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2020年07月10日15:03

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女性原付ライダーと路線バスの死亡事故2件発生

ここ最近、報道を見てるとバイクの死亡事故が増えている感じがします。

先週今週と、京都と横浜で、原付の女性ライダーと路線バスの死亡事故が2件発生したので、それについて書きたいと思います。

水曜日に発生した横浜の死亡事故は、環状二号線のトレッサ横浜の近くで発生しました。
私はここは、1週間に1回は通る道で、よく知っています。その日の夕方にも通りました。

報道から事故状況を想像すると、以下のような感じだと思います。
バス停にとまっていた路線バスを原付バイクが抜こうとしたら、おかまいなしに路線バスは発車しました。
その為、原付バイクは第二通行帯に車線変更しました。
このケース、路線バスからバックミラーで見ると、バイクは遠くに見えるので、けっこう強引に出てきます。
そして、抜こうとしている原付バイクを見ると、50ccには抜かさせないぞという感じで、路線バスは急加速しました。
被害者はバスを抜いて第一通行帯に戻りたかったのでしょうが、バスに加速されてしまったので、戻りにくい状況になりました。
そこに、通常右折車がいない場所で、ウインカーの遅い右折車が急停車。
幹線道路の交差点をすぎてすぐのところなので、原付としては前走車が急に止まるとは予見していなかったでしょう。
しかも、ちゃんと右折車がキープライトしてくれれば、車線の幅はあるところなので、普通に第二通行帯内の左側を原付は追い抜きできたのに、右折車は右に寄っていませんでした。
その右折車を避けるように減速しながら第一通行帯に車線変更して、入れないぞと加速中の路線バスに轢かれて即死という事故です。

京都の事故は、第一通行帯の路線バスを第二通行帯から抜いた原付二種バイクが、バスの横で転倒してバスの後輪に轢かれたという事故です。
バイクが転んだ理由はわかりませんが、普通の直線なので、何らかの理由でブレーキをかけないといけない状況だったのでしょう。

これらの事故から学べる事は、
追い越す時は、加速される可能性や前走車が急停車する事を常に想定しておくことです。
遅い路線バスとはいえ、全開で加速されると、抜くのは困難になります。路線バスは、60キロ以下で走ってる事が多いですが、出そうと思えば、80〜100キロくらい出ます。
私は最高速75キロの90ccバイクに乗っている時に、路線バスにこれをやられて危なかった事があります。
道交法では追い越しをかけられたら加速してはいけない事になっていますが、路線バス以外も、そんなの関係なく加速してくる車両はよくいます。
速すぎる速度差で抜くのも危険ですが、速度差が少ないと、追い越しに時間がかかるし、加速されると危険な状態になります。
私の経験上、複数の通行帯がある時の安全な追い越し・追い抜きの速度差は20〜30キロです。
片側一車線の場合は30キロです。
速度差10キロ以下、50キロ以上での追い越し・追い抜きは危険です。
擦り抜けの場合は、10〜20キロの速度差が最も安全です。

つまり50ccなどのパワーのない車両では20〜30キロの速度差をつけるの自体が難しい事がありますし、加速されたら、すぐに危険な状態になるので、追い越しは難易度が高いです。
遅い路線バスは、頻繁にバス停に停まりますので、原付でも抜きたくなりますが、バスが抜かさせるかと加速してくる事があるので、それを想定して抜くか、100%安全な状況と確信できる時以外では、なるべく抜かないほうが良いでしょう。

この追い越しの理屈は、原付以外のバイクや車を運転している時も同じなので、加速してくるやつがいると、いつも想定して追い越しをかけましょう。
加速されて、正面衝突になるという事故は、多いはずです。

また、別の通行帯に車線変更する時は、その通行帯の流れの速度に合わせる必要があります。
流れが速いところには加速して、流れの遅いところには減速しながら入ります。追い越し・追い抜きをする為の通行帯で、急ブレーキを踏まれる事もあります。加速中に前車に急ブレーキを踏まれた時は、けっこうな確率で追突事故等になります。
運転免許の一発試験では、障害物を避ける時に、アクセルを戻すと減点になります。(そのままの速度で車線変更するのが基本という事)

二人の女性ライダーの御冥福をお祈り致します。
私も家族に下手くそな初心者原付女性ライダーが2人いるので、他人事とは思えない事故でした。
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