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2017年06月27日18:53

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将棋教室の息子なりに考えたこと

藤井四段が29連勝 新記録樹立
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4639547

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最近は電王戦での佐藤名人の敗北や昨年のスマホ問題などでちょっと悲しかった将棋業界が藤井4段の快進撃で活気付いてきました。

私は実家が将棋教室でときたま手伝うレベルの人間(アマチュア2段程度)ですが、生徒さんの育成にはそれなりにポリシーをもっております。藤井四段の快進撃を見て感じたことを書いてみます。

�[薺刑酲,簑膺佑咾真瓦砲弔い�
基本的に雨が降ったから地面が濡れるのであって、地面が濡れたから雨が降るわけではありません。

何が言いたいか?
「将棋をやれば藤井君のように能力が高く、謙虚で、冷静なものの見方ができるようになる」とはいえないということです。いきなり親御さんの期待を裏切ってアレですが。むしろ「藤井君のような子でなければ将棋は強くなりにくい」というほうがより実情に近いでしょう。

むろん、ある程度の礼儀作法や謙虚さ、自ら敗北を認める素直な心は環境から後天的に身につけることもできますが、「将棋さえ習えば!」とあまり過剰に将棋に期待されても困るかなと感じました。

�⊂�棋の強さ
将棋ってのはランダム要素が無くて、情報全公開のゲームですから、基本的には「負けるほうがミスをして負ける」わけです。強い人ほどミスが少なく、私程度はしょっちゅうミスをします。ただ相手もミスをするのでいい勝負になったりするわけです。アマチュアの場合ミスは前提なので、ミスしないこともそうですが「ミスしたときにいかに立て直すか?」は必要なスキルだと思っています。

「局面をあるがままに偏りなく見る能力」は将棋の強さのメイン部分だと個人的には思います。我が家で言えばやたら強気な棋風の母は「こんなの大したことない」と強気で攻撃に出ますし、慎重で堅実な棋風の父は「一応先回りして備えておこう」というあたりでミスをしやすいようです。


��勝ち方の形分析
藤井四段の今回の連勝とその前の神谷八段の28連勝の内容を比較してみたのですが、羽生さんの言っている「内容の充実」の意味が「私なりに分かった気がした」のでご報告します。

神谷八段は当時、研究がすすんでいなかった「飛車先不突き矢倉」でかなりの勝ち星を重ねました。「新研究」と言うのはかなりの威力があります。

レベルははるかに低い話ですが、かく言う私も10年程前に新型四間飛車戦法を駆使したときは、当時私よりも「明らかに格上だった父母相手」に20連勝くらいしました。父母が徐々に対策を覚えたあたりであっさりと互角まで押し戻されましたが。(そしてはるかに格上の長兄にはまったく通じずに一蹴されましたがw)それだけ特定戦法の研究と言うのは強みがあるわけです。ある局面を自分が知って居て、相手が初見と言うアドバンテージは実に大きいわけです。

対して藤井四段は、さほど特定の戦法に固執しておらず、むしろ相手に応じて柔軟に対応を変えながら連勝しているようです。相撲で言えば「横綱相撲」です。これは恐ろしい才能だなと思いました。

谷川さんは「光速の寄せ」で終盤の速度の違いで一世を風靡しました。羽生さんは中盤からの「羽生マジック」でいまだに第一人者です。藤井四段にいたっては序盤から既に駆け引き巧者でもあるのでしょう。


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