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2016年01月06日22:32

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理解と許容・社会効率・カミングアウト

■LGBT特集のイノッチ発言に称賛 「理解者になろうとする前に、自分だったらどうか想像してみること」
(キャリコネ - 01月06日 19:40)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=3791564

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多種多様な考えや価値観があるのが当然なので意見の差異は問題ではない。他人に自分の意見を強要するモノは相応の反論を許容しなければ公平ではない。と述べたうえで私見をば。


記事中で絶賛されているのがイノッチと言う方の意見

>「人として付き合っていけたら一番いいと思うんですよ。ゲイだろうとレズビアンだろうと、いい奴も悪い奴もいると思うし」
「これを見てアライ(理解者)さんになろうとする前に、自分だったらどうか想像してみること」
「日本の社会のためには、みんなが気持ちよく仕事できるのが一番いいわけじゃないですか。制度とか難しいと思うけど、そういう方向に向かっていくしかないんじゃないかな」
広く理解が進み、こんな風に考えられる人が増えれば、少数派と言われる人たちが苦しみ我慢を強いられることが少なくなっていくのではないでしょうか。

たしかにイノッチさんの意見は理想に近いし、「実現できるなら」素晴らしいとは思う。ただ実現は極めて困難だとも思う。

私の基本理念ではまず以下の3つが該当しそうだ。

� 斃�解と許容について】
「理想論だからと言って馬鹿にはしないが、現実や具体性なく理想を唱えるだけで理想は手に入らない」
「人は究極的には理解しあえない(価値観立場所有する知識や情報が異なるので)」
「だが理解(許容)しようという努力は尊い(違いを許容できれば争いは避けられる)」

自分だったらという想像は大切だし尊重される努力だとは思う。だが、やはり完全に相手になりきることは不可能だ。そもそもの「価値観」が違うという問題なので「相手の気持ちになろう」というのは答えとしては成立しない。「異性が好き」な価値観と「異性よりも同性が好き」な価値観は根源的に異なるのは自明だ。

残念だが、おそらく「人間としてされて嫌なことはやらない」というレベルを超えるのは難しいのではないか。(これですらSM気質などの違いで喜ぶことと嫌がることには個人差があるのだが)


続いて以下の観点を考えてみる。

�◆攫匆餮�率について】
「弱者が差別されず公平に扱われるまでは良いが、区別がなくなると却っておかしくなる。また、逆に少数派が優遇されすぎる逆差別はおかしい(そのまんまの意味)」


大多数だから正しいとか正義だとかいうつもりはないし、少数派だから間違っているとか悪だと言うつもりはない。少数派を「完全に無視してよい」とも思わない。

ただ社会的なインフラや制度は大多数を対象にすることで効率的に作られているというのは「事実」だろう。民主主義と言うのは多数派の意見をメインとして決めていくものだ。少数派がデモをしてひっくり返すというのは無理がある。基本は公正な選挙からだろう。

ハサミやグローブは右利き用が多い。トイレや更衣室は男性と女性の2種類と言う具合だ(トイレは最近は障碍者用を含めて3種類になっているか)。

ここで「少数派にどれだけ配慮するのか?」と言う問題が生じる。たとえば左利き用のはさみやグローブを同数置くのは効率が悪い。トイレや更衣室で「男性でも女性でもない少数派の為のスペース」を割くようにすれば、社会効率が劣化するのは事実なのだ。(だから「即座に悪い!」とか「否定する!」わけではない点、誤解なきように)

ラインが非常に難しいところだが。少数派は「社会が自分たちを認めて配慮してくれるのが当たり前」と傲然と胸を張るのではなく「社会が配慮してくれたらありがたい」というくらいの謙虚さは必要ではなかろうか。卑屈になれと言うのではないが、かといって権利が当然としてふるまうと多数派の反発を買うのも必定だろうから。


最後に以下の観点だ。
��【情報の共有、共感の広め型について】
「オープンバカ(味方には情報を早め大目に公開)なほうが問題をこじらせない(世の問題の大半は人間関係による、その大半は味方や身内との行き違いなのでそれを避けるために)」
「オープンにしないと決めたなら基本的に二度と悩まず墓場まで持っていく覚悟で(解決できる問題は悩み解決する、解決できない問題で悩むのはマイナスでしかないので悩まない)」

上記の通り、私が同じ立場なら速攻でカミングアウトする。確かに問題が発生するがそれは乗り越えるべき問題だ。逆に黙ると決めたら一生黙ることに徹する。その問題を許容して生きていくというのも一つの道だ。

一番はっきしりないのが「悩んでいるけど言い出せない」だろう。言わなきゃ前には進めない。悩むくらいなら言うべきだろう。言い出すのがきついと判断したなら、よほど条件や前提が変わらない限りは一生黙ると決めて悩むことをやめるほうがよかろう。

解決できる問題は速攻で解決するべきだ。解決できない問題なら悩むこと自体が時間の無駄だ。あきらめずに粘り強く取り組むべき問題とさっさと見切って他にリソースを振り分けたほうが良い問題が存在する。

LGBTの問題を「解決できる問題」ととらえる方なら前者としてさっさとカミングアウトして新たな課題に立ち向かうほうが人生は前向きに進む。新たな困難はあるだろうがいずれも前に進むためのものだ。
LGBTの問題を「解決できない問題」ととらえる方にとっては後者の対応を行い、新たな道を模索したほうがやはり前向きな人生を送れることだろう。

この問題に限ったことではないが、「解決できるかできないか」は問題単体で決まるものではない。その問題を抱えた方の心根や能力、決断によって決まるモノなのだろう。

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