ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

インクルーシブ教育コミュの「関西インクルーシブ教育研究会」発足のお知らせ

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 この度、障害学やインクルーシブ教育に関心をもつ関西在住の研究者が集まり、「関西インクルーシブ教育研究会」という研究会を立ち上げました。既に何度か研究会も実施しています。
 この研究会では、障害児に関わる教育現象・教育現実についての社会科学的な研究の発展と振興を目指しています。ここで「障害児に関わる教育現象・教育現実についての社会科学的な研究」というとき、そこには主として二つの方向を持つ研究が含まれます。一つめは、障害児の教育に関わる直接的利害関係者(親や教師や障害児当人)の実践的な関心に応じるべく、彼(女)らが直面する〈教育問題〉の解決を目的として課題設定を行い、社会科学的な知見や技法の応用により、そうした問いへの回答を模索するという方向です。もうひとつは、教育学や社会学、人類学、経済学、政治学、歴史学など社会科学諸分野に固有の概念や方法を用いて、障害児をめぐる教育現象・教育現実の構造や機能、メカニズムを明らかにするという方向です。私たちの研究会ではこの二つの方向を同時に志向することが可能であるような実践的経験科学の確立を目指します。ついては、学問的な垣根にこだわることなく、障害学やインクルーシブ教育に関心をお持ちの多くの皆様にご参集いただき、議論を深めてまいりたいと考えています。
 具体的な内容ですが、当面はイギリスで発刊されている障害学の学術誌"Disability & Society"に掲載されている教育関連の論文や、邦訳されていないインクルーシブ教育に関わる文献を参加者で講読し議論していく予定です。日本では、ニューカマーや被差別部落、在日コリアンなどのマイノリティー・グループに関わる教育問題を対象として、良質な研究が多く蓄積されてきています。その一方で、障害児に関わる教育現象を社会科学的な視点から扱った文献はそれほど多くありません。他方、イギリスでは80年代前半ごろから障害学に関わる研究者を中心として障害児に関わる教育問題をトピックとする理論的・経験的な研究の蓄積が多くなされてきています。私たちがこれらの研究業績から学びうることは決して少なくないと思います。障害児のみならず、様々なマイノリティーに関わる教育問題に関心をおもちの方の参加も歓迎致します。どうかお気軽にご参加ください。
 研究会は、茨木市内の施設で一ヶ月一回のペースで行います。この研究会では通常の研究会で行われるように、誰かがレジュメを作ってきて、それに基づき全体で議論するというスタイルはとりません。各自が講読範囲を事前に読み、自分なりの論点をざっくばらんに提出しあうというやり方でテクストの理解を深めてまいります。ですので、参加していただける方におかれましては事前に講読予定論文を読み込み、疑問なてんや興味深い点などをチェックしてきていただくことをお願い致します。
 参加を希望される方、関心をおもちの方はお気軽に以下まで連絡してください。
rinokata(アット)s9.dion.ne.jp(=佐藤貴宣)
(メールを送られる際には「アット」を「@」に変えて送信してください。)

皆様の参加を心よりお待ちしています。


宜しくお願い致します。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

インクルーシブ教育 更新情報

インクルーシブ教育のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング