特に気張ったわけではないがハイペースだったな。
2023年7月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2692ページ
ナイス数:26ナイス
https://bookmeter.com/users/1615/summary/monthly/2023/7
■ハイマール祭 (e-NOVELS) [Kindke]
田中哲弥には色々な面がある。脱力系ばかりじゃないけど、これも馬鹿馬鹿しさに彩られている作品だ。
これも民俗学的伝奇ロマンだな。
隔絶した僻地でも電気はあるし現代建築も建っている。だけど旧い風習が根強く生き残っていることもあるだろう。
熊の木音頭の忌み歌を歌ってしまう様に、外来者が何かを動かす。
読了日:07月28日 著者:田中哲弥
https://bookmeter.com/books/10519702
■グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船 (ハヤカワ文庫JA) [Kindke]
サイエンス・ロオマンスだねえ。そして、VR版サイバーパンクだ。
何とももどかしさと爽快感が並列する話だった。一人の少女のささやかで特殊な能力が並列宇宙同志を引き寄せた。
量子力学と仏教思想が見事に親和する事が証明され点は画期的だな。
読了日:07月28日 著者:高野 史緒
https://bookmeter.com/books/21463732
■超新星紀元 [Kindke]
ジュブナイルと云うか、子ども達が世界を動かす話なんだけど、作者の後の作品に通底する要素はしっかりある。
これがやりたくて作家になったんだな。
果して、子ども達が成長した冒険小説と云えるのかは、読み手の好みだ。俺は、鬱憤が溜ったぞ。
読了日:07月25日 著者:劉 慈欣
https://bookmeter.com/books/21466866
■猿駅 (e-NOVELS) [Kindke]
この作者の『大久保町』シリーズが大好きだ。あの、何とも云えず腑抜けた肩透かしが堪らない。反面、暗く救いのない不条理も能くする作家だ。主人公ばかりでなく登場人物全てを叩きのめそうとする残虐性が作者に見える。つい読んでしまうだよなあ。
読了日:07月17日 著者:田中哲弥
https://bookmeter.com/books/10090128
■天駆せよ法勝寺[長編版]序章 応信せよ尊勝寺-Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2022- 創元日本SFアンソロジー2022 [Kindke]
『天駆せよ―』の前日談となる長編のとば口。悪役の老僧が正義感に燃える若僧だった。六勝寺計画の概要が語られる。
そして、大いなる陰謀があることが示されるが、それは後に解明されるだろう。早く続きが読みたい!
作者は仏典と物理学をよく呑み込んでいるな。
読了日:07月17日 著者:八島 游舷
https://bookmeter.com/books/20329848
■天駆せよ法勝寺 -Sogen SF Short Story Prize Edition- 創元SF短編賞受賞作 [Kindke]
『AIとSF』では仏師ネタが三本被った。斯様に仏教とAIや宇宙は親和性が高い。
仏教にはほかの宗教とは違い、現実を反映した宇宙観があるからだ。造語である筈の佛理学の用語が違和なく染み透る。
読了日:07月17日 著者:八島 游舷
https://bookmeter.com/books/12872570
■未来経過観測員 [Kindke]
稚拙ではあるが、何かしら読み続けさせらるのは、先の展開が読めないから。SFじゃなくファアンタシーだな。
推敲が稚拙過ぎる。
読了日:07月16日 著者:田中空
https://bookmeter.com/books/21399726
■蒸気駆動の男 朝鮮王朝スチームパンク年代記 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) [Kindke]
昔、ある時、「敢えて李氏朝鮮とせず朝鮮王国でよい」と聞かされたことがある。概ね正しい。史記には[箕子朝鮮]の記述があるが伝説の域を出ない。
しかし今は半島北半部は政権が三代目迄世襲されている現状からして[金氏朝鮮王朝]が成立してしまった。
そんな今、李氏朝鮮王朝の史実を踏まえた虚構が複数のSF作家に拠って構築された。しかもスチームパンク縛りだ。
蒸気機関利用の状況については厳格な規定はないらしく、柔軟に様々な想像が凝らされている。
読了日:07月15日 著者:イ ソヨン,チョン ミョンソプ,パク エジン,キム イファン,パク ハル
https://bookmeter.com/books/21426339
■SFマガジン 2023年 08 月号 [雑誌]
マルドゥックシリーズ二十周年かあ。ずっと、ワクワクしながらつきあって来たんだな。なんといっても異形の者達がぞろぞろと蠢き、殺し合う描写がたまらなく気持ちよかった。
連載陣は、新たな展開を期待させる地点でに達している。
高野史緒さんの新作冒頭部が先行記載されたが、期待感目いっぱいの良作。刊行が楽しみだ。
読了日:07月12日 著者:
https://bookmeter.com/books/21380011
■七月七日 [Kindke]
中国(系アメリカ人)と日本人が各一編、他は韓国人作家。しかも済州島に嘗てあった「耽羅」がネタ。半島本土にもネタは在りそうなものだが。
もっと広くアジアのSFを期待したのだが、これはこれでヴァリエーション豊かに出来上っている。
読了日:07月11日 著者:ケン・リュウ,レジーナ・カンユー・ワン,ホン・ジウン,ナム・ユハ,ナム・セオ,藤井 太洋,クァク・ジェシク,イ・ヨンイン,ユン・ヨギョン,イ・ギョンヒ
https://bookmeter.com/books/21335054
■ツインスター・サイクロン・ランナウェイ3 (ハヤカワ文庫JA) [Kindke]
ハードSFとしてトンデモ惑星科学は健在だ。百合ネタに関しては、男性作家が書いてるんだ、仕方ないよな、と。全体としての評価は☆四つってとこか。
読了日:07月05日 著者:小川 一水
https://bookmeter.com/books/21386164
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