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2019年03月05日23:53

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最速のライディングフォームは、ハングオフか?

バイクのライディングフォームには、リーンイン、リーンウィズ、リーンアウト、ハングオン、ハングオフがあるというのは、みなさんよく御存じの事だと思います。
免許取得の試験では、ニーグリップをしないと合格できないので、ハングオン、ハングオフは邪道という事になっています。
白バイも、ハングオン、ハングオフは絶対にしません。

ハングオフって、本当に速いライディングフォームなのでしょうか?
ライダーであれば、素朴な疑問で、みんな思った事あると思います。
昔から議論されているこの問題を、この記事で解決します!(笑)

これ結論から書くと、ハングオフは一定の限られた条件のもとなら速いです。

どのような条件かというと、
フロントタイヤへの荷重やステアリングをしっかり使っても、他のフォームではバンク角が足りなくなる場合で、素早い切り返しが必要ない場合です。(たいていのライダーは、荷重のかけ方や、ステアリングの使い方が甘いので、ハングオフする必要がない場合が多いです)
荷重とステアリングをしっかり使ってフルバンクさせて、まだタイヤのグリップに余裕がある場合には、ハングオフする意味があります。
この状況でのハングオフは、最速のライディングフォームと言えます。他のフォームと比べて重心が最も内側に出来るからです。

ノーマルタイヤ、街乗りタイヤ、ツーリングタイヤの場合は、リーンウイズでもタイヤの限界が先にきたりしますので、その場合はハングオフは必要ありません。
この場合にハングオフしても、コーナーリング速度は上がりません。浅いバンク角で無理膝になるだけです。
レーサーやサーキットライダーは、スリックタイヤやハイグリップタイヤなので、ハングオフする意味があります。

では、なぜ、オートレースや、オフロード、ダートラ、ジムカーナ等の競技では、ハングオフしないのでしょうか? 

それは必要ない、または意味がないからです。
有名なオートレーサーに、ロードレースで活躍した青山選手や青木選手がいます。
彼らは、オートレースでハングオフをしていません。
オートレースは、リーンアウトまたはリーンウイズが基本です。
リーンアウトまたはリーンウイズでもタイヤの限界性能を使い切る事が出来るので、タイヤの限界を超えた時に、リーンアウトまたはリーンウイズのほうがコントロールしやすいので、ハングオフをしないのです。(オートレースは3点支持なので転倒しにくい)
つまり、オートレースの世界では、ハングオフより、リーンアウトまたはリーンウイズのほうが安全に速いという事です。

リーンアウトやリーンウィズのライディングフォームは、滑りやすい路面状態や、素早い切り返しが必要な状況で、特に威力を発揮します。
そのため、オフロード、ダートラでは、リーンアウトやリーンウイズの状況が多いのです。
荷重移動とステアリングをしっかり使った走りをしてる場合は、ハングオフのほうが遅いという状況は多々あります。
リーンアウトは、重心の回転半径を小さくできるので、素早い動きが可能になります。
特に低速コーナーで威力を発揮しますが、高速コーナーでも動きで安定性を高めたり、途中でラインを変えるのに使えたりします。
オフロードでは、激しく変わる路面状態に対応しやすいです。

総合的には、最強のライディングフォームは、リーンウィズだと思います。
リーンウィズは、当たり前ですがリーンインとリーンアウトの中間的ポジション、つまり中間でバランスが取れた状態です。
ほんの僅かな上半身の移動で、瞬時にリーンインにもリーンアウトにもできるのでバランスを取り易いです。
ブレーキを使って、しっかりフロント荷重をかけたコーナーリングをしていると、リーンウイズは速さと安定感があり、ハングオフは必要ないと感じる時があります。

リーンインは、ハングオンと同等の効果がありますが、フロントタイヤが滑った場合は、ハングオンのほうがバランスを取りやすいです。ハングオンとハングオフはフロントが滑った場合に膝が使えます。
リーンインは、コーナー途中でコーナーリング速度を上げたいけれど、タイヤのラインは切れ込まさせずに外側を通したい時や、バンク角をもう増やせない時、増やしたくない時に、特に威力を発揮します。
リーンインは、コーナーの入り口で使うと、コーナーの進入でバンクさせやすくなります(その後、リーンウィズやリーンアウトにしたとしても)。

後輪が滑った場合は、リーンアウトのほうが立て直ししやすいです。膝を使わないのであれば、前輪が滑った場合も、リーンアウトのほうが安定感は上です。
リーンアウトはバランスをとりにくい超低速コーナーで特に威力を発揮します。
低速コーナーでのリーンアウトでは、シートの外側に荷重をかけたほうが安定感が上がり走り易くなる場合があります。ハングオフはシートの内側に荷重をかけるので逆ですね。つまり低速コーナーにハングオフは向いていません。
リーンアウトは、コーナー途中で、よりインに切り込ませる事もやりやすいし、速い切り返しもしやすいです。

リーンウイズは状況により瞬時に3つのライディングポジションを使い分けられるのですから、バンク角さえあれば、最も優れたライディングポジションと言えます。
リーンウィズであれば、シートの内側荷重も外側荷重も真ん中荷重も瞬時に切り替え出来ます。
低中速コーナーが多い峠では、ごく短い距離を目をつぶっても走れるくらい走り込んでいて、ハイグリップタイヤを使用している場合以外は、リーンウイズを基本としたほうが速いです。(特に左コーナーのハングオフは遅い)
私は、ハイグリップタイヤじゃないのに、峠の左ブラインド低速コーナーでハングオフをしているライダーを見ると、この人には絶対負けないなと思います。
そういう私も、昔は峠で無理膝ハングオンしていたバリバリマシン世代ですが。笑


ハングオフ・ハングオンの言葉の定義づけをしました。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1977452534&owner_id=1750116
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