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2025年08月29日20:58

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リアブレーキの練習の仕方(上級者向け)

10年前にこのブログで「リアブレーキをフロントブレーキより一瞬早く賭けろ」と書いた事がキッカケで、今では世間でその掛け方が当たり前になりました。
10年前までは同時に掛けるのが常識でした。教習所でもそう教えていました。
これ本当は同時で良いのですが、一瞬でもフロントが早く掛かったり、同時でもフロントの方を強く掛けると前下がりの姿勢が強くなってしまうので、特に高速からの急ブレーキの時は安定性が低くなるので、一瞬0.1秒でもリアから掛けるほうが良いのです。

10年前まではミニバイク以外のロードレースでは、リアブレーキを使わないのが当たり前でしたが、4年前にモトGPライダーの中上選手が「マルケスの真似してリアブレーキを使うようにした」とインタビューで発言してから、レースでもリアブレーキを使うのがブームになりました。

しかし今でもリアブレーキを使わないというレーサーはいます。
「モトGPライダーレベルじゃないと使うべきではない」と言ってる元日本チャンピオンもいます。
使わない方が良い理由は、足は繊細なコントロールが出来ないから、手でのコントロールに集中した方が良いと言っています。

それを聞いて私は「どんだけ下手なんだよ。それじゃあ世界は取れない訳だ」と本気で思いました。
車の一流レーサーは皆、足で繊細なブレーキのコントロールが出来ています。
つまり訓練すればバイクでも繊細なリアブレーキのコントロールは出来ます。
リアブレーキを極めている人に、フロントブレーキだけで勝つ事は出来ません。
前後の荷重コントロールのレベルが数段違います。

前置きが長くなりましたが、リアブレーキの練習の仕方を書きます。
レースで勝てるレベルになる為の練習方法です。前後の荷重コントロールのレベルの差が速さの差になります。
サーキットを走ってる時に一生懸命リアブレーキの練習しても上達はたかがしれています。
リアブレーキは、普段の公道走行で練習するのが良いです。
飛ばして練習する必要はありません。
公道では急ブレーキを掛ける事は殆どない筈ですから、フロントブレーキは補助的に使えば良いです。
エンジンブレーキとリアブレーキをメインに使ってください。
そうすれば特に努力しなくても、リアブレーキでの繊細なコントロールが出来るようになります。
超低速バランス走行やUターンや回転も、繊細なリアブレーキ操作の良い練習になります。(高いレベルでバランスを取る為には繊細なリアブレーキ操作が必要なので練習になります)

サーキットでは、ブレーキの掛け始めと、コーナーの進入からクリッピングあたりまでリアブレーキも使った方が良いので、公道でもその状況で必ずリアブレーキを使ってください。
これを習慣にするだけで、数年後には普通にリアブレーキを使いこなせるようになっています。
そうなったら、「リアブレーキを使わないなんて有り得ない」「使えない奴は下手くそ」と思うようになります。
ブレーキは理屈を知ってる事も大事ですが、それ以上に感覚を磨く事が大事です。

当たり前ですが、公道において普通以上の強いブレーキを掛ける時は、同等以上にフロントブレーキも使ってください。
今日はリアブレーキの練習方法を書きましたが、同等以上にフロントブレーキの練習も大事です。フロント急ブレーキの練習は普段の運転でするのではなく、故意に練習する機会を自分で作る必要があります。
ブレーキを極めているライダーは、前後別々に繊細にブレーキコントロールが出来ます。
マルケスが世界一速い理由は、これが一番の理由だと思います。(マルケスはモトGPでは左手でリアブレーキ掛けていますが)
近年は皆、マルケスの真似をして他のモトGPライダーもリアブレーキを使っていますが、まだ技術的にマルケスに追いついていないのです。



舐め掛けの練習方法
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1990155894&owner_id=1750116

フロントブレーキの使い方
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1981774139&owner_id=1750116

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