●夢を見る。昭和時代の団地の台所みたいな場所で食事の席に着き、目の前のもこもこしたポテサラみたいな料理を見ている。皿の右端からスプーンですくって食すと「かつて恋人であった二人は戦火の中で別離し、終戦後に必死で生き抜いてきた男性の前に現れた謎の女はもしやあの恋人なのか…」という味がする。これは「朝の連続食事小説」というものである。名前からして毎日喰ったら話がどんどんつながっていくものらしい。
そこで視点が食事している者ではなく調理者に移って「さてこのあとどう物語を作ったものか」とドラえもんのフニャコフニャオネタっぽく悩むシーンが続き、そこで目が覚める。「具体的な文章のような味がする食材」ってのはいがらしみきおの「さばおり劇場」でそういうネタがあり、それを覚えてて夢に見たのだろうと思う。夢の中でそのシチュエーションは、画面の周囲が少し暗くなった映写機のような効果とともに動画としてのビジュアルで出てきて、同時に白抜きの文字列としても認識されていた。そういう夢。
ログインしてコメントを確認・投稿する