はっきり云って第一作目のワクワクする興奮はなかった。あれは人間離れしたと云うか人外の怪物との戦いを制してボスキャラに迫る楽しさがあった。
第二作で一気に消え去り、今作も無かった。最後にちょっと来たかな。
何にしろ最初が最高傑作だな。
第二作では、せっかく山本千尋が出てるのに戦闘場面が無いのが馬鹿野郎―! だった。その分羌瘣の巫舞があったが。しかしこれを「みぶ」と読みのは無理があるぞ。「ふぶ」だろう。
河了貂も活劇なかったなあ。
一言で総括すると「吉沢亮は麗しい!」だ。一説によると嬴政生母趙姫はペルシア系であったそうで、嬴政も紅毛碧眼だったかも知れないという説も読んだことある。字も容貌も資料に記述が無いんだよな。
そうだ、主人公は信だった。信って戦術を建てる脳味噌あったのか。
作者の談では、実在の人物李信・有成がモデルだと云うが、史記に割に詳しく記録がある人物なんでなあ。もっと不詳の人物を弄る方が面白いんだがな。
舞台は馬用(陽)の戦い。史実では将軍王齮が歿するのだが、この人物は史記でも詳しく記述されていないんだな。
なんか、信が主人公だけど、王齮将軍の春秋の物語りみたいにも思える。別人とされているが同一人物説もある王齕は登場しないな。
嬴政の人質時代から帰還の辺りは、なんと申しましょうか、話を盛り過ぎ。その辺呂不韋が大きく関わってる筈なんだけどな。作者は呂不韋が嫌いなのかな?
楊端和は今作では絡まなかったが、最後に姿を見せた。次(きっとあるんだろう)では出るんだろう。最初、天海祐希の方が貫禄的に似合うんじゃないかと思ったけど長澤まさみもそれなりにいいな。
やべきょうすけは存在感が凄かった。
宮城谷昌光『奇貨居くべし』を併せて読むと面白さが増すぞ。
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映画の話題ではなく、全く違う話から出たツイート。
「姓は嬴、名は政、字は…ええと、う〜んと、何だその、あー、もう」← 史記にもその他の史書にも記述が見つからない。(KINGDOM IIIを観たばかり)
だから、漫画でも映画でも、信やその他の(親でも主君でもない)人が「政」と呼びかけるのはあり得ないんだけど、仕方がないんだろうか。
勝手に嬴政の字を作ってもいいんじゃないかとも思う。所詮はフィクションだし。
だから、コーエイのゲーム『真・三國無双』で兵士が「呂布が来たぞー!」と叫ぶ(虎牢関だっけかな)は、最初におかしいと思った。「呂奉先が来たぞー!」が自然だろう。
他の人物では、曹操に「孟徳よ」と呼びかけているのになあ。
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