【バトル19 育成方針】
アドラー「叱ってはいけないし、ほめてもいけない」「褒める、評価するというのはタテの関係を感じさせる。相手は褒められるために頑張ってしまう可能性が高くなる、それは人を操作することにつながる」「すべての人間関係をヨコにする、タテは用いるべきではない」 「人間は『同じではないけれど対等』であるべき」
ハナー「ほめて伸ばすというのは、相手が気づいてないところまで評価して褒めるということだ」「ちゃんと褒めるところを見つけて褒めるのだからお世辞やおべっかではない」「良薬口に逃がしは手抜きでしかない。良薬は飲んでもらってこそ意味がある。ならば飲んでもらう気づかいまでするべき」「叱っても効果がない相手は存在する。体罰や軍事力は最終的手段としては必要なのは現実世界を見ても自明のことだ」「理想を掲げるのは良いが現実から逃避してはなるまい」
結果:ハナー勝利
講評:意見が明確にぶつかっている。アドラーの「褒めても叱ってもいけない」は衝撃的ではあった。目指すべき理想だとは思うが、残念ながら現実にそぐわない。理想論だからとして即座に否定はしない、だが、具体的に『現実から理想に至る道筋』の説明がないのではその理想に共鳴し殉じることができる人は選ばれし超人や信者など一握りにとどまってしまうだろう。アドラーの考え方は「理想ではある。だが絵に描いた餅」ではないか。
【バトル20 感謝の言葉】
アドラー「他人に働きかけるのは褒めるのではなく感謝」「人間は感謝された時に貢献できたとして自信を自覚できる」「他者への働きかけは勇気づけるということ」
ハナー「感謝だけではなく、具体的に誉めることで薄っぺらい評価ではなくなる」「解釈能力さえあれば、成功だけでなく失敗からでも自信を得ることはできる」「他者への働きかけは理詰めの説得が基本になるが相手が受け入れるかどうかは相手次第だとして一歩引く」
結果:アドラー勝利
講評:アドラーのほうがシンプル。ハナーは一見他人に踏み込んでいるが、最後は弱気というかあきらめ気味。
【バトル21
アドラー「行為ではなく、存在に感謝する」「理想像から減点していくのではなく、ゼロから加点していく」「目上相手でも意識の上では対等であり、主張すべきは堂々と主張すべき」
ハナー「現状に幸福を感じ取れるかどうか」「現状に不満があるなとして、自分の領域にあるなら変えるために動くしかない」「自分が最善を尽くしても変わらないならただあるがままに受け入れるしかない」「身内や仲間、友人には言うことは遠慮しない、言い方に配慮する。というかそれができない相手は身内や仲間とは言えない」
結果:引き分け
講評:表現は違えど内容が類似している。アドラーのほうがややわかりやすいと思うが、顕著な差があるとは思えない。
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