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2024年06月07日19:23

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アニメ話・ダンジョン飯/怪異と乙女と神隠し

●ダンジョン飯・23話。センシの現状の一部を成す過去、四つ足の鷲と一行の末路。「ウミガメのスープ」の変奏曲であり、その不確定性に囚われて抜け出せないセンシのトラウマ話であるが、この作品ならではのギミック・キャラ設定を踏まえた上質な掌編となっている。…それを受けてのライオスの反応が「じゃ食べてみるかそこのグリフィン」であるのが最高にマッドで可笑しくて酷くて最高であり、さらにそこ越えてエエ話に持っていく構成も感心することこの上ないところなのだが、さらにさらにそっからシームレスに狂乱のバカ話につなぐ流れがどうかしてるよなあ。この一話で感情の上下で眩暈するわ。

てことで後半はチェンジリングによるキャラ属性交換話。言ってみれば二次創作的なTS…性別じゃなくて種族だからraceでTRか? をご本家でやらかす話でして、あとはもう九井先生の「こーなったらおもろいやろな」をただただ賞翫するシーケンスとなる。これまた可笑しくてしょうがなかった。いぬツミが作った肉まんに毛が混じってるのをそれはそれで誉めてるマルシルがいいと思います。つってたらいきなり終わった! 特別進行でOPをオミットしたり本編最後にスタッフロールを流しつつED削ったりすることはままあるけど、こういうダイレクトなEDカットはあまり見たことがない。詰め込んでんなあ。

あと、種族変更した各キャラにおいて、エルフセンシの中博史とトールマンチルチャックの泊明日菜のヘンテコ演技が特に冴え渡ってて良かった。中さん、あんな耽美演技できるんだ…ってのと泊さん、あんなゴツいおっさん声出せるんだ…ってのと。改めて声優ってすげえなあ。うん。

●怪異と乙女と神隠し・9話。冒頭はなぜかのどかさんのカラオケオンステージ。そんなビッグバジェットとは言えないこのアニメにしてはいろいろ結構な見せ場で、シリーズ構成中でココをおろそかにはできないという判断はまあ、正しいのではなかろうか。本編はそののどかさん、ご令嬢的ネグレクトっぽさの不満はありつつ、発露が開放的なのとこっそりVtuber見るってだけなのはホッとする具合なんですけども。…この辺の投げ銭とか仮想アイドルとかのネタも、しばらくしたら時代の断面みたいな回顧的情報になるんだろうなあ。

問題はそのVtuber「よるむん」について。突然の引退に大いにショック受けるのどかさんだが、よるむんは何故か異様な形で復活する。あらゆるパフォーマンスが上がるのどかさんの一方、日に日にやつれてゆくその体…ってのは要するに、牡丹灯籠だわなあ。お露さんがネット介してターゲットを手広くやらかしたらどうなるか…というね。貞子さんはもうその段階をとうにクリアしてるらしいですが、詳しくは知らない。

話のケツにまたもや斎藤千和のねこご一統(とこっちも結構めんどくさそうなダンス作画付き)。今んとこ話の周囲で不穏な雰囲気出しつつ踊ってるだけだけれども、さて。今回の話に関与してんのなら、なんとか「呪」を解いてお仲間になってほしいとこだけどねえ。
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