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2026年03月28日06:12

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私的、文学作品の深さ・浅さ(重さ・軽さ)

「深い」本は読むのに知的体力を必要とする。
人によってその作家は異なるけれど、私にとって典型的な「深い」文学を書く人は
高橋和巳、埴谷雄高、宮本輝など、あまりに深くて重いため気力が充実していないと読もうという気がおこらない。

適度に深いのは、小松左京、半村良、筒井康隆、宮部みゆき、塩野七生、宮城谷昌光などの著作群。
この辺りの作家の本は紙でも電子でも蔵書数が多い。読書体験のボリュームゾーン。
翻訳本ならトールキン、ハインライン、ゼラズニィ、クラークがこのゾーン。

割と軽くて読みやすいが消費してしまう(2回以上読もうとしない)がいわゆる「なろう」系。
「戦国小町苦労贉」や「理想のヒモ生活」などの例外はあるけど、チートが酷すぎて軽く、試練や成長を描くより、安易な達成・成功が描かれ、読みやすいけど残らない。
途中まで読んで初期設定や文体がわかるともう読み進む気が無くなってしまう。
なろう系もそうだけど、横山信義や羅門祐人など架空戦記もそのカテゴリー。佐藤大輔は例外中の例外。

昨日、ようやく読み終えた呉勝浩「爆弾」。めっちゃ手強かった、深さ・重さが最高レベル。でも、積ん読の待ち行列には(ちょっと読んだが)ハンナ・アーレント「人間の条件」という、これともレベチの本が待っている。
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