スキルは高いがメンタルが弱め(本人も自覚アリ)の部下がいて。午前中は私のところで大事にしながらも、実際相当な戦力として活躍してもらっているが、午後は別部署で虐げられていて消耗させられる展開が3か月ほど続いている。
「とりあえず私に遠慮する必要はないからちゃんと援軍要請は出してくれ。」
「私は自分の親族でもない限り、おぼれていても飛び込んで助けるつもりはない。だから安心して頼ってくれ」
「『じゃあ頼れないじゃん』ではない。要はミイラ取りがミイラには絶対ならないところを見切ってるということだ。」
「つまり、そちらで頼っていいかどうかを計算したり遠慮する必要はないということ。こちらはこちらで絶対に無理のない範囲で助けると断言する。だから存分に頼ってくれ。」
「万が一、こちらの限界を超えたら御免だけど投げ出す。私自身大して能力が高いわけじゃないから限界はあるし、絶対に部下を守るとかは言い切れない。その点は正直だから信頼してくれていい」
「飛び込んで助けないけれど、助けを呼んだり、浮き輪を投げたりはできる。究極は体と腰をロープで結んでから飛び込むまではできる。」
「私は自分が一番大事だ。君たちを助けるのも自分が楽するための計算をしている。99%以上、部下である君たちと私の利害は一致している。だから安心して頼ってくれ」
「逆に言えば私も無理だと判断したら、一緒に逃げよう。未来に向かうためなら逃げだしてもいい。その場しのぎでもいい。時間稼ぎも大歓迎だ。」
「とにかく致命傷を負っちゃダメだ。そこまで無理しても組織は人生全部の面倒を見てくれるわけではない。」
と部下達に誠実に説明したら、部下は笑っていた。まあ笑いが取れてよかった。
せっかく部下のメンタルを午前で回復しても午後に使いつぶされる状況が続いている。自分の領域外が多いので歯がゆいところは多いが、打てる手は打つ続けることにする。
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