中学入試専門の家庭教師をしていた頃の話を最近聞かれたのでそのまま記事にしてみます。大切な3点を。
1番大切なのは「本人のやる気を持続させること」です。本人に中学入試をするやる気を出させたり、勉強疲れした時のフォローなどですね。中学受験は本人の人生にとって通過点であり、その後の人生を成功させるための「手段」にすぎません。これを最終目的だと思う程度では合格後に却って人生を持ち崩すことになりかねません。本人のやる気の維持には親御さんと協力しながら最大限の配慮をする必要があります。「合格して何をしたいか?」「将来どうありたいか?」「ただ状況に流されるだけで主体性のない漂流物のような人生を送るのか?自分で目的地を定め自らの手でそちらに向かって漕いでいく『意志ある人生』を選ぶのか決めなさい」
2番目は「合格するための勉強量を定め、残り時間で割り、1日あたりの勉強量を定めること」です。勉強は時間ではなく、あくまでも分量で計画を立てることがコツです。本人が早く分量をこなせば早く解放されるという効果があります。時間で拘束すると共産主義国の労働者のように「どうせ時間まで解放されない」となるのでやる気が起きません。「合格するために必要な勉強量の把握」が職人芸というか、近年の中学入試についての感覚が必要なところです。それが見えていれば1日あたりの勉強量は見えてくるので上記のやる気を維持しつつ、毎日のノルマをクリアすることを習慣化させることが重要になります。
3番目にやっと学習内容やテクニックです。こればかり重視する親御さんが多いですが実は3番目です。過去問は目標の学校のものよりも同等レベルのライバル校にものをやらせていました。そのほうが本番で同じ問題が出題される確率が高いのです。消去法で選択肢を絞るとか、やれる問題からやっていくとか、時間配分とか、持ち込み可能なら消しゴムなどを複数持ちこんで立体問題に使ってみるとかかなりの数の受験テクニックがあります。
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