悪くはないんだけど筋立てがわかりにくいな。
『わたしを規定する色』スタマティス・スタマトプロス
雰囲気はSFに最も寄っているかも知れないが、描かれる事象が世界と同関連するのかが掴みにくい。思索的哲学的な描写が占めている。これがギリシャSFなのか、文学界全体の傾向なのか。日本の新人賞なら最終選考に行けるだろうか?
今一つ煮え切らない思いで読了。☆三つだ。訳者(代表)あとがきには首肯する
全体を通してみて、これがギリシャSFの全てではないだろうが、まだ未成熟なのだな。
ギリシャの文学自体が思弁的・哲学的なのかもしれないが、SFのSの部分が弱い。
科学的な嘘の上にマジを積み上げる手法が浸透していない。ギリシャ以外の世界のSFからその辺を学ぶべきだな。
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