mixiユーザー(id:415360)

2023年12月19日19:11

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オラフ・ステープルドン『スターメイカー』を読み進めるのは苦行だった

あまりの壮大さ故に、途中で感想を書く事が出来なかった。

壮大なスペキュレイティブ・フィクション。何よりも叙事的な物語は一切なく、徹底的に想念だけが語られる。
科学的な知見としては、その時代の物であるのは仕方がないが、解釈が必ずしも論理的思考の産物ではない。そこがこの作家の特性ではある。
また数々の独自の用語は訳者自身も理解し切れていない事を告白しているが、感得する以外ないのだろう。
いずれにしろ、ここに記された叙述の一部を取り出せば、SFとして拡張できる画期的な「文学」と思える。時代が生んだ先駆的な思考実験だ。

神学的問題で云えば、偏っていることは見て取れる。そこが、この時代の欧州の世界精神なんだろう。
ステープルドンの短編群は、SFの先達的作品として価値があるのは確かだ。

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