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2025年11月01日20:27

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アニメ話・しゃばけ/SANDA

●しゃばけ・5話。万能薬呉れっつって店に押しかけてきたビンボそうな男の対応をする一太郎若旦那。ミイラのことのようだが「あんなもんなんの効き目もない」と認識してんのはなかなかの商売人ではあるわな。その上で高値で取引できるってんで仕入れてるワケだし。しかし香りだの匂いだの言いだすに至ってちょいと風向きが変わる…という導入。ちょい前の暴漢の正体がこの男だったって種明かしはともかく、状況に謎が多くてまだまだ残尿感がありますわな。

幕間の同年代の若者同士のシーン、若旦那と隣の菓子屋兄妹の妙に世間的リアリティの盛られた会話が若旦那には辛い。世の中にはどうにもならんことがある、若旦那が急に元気はならんし妹御がこの坊っちゃんちに嫁ぐこともできん…と。それ聞いて一太郎坊っちゃんが「この才覚があるのに未だに不向きな菓子にかかずらわってるお前もな…」とも思うが、それも彼らの環境によって制限されるものでもある。ままならんねえ…。この辺、時代ものらしい台詞回しもあってなかなか雰囲気が出てて良かったな。

苦い薬を服むお駄賃として仁吉の失恋話をご一席、というちょっとしたクスグリみたいな語り起こしで、「あれは千年前…」と来る落差がバカバカしくて良い。こうなったら次回が楽しみなのはこっちも若旦那と同レベルだなあ。

●SANDA・5話。柳生田氏は柳生田先生となり、校長先生にキンタマ…心臓握られてどうしてもサンタを捉えなきゃなんないという危機。そこで一直線に三田にカチコミかけたら三田の方がサンタになんなくなって…という紆余曲折があり、結局呉越同舟で「どうしたもんか…」の相談会と相成る。なんだろうね、このオフビートかつすっとぼけた危機の流れは。

とまあその一方で、冬村さんは念願の小野さんに再々会する。どうにも色気づいてて「これは別人か?」と思ったらどうやらそれは大人になった…あるいは、そう思ってしまったことによるものらしい。そして大人になれば校長/国家から排斥される。そんな境目の不安定な彼らの後ろに、文字通り佇立するのが校長先生でして…ってとこでシメ。

いろんな方向から不安と不安定を煽る構造になってんなあ。「1か月終わらない台風」という異様なセッティングもそうだし、三田の婚約者として出てきたニコさんのキャラもそうだし…。国家によって番いにさせられた仮初のカップルとして出てきて、とことん「14歳の少年」としての三田を翻弄しくさる小悪魔あじ満点のお嬢さん。しかしそれもまた、大人の国家から見ればカワイイものなんだろうけどね。…しかし三田さんはニコさんにキッチリ動揺しつつ、「実際冬村のこと知れば知るほどかわいいし…」ですからね。うん、そうか。そうかあ。
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