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2024年09月12日11:46

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ブレーキはバイクの姿勢の意識が大事(上級者向け)

中級レベル以上のライダーであれば、ブレーキを掛ける時に体の位置で掛かる荷重を意識してるライダーは多いと思います。

上級者になる為には、より細かい荷重コントロールする為にフォームや身体の位置だけじゃなく、バイク自体の姿勢がどうなっているかの意識が大事です。

特に最高速からフルブレーキする時は、安定感もその後のコーナリング速度も変わります。

私は9年前(2015年)にこのブログで「リアブレーキの使い方」という記事を書いて、一瞬リアブレーキを先に掛けろと世の中に発信しました。
今ではそれが当たり前になりましたが、当時はオンロードに関してそんな事を言っている人は誰もいませんでした。(オフロードでは昔からリアブレーキを先に掛けるのは常識だったそうです)
オンロードではブレーキは前後同時に掛けるのが常識でした。

サーキットに関してはリアブレーキを使わないのが常識でした。
それが今ではサーキットでもリアブレーキを使うのが常識になりました。
ただサーキットでリアブレーキを使うようになったのは私の記事がキッカケではなくて、マルケスの影響だと思います。

3年前2021年に中上選手がインタビューで、マルケスがリアブレーキを使っているので、真似してリアブレーキを使うようにしてると発言した事がキッカケです。
それで急速にサーキットでもリアブレーキを使うのが常識に変わりました。

リアブレーキを先に掛ける理由は、リアを先に沈めるような動きをバイクにさせたいからですが、厳密に言うと前後同時でも同じ動きをバイクはするのですが、0.01秒でもフロントブレーキが先に掛かるとバイクは前のめりの姿勢になってしまいます。
それを避ける為に0.1秒でもリアブレーキを先に掛ける意識でやったほうが良いです。

リアブレーキを先に掛けるとリアが先に下がる感覚になりますが、実は前後同時に下ります。
この前後同時に下げるバイクの姿勢が高速からのブレーキングではとても大事です。

フロントブレーキを先に掛けた場合のほうが初期制動は良いので、低速からのブレーキの場合はそれでも良いのですが、高速から大きく速度を落とす場合は長い時間ブレーキを掛けますので、特に後半での制動力がリアを先に掛けたほうが良くなります。
制動距離も短くでき、安定感も上がりますし、コーナーへの進入もしやすくなります。

一瞬リアブレーキを先に掛けた後は、0.5秒くらい前後のブレーキを同じくらいの感覚で掛けて前輪も後輪も下に押し付けたようなバイクの姿勢を作ります。

急減速以外の場合は、このまま前後同じくらいの感覚のブレーキの掛け方で良いのですが、急減速の場合はここから前ブレーキを強くしていきます。
バイクの姿勢は前のめりに変わっていきますが、前ブレーキだけの場合に比べると、リアタイヤも押し付けているので、前ブレーキの場合だけよりリアの制動力があるので、制動距離が短くなります。
この時のバイクの左右の姿勢は、出来る限り垂直です。

コーナーの進入に向けてフロントブレーキを緩めてバイクが前のめりになっている姿勢を戻していきます。
戻しながら僅かに内側に荷重を掛けます。
最もフロントタイヤの旋回力が出たと感じた所で、内側への荷重を強くしていきハンドルを内側に切っていきます。
この時に逆操舵やセルフステアは必要ありません。無駄です。

続いてバンク角も深くしていき、フルバンクになるクリッピングでの前後のバイクの姿勢は均等です。
クリッピング以降のバイクの姿勢はアクセルを開けてリア下りの感覚になりますが(実際はフロント上がり。リアは押し付けられますが余り下がっていません。)、フロントはウイリーさせないでフロントの旋回力も活用したほうが良いです。

この一連の流れを無意識にやってるライダーが多いと思いますが、バイクの姿勢への意識を上げる事によりレベルが上がり、より安全で速い走りが可能になります。是非試してみて下さい。
これが出来るようになると、逆操舵もセルフステアも基本的に必要ないと理解出来るようになります。
現在のモトGPのトップライダー達はこれが出来ています。



ブリッピングのコツ(上級ブレーキング)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1988620402&owner_id=1750116




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