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2015年08月30日11:57

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「よい医者とは『治す医者』である」『躁うつ病 患者・家族を支えた実例集』林公一

 よい医者とは「治す医者」である。一知半解の限界を知れ、と著者は強く主張している。病気についての知識を得ることには、プラスとマイナスの側面がある。本やネットの情報を得て、独断で行動に移し、せっかくの適切な治療を中断するようなことになると、病気の知識を中途半端に持ったことのマイナスがクローズアップされることに憂慮すべきである。

 それでも、躁うつ病について理解する姿勢は間違いではない。�”袖い箸靴討零�うつ病を理解する。�⊆�分で理解できることの限界を受け入れる。�L瑤離廛薀垢肇泪ぅ淵垢鮓�つめる、�で箸鮓�極める。この4つが肝要である。

 躁うつ病の症状のポイントは、躁状態、うつ状態、どちらでもない状態、の3つが繰り返される病気だということである。周囲の人間を困らせるが、本人にとっては躁状態は快適で、病気とは思わないのが常だ。

 躁状態、うつ状態になる時期は予想できないのが通常であるが、季節変動がある場合もある。治療がうまくいけば、どちらでもない状態、つまり治ったのと同じ状態が長く続く。

 ただし、薬をやめると再発する危険性が高くなる。薬をきちんと飲んでいても、大きなストレスがかかることで、再発することがある。

 ポイントを理解した上で、最後は専門家、つまりは医師を頼ること。相性はそれほど重要ではない。よい医者とは治す医者であり、病状が改善されているならば、その治療を受け続けるべきだ。
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