なんかちょっと『突変』的なクリーチャーも登場するし、表層的な設定を裏切って悲惨な状況だったりする。
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仮想現実の世界はファンタジーなのか。それは別として、会話が楽しめる。そして、この作者だから、どんでん返しが待っていだろう。
神話的な設定と電脳的舞台が相俟った不思議な魅力だ。
「考えるよりも、憎みなさい。」← これが根底なのか!
本の紹介には「ファンタジー」の文言があったけど、それに加えて『マーダーボット・ダイヤリー』的な電脳諜報宇宙戦争SFじゃないか。
この作者の魅力は、壮大で複雑な世界を、軽妙な語り口記述する事だな。魅き込まれる。
「神への信仰が強ければ、悪魔の力などには負けないわ」← 何か、どっかの国家の特殊部隊とか十字軍みたいだな。
「神はサイコロを振らない。」← 意図的だな。この世界にこの文言はなあ。
救いがあるのかないのか、第一部終了。何とも然もありなんな設定が下に透けてて、安心して読める。
造物主への疑問と反発。「神なんかくたばれっ」← この科白が出て来るんだよな。
最後の展開は、世界設定の根源に向かう大転回で、期待した通りのどんでん返しだった。
数値的な設定がカッチリと見えて来て、森岡浩之が扱う世界の一方向が見えて来た。
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