というのは案外よく見ている。
私たち夫婦が、おやつを食べながら「折り紙でも持ってきて遊んであげればよかったね」と話していたのを聞いていたのか、あとで「これで遊んで」と指さした箱の中に折り紙が入っていた。
また、昼寝の前には牛乳を飲むとよく眠るので飲ませてほしい、と聞いていたのだが、こちらが何も言う前に、孫のほうが目をこすりながら「ぎゅうにゅう」と言ってきた。
昼寝のサインを、自分でちゃんと出してくれたわけである。
そのうえ、その時のお気に入りのタオルケットを指さして、上下が逆なら直そうとしたりもする。

うーん、二歳児というのは、こんなに気が利くものなのかと感心した。
その一方で、なかなか油断ならないな、とも少し思った。
毎日こんなふうに振り回されるのだとしたら、親は本当に大変だろう。
たった半日だったが、なかなか濃い時間だった。
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