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コメント(16)
▼木場克己氏（長友佑都選手らをサポート）
http://athlete-wave.com/
http://ameblo.jp/kmj2002/
http://www.facebook.com/katsumi.koba
日本で最も有名なトレーナーの１人である木場克己氏。トレーナーとして長友選手を大学時代からサポートし続けており、日本における体幹トレーニングの旗振り役として、現場だけでなくメディアなどで活躍されています。長友選手の活躍に伴い、今や説明するまでもない著名人となった木場氏ですが、最近はFacebookでの近況報告をよくされているので、気になる方はチェックしてみたらいいと思います。
木場氏の本も、体幹トレーニングを身につけるのにうってつけです。ちゃんと導入できれば、コストパフォーマンスも非常に高いと感じます。
また木場氏は実際に、体幹トレーニング分野における「権威」となりつつあります。もちろん体幹トレーニングは、これまで他の多くの指導者・トレーナーも同系統のトレーニングを指導してきていたのですが、木場氏が直接指導した長友選手の華々しい活躍とメディアでの体幹アピールに伴い、木場氏が短期間で圧倒的地位を築いたのは言うまでもありません。
メディアの扱いでは、もはや東大の石井直方教授と同格レベルと感じます。
ただし「光あるところに影あり」と言われているように、トレーナーとして一躍脚光を浴びた「KOBA」ネームを利用して、ビジネスチャンスを見出そうとするオファーもずいぶん多いようです。
もちろんトレーナー業はビジネスですから、金儲け自体は当たり前のことなのですが、最近はちょっと節操がない印象。トレーニング本の出版がやたら増えているのはいいとして、体幹トレーニングと岩盤浴をミックスしたダイエット施設の運営にまで手を出しているのは、正直ちょっと苦笑い（控えめに言ってインチキダイエットの類・・・）。モデル事務所とのコラボらしいですが、ウハウハな接待を受けたんだろうなとｗ
女性絡みの話と言えば、このまえ学生時代の先輩から、ある元サッカー日本代表監督（妻子あり）が数年前のスペイン滞在中に、日本人留学生と王様ゲームで乱痴気騒ぎやったり、仕事を勝手にサボって日本人女子留学生とイタリア不倫旅行してたという実話を聞きました。王様ゲームの写真が残っているそうで、高く売れるタイミングがきたらそのネタがフライデー流出するかもみたいなことも聞きました。
世の中、有名になるといいことだけじゃないので、つまるところ巨人の原監督みたいにならないように、ってことです。同業者からのやっかみも少なくないでしょうし。。。
http://athlete-wave.com/
http://ameblo.jp/kmj2002/
http://www.facebook.com/katsumi.koba
日本で最も有名なトレーナーの１人である木場克己氏。トレーナーとして長友選手を大学時代からサポートし続けており、日本における体幹トレーニングの旗振り役として、現場だけでなくメディアなどで活躍されています。長友選手の活躍に伴い、今や説明するまでもない著名人となった木場氏ですが、最近はFacebookでの近況報告をよくされているので、気になる方はチェックしてみたらいいと思います。
木場氏の本も、体幹トレーニングを身につけるのにうってつけです。ちゃんと導入できれば、コストパフォーマンスも非常に高いと感じます。
また木場氏は実際に、体幹トレーニング分野における「権威」となりつつあります。もちろん体幹トレーニングは、これまで他の多くの指導者・トレーナーも同系統のトレーニングを指導してきていたのですが、木場氏が直接指導した長友選手の華々しい活躍とメディアでの体幹アピールに伴い、木場氏が短期間で圧倒的地位を築いたのは言うまでもありません。
メディアの扱いでは、もはや東大の石井直方教授と同格レベルと感じます。
ただし「光あるところに影あり」と言われているように、トレーナーとして一躍脚光を浴びた「KOBA」ネームを利用して、ビジネスチャンスを見出そうとするオファーもずいぶん多いようです。
もちろんトレーナー業はビジネスですから、金儲け自体は当たり前のことなのですが、最近はちょっと節操がない印象。トレーニング本の出版がやたら増えているのはいいとして、体幹トレーニングと岩盤浴をミックスしたダイエット施設の運営にまで手を出しているのは、正直ちょっと苦笑い（控えめに言ってインチキダイエットの類・・・）。モデル事務所とのコラボらしいですが、ウハウハな接待を受けたんだろうなとｗ
女性絡みの話と言えば、このまえ学生時代の先輩から、ある元サッカー日本代表監督（妻子あり）が数年前のスペイン滞在中に、日本人留学生と王様ゲームで乱痴気騒ぎやったり、仕事を勝手にサボって日本人女子留学生とイタリア不倫旅行してたという実話を聞きました。王様ゲームの写真が残っているそうで、高く売れるタイミングがきたらそのネタがフライデー流出するかもみたいなことも聞きました。
世の中、有名になるといいことだけじゃないので、つまるところ巨人の原監督みたいにならないように、ってことです。同業者からのやっかみも少なくないでしょうし。。。
▼マイク・クレッグ氏（マンＵにてロイ・キーン、ベッカム、ロナウド、ギグス、ルーニー、パクチソンら1軍選手をサポート）
http://seedofspeed.com/
http://www.facebook.com/MickCleggSeedofSpeed
http://twitter.com/#!/seedofspeed
これまで当コミュで何度も紹介してきたマンＵのマイク・クレッグ氏。元々はウェイトリフティング出身のトレーナーで、昔ロイ・キーンのリハビリをサポートしたことがキッカケとなり2000年にマンＵに加入。以来、長年に渡りマンＵをサポートしてきました。
そのトレーニング法については、HPにかなり詳しい部分まで紹介してあるので、ロナウドの練習・トレーニングメニューなどは要チェックの価値アリ。
facebookによると、クレッグ氏は2011年にマンＵを退職した模様で、来シーズン香川選手をサポートする機会はなさそうですが、それまでの実績は皆さんご承知のとおり。最近はfaceboo・ツイッターを頻繁に更新しているようなので、興味のある方はそちらも要チェック。
http://seedofspeed.com/
http://www.facebook.com/MickCleggSeedofSpeed
http://twitter.com/#!/seedofspeed
これまで当コミュで何度も紹介してきたマンＵのマイク・クレッグ氏。元々はウェイトリフティング出身のトレーナーで、昔ロイ・キーンのリハビリをサポートしたことがキッカケとなり2000年にマンＵに加入。以来、長年に渡りマンＵをサポートしてきました。
そのトレーニング法については、HPにかなり詳しい部分まで紹介してあるので、ロナウドの練習・トレーニングメニューなどは要チェックの価値アリ。
facebookによると、クレッグ氏は2011年にマンＵを退職した模様で、来シーズン香川選手をサポートする機会はなさそうですが、それまでの実績は皆さんご承知のとおり。最近はfaceboo・ツイッターを頻繁に更新しているようなので、興味のある方はそちらも要チェック。
▼レイモンド・フェルハイエン氏（バルセロナなどをサポート）
http://www.sakaiku.jp/column/exercise/2012/001802.html
http://number.bunshun.jp/articles/-/184118
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/other/text/201110180005-spnavi.html
http://www.raymondverheijen.nl/nl/index.html
http://web.me.com/koheisagara/periodization/home.html
現在、日本のサッカー向けトレーニングで、体幹トレーニングと同じかそれ以上に影響力のあるのが、このレイモンド・フェルハイエン氏のトレーニング。当コミュで紹介するのはこれが初となります。
フェルハイエン氏のトレーニングは、モウリーニョの戦術的ピリオダイゼーションや、バルサのトレーニング法に通じていくのですが、簡単に言うと「フィジカルトレーニングを、よりサッカー的な形に改良して鍛える」みたいなイメージ。
トレーニングにおける「オーバーロード」の重要性はマイク・クレッグ氏も言っていましたが、フェルハイエン氏の手法は、サッカーの動きの中にオーバーロードのトレーニングを導入するというものです。
まずは上記URLを全てチェックして欲しいのですが、特にチームの全体練習・全体トレーニングにおいて、検討・導入すべき要素があるのに気づかれるかと思います。
http://www.sakaiku.jp/column/exercise/2012/001802.html
http://number.bunshun.jp/articles/-/184118
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/other/text/201110180005-spnavi.html
http://www.raymondverheijen.nl/nl/index.html
http://web.me.com/koheisagara/periodization/home.html
現在、日本のサッカー向けトレーニングで、体幹トレーニングと同じかそれ以上に影響力のあるのが、このレイモンド・フェルハイエン氏のトレーニング。当コミュで紹介するのはこれが初となります。
フェルハイエン氏のトレーニングは、モウリーニョの戦術的ピリオダイゼーションや、バルサのトレーニング法に通じていくのですが、簡単に言うと「フィジカルトレーニングを、よりサッカー的な形に改良して鍛える」みたいなイメージ。
トレーニングにおける「オーバーロード」の重要性はマイク・クレッグ氏も言っていましたが、フェルハイエン氏の手法は、サッカーの動きの中にオーバーロードのトレーニングを導入するというものです。
まずは上記URLを全てチェックして欲しいのですが、特にチームの全体練習・全体トレーニングにおいて、検討・導入すべき要素があるのに気づかれるかと思います。
フェルハイエン氏のトレーニングについて思ってることを、もうちょっと書きたいのですが、その前に小山裕史の「初動負荷理論」について触れておきたいです。
小山氏はイチロー愛用のトレーニングマシンを作って名前が売れて、早稲田の教授にもなったトレーナーなんですが、
http://www.bmlt-worldwing.com/
「サッカー選手でこれで活躍した人はあまり居ない」
「イチローなら別にそのマシン使わなくてもメジャーで活躍したのでは？」
などの疑問はさておき、
この小山氏の本は、トレーナーの性格を客観視する上でかなり参考になりました。
要はこの人、「自分のトレーニングは最高で、ほかのチューブトレーニングやフリーウェイトは最悪だ」って、自分のトレーニング法をトコトン持ち上げて、他のトレーニングは徹底的にこき下ろす営業スタイルなんですよね。
「うちのラーメンは最高、他店はマズい」って言ってるラーメン屋と同じパターン。
もちろんトレーナー業はビジネスですから、自己アピールはごく普通のこと。木場氏、マイク・クレッグ氏、フェルハイエン氏らも自分のトレーニングの良さは多かれ少なかれ誇張して宣伝する部分が出るのも当然です。
それに加えて、他のトレーニング法をこき下ろすかどうかは、トレーナーの性格・スタイル次第。
色々なトレーナーの本・ネット資料をチェックしていると、次のような性格パターンが読み取れます。
▼自分のトレーニング法をアピールし、他のトレーニング法はさほど叩いたりしないトレーナー
木場克己氏（他の筋トレとの兼用も推奨している）
マイク・クレッグ氏（他のトレーニング法には触れない）
▼自分のトレーニングをアピールし、他のトレーニング法をこき下ろすトレーナー
相良浩平氏（やや叩き）
竹田和正氏（しっかり叩く）
小山裕史氏（逆にウンザリするほど叩く）
まぁトレーナ業はビジネスなんだし、他のトレーニング法を叩くネガティブキャンペーンするのも個人の価値観ですし、大きなトラブルにならなければ別に問題ないとも思いますが、
気をつけておきたいのは、選手としてトレーニング法を調べるときに、そういうビジネス上のバッシングは、真に受けすけても無意味だということ。
例えば、小山裕史氏はチューブ、フリーウェイトではダメだって言ってるけど、その後に長友選手はチューブ使って結果出してるし、ロナウド・プジョルはフリーウェイトで結果を出してる。
また竹田和正氏はバランスギアは意味ないってずっと言ってたけど、長友選手はバランスギアで結果を出しました。
要はこの世界、選手がフィールドで残し続ける結果がモノを言うということ。
下手なバッシングは、一時的には客を集められるけど、いずれ自分の評価を下げることもあります。
（早稲田としては「今は小山氏を追い出してでも、木場氏を教授に迎え入れたい」というのが本音かもｗ）
ところで皆さんは「ポジショントーク」っていう言葉を、聞いたことがありますか？
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DD%A5%B8%A5%B7%A5%E7%A5%F3%A5%C8%A1%BC%A5%AF
私の解釈では「人間がビジネスで何かを主張するときは、自分の都合が悪くなることは（意識的もしくは無意識に）話さないものである」という感じの意味です。
私も当然ながら都合の良いポジショントークしてます。これまで私はこのコミュで、自分の都合のいいことばっかり言ってますよ。
でもそれは自分のトレーニング法を売り込みたいトレーナーという立場ではなく、
日本のサッカーが強くなるお手伝いをしたいボランティア、金のないサッカー選手のサポートをしたいボランティア、という立場からのポジショントークをしています。（もちろん個人的な主観はどうしても入らざるをえませんが）
だから選手の利益を第一として考えれば、時にはトレーナーにとって都合の悪いことも話すべきと思ってますし、
トレーナーを比較するためには「トレーナーはいつも自分に都合のいいポジショントークばかりするものである」と見るスタンスも必要だと考えています。
選手にとってトレーナーは良き先生・師匠にもなりえますが、そのトレーニング法は「勝つための手段」としてシビアに評価する視点も大事だと思いますので。
小山氏はイチロー愛用のトレーニングマシンを作って名前が売れて、早稲田の教授にもなったトレーナーなんですが、
http://www.bmlt-worldwing.com/
「サッカー選手でこれで活躍した人はあまり居ない」
「イチローなら別にそのマシン使わなくてもメジャーで活躍したのでは？」
などの疑問はさておき、
この小山氏の本は、トレーナーの性格を客観視する上でかなり参考になりました。
要はこの人、「自分のトレーニングは最高で、ほかのチューブトレーニングやフリーウェイトは最悪だ」って、自分のトレーニング法をトコトン持ち上げて、他のトレーニングは徹底的にこき下ろす営業スタイルなんですよね。
「うちのラーメンは最高、他店はマズい」って言ってるラーメン屋と同じパターン。
もちろんトレーナー業はビジネスですから、自己アピールはごく普通のこと。木場氏、マイク・クレッグ氏、フェルハイエン氏らも自分のトレーニングの良さは多かれ少なかれ誇張して宣伝する部分が出るのも当然です。
それに加えて、他のトレーニング法をこき下ろすかどうかは、トレーナーの性格・スタイル次第。
色々なトレーナーの本・ネット資料をチェックしていると、次のような性格パターンが読み取れます。
▼自分のトレーニング法をアピールし、他のトレーニング法はさほど叩いたりしないトレーナー
木場克己氏（他の筋トレとの兼用も推奨している）
マイク・クレッグ氏（他のトレーニング法には触れない）
▼自分のトレーニングをアピールし、他のトレーニング法をこき下ろすトレーナー
相良浩平氏（やや叩き）
竹田和正氏（しっかり叩く）
小山裕史氏（逆にウンザリするほど叩く）
まぁトレーナ業はビジネスなんだし、他のトレーニング法を叩くネガティブキャンペーンするのも個人の価値観ですし、大きなトラブルにならなければ別に問題ないとも思いますが、
気をつけておきたいのは、選手としてトレーニング法を調べるときに、そういうビジネス上のバッシングは、真に受けすけても無意味だということ。
例えば、小山裕史氏はチューブ、フリーウェイトではダメだって言ってるけど、その後に長友選手はチューブ使って結果出してるし、ロナウド・プジョルはフリーウェイトで結果を出してる。
また竹田和正氏はバランスギアは意味ないってずっと言ってたけど、長友選手はバランスギアで結果を出しました。
要はこの世界、選手がフィールドで残し続ける結果がモノを言うということ。
下手なバッシングは、一時的には客を集められるけど、いずれ自分の評価を下げることもあります。
（早稲田としては「今は小山氏を追い出してでも、木場氏を教授に迎え入れたい」というのが本音かもｗ）
ところで皆さんは「ポジショントーク」っていう言葉を、聞いたことがありますか？
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DD%A5%B8%A5%B7%A5%E7%A5%F3%A5%C8%A1%BC%A5%AF
私の解釈では「人間がビジネスで何かを主張するときは、自分の都合が悪くなることは（意識的もしくは無意識に）話さないものである」という感じの意味です。
私も当然ながら都合の良いポジショントークしてます。これまで私はこのコミュで、自分の都合のいいことばっかり言ってますよ。
でもそれは自分のトレーニング法を売り込みたいトレーナーという立場ではなく、
日本のサッカーが強くなるお手伝いをしたいボランティア、金のないサッカー選手のサポートをしたいボランティア、という立場からのポジショントークをしています。（もちろん個人的な主観はどうしても入らざるをえませんが）
だから選手の利益を第一として考えれば、時にはトレーナーにとって都合の悪いことも話すべきと思ってますし、
トレーナーを比較するためには「トレーナーはいつも自分に都合のいいポジショントークばかりするものである」と見るスタンスも必要だと考えています。
選手にとってトレーナーは良き先生・師匠にもなりえますが、そのトレーニング法は「勝つための手段」としてシビアに評価する視点も大事だと思いますので。
まとめると、
トレーナーのポジショントーク ＝ 意識的なトレーニング法・実績アピール ＋ 無意識のアピール＋ (他のトレーニング叩き)
ちなみに研究者らは「大学の研究は実利のポジショントークとは無縁であり、真実を追求している」って思い込みがちですが、研究者も研究者としてのポジショントークを無意識にしているものです。
「何が正しい方法なのか」とかいう抽象的であやふやな考え方じゃなくて、「何をやれば負けずに勝ち続けられるか」というリアルにこだわった考え方。
実際トレーナーなんて、みんな自分が一番正しいと思い込んでやってるものだし、そう思ってないとトレーニング指導が出来ないのが現実でしょうし。
トレーナーのポジショントーク ＝ 意識的なトレーニング法・実績アピール ＋ 無意識のアピール＋ (他のトレーニング叩き)
ちなみに研究者らは「大学の研究は実利のポジショントークとは無縁であり、真実を追求している」って思い込みがちですが、研究者も研究者としてのポジショントークを無意識にしているものです。
「何が正しい方法なのか」とかいう抽象的であやふやな考え方じゃなくて、「何をやれば負けずに勝ち続けられるか」というリアルにこだわった考え方。
実際トレーナーなんて、みんな自分が一番正しいと思い込んでやってるものだし、そう思ってないとトレーニング指導が出来ないのが現実でしょうし。
先述のレイモンド・フェルハイエン氏について書かれたURLサイトは、パソコンで一通り目を通されたものとしてお話しますが、
「韓国Ｗ杯ベスト４に導いた実績？あんなのＷ杯史に残るＤＱＮ審判のインチキ試合じゃねーか！！」
というツッコミはさておき、
フェルハイエン氏のトレーニングは、主にチームの全体練習やトレーニングで導入されるケースが多く、同時に選手の自主トレーニングについても一定の制限を与える模様です。
読み手によっても受け取り方は千差万別だと思いますが、この中で自分が気になったポイントはつぎの５つ。
?「素走りはしない。ランニング、持久走をしない」
⇒例えば最大酸素摂取量を上げるには長距離走しなくてもインターバル走で十分ですし、毎日何時間も長距離走するのは筋肉が落ちやすくなるから、確かに妥当だなと思いました。最大酸素摂取量を測るために12分間走（クーパー走）は行っているようですけどね。
?「トレーニングになるべくボールを使う」
⇒フェルハイエン氏の掲げる、サッカーの状況を作った?フットボールスプリント?、これはクリエイティブで凄いなと思いました。小さい頃からサッカーボールを追ってきた選手にとって、ボールが目の前に転がるだけで、動物としての本能的な「戦うスイッチ」が入るんだろうなと思いました。コンセプトを理解すれば、監督・コーチがフットボールスプリントを取り入れた練習法を創り出すことも可能だと思います。
?「いちいち難しいトレーニング用語は使わない」
⇒「有酸素運動」、「無酸素運動」、「乳酸値（乳酸性作業閾値）」、「最大酸素摂取量」などの専門用語は使わないそうです。
実際これらの用語は、自分もコミュで全て説明してきました。これらは「自分で自分のトレーナーになる！」というコミュのコンセプト特性上、トレーニングを理解するうえで最低限は知っておいた方がいいと思い、用語の意味もできるだけ分かりやすく紹介したつもりですが、直に選手をトレーニングサポートするなら「そんな専門用語は必要ない」という考え方は同感です。
っていうか、実は自分もこのコミュで色々書くときには、できるだけ難しいトレーニング用語は使わないようにしてるんですよね。例えば、カタボリック、挙上時のネガティブ／ポジティブ、単関節種目、複関節種目、筋肥大、バリスティックなどなど、もちろんトレーニングサポートする上である程度は理解はしていても、使わないようにしている言葉は色々あります。
たとえば、次の野球のトレーナーとかは高校生向けでも専門用語をバリバリ使用していて、話がとっつきにくいかも。
http://www.hb-nippon.com/column/408-ueguri/5082-clmn2009-01-date20100507no14ub
「俺、こんな難しいこと知ってんだぜ〜」的にグダグダ指導されたら、ヤル気が下がる選手がいても不思議はないですよね。フェルハイエンの考え方としては、そういうトレーナーの自己満足は意味ナシだから、控えとけよって話。
「韓国Ｗ杯ベスト４に導いた実績？あんなのＷ杯史に残るＤＱＮ審判のインチキ試合じゃねーか！！」
というツッコミはさておき、
フェルハイエン氏のトレーニングは、主にチームの全体練習やトレーニングで導入されるケースが多く、同時に選手の自主トレーニングについても一定の制限を与える模様です。
読み手によっても受け取り方は千差万別だと思いますが、この中で自分が気になったポイントはつぎの５つ。
?「素走りはしない。ランニング、持久走をしない」
⇒例えば最大酸素摂取量を上げるには長距離走しなくてもインターバル走で十分ですし、毎日何時間も長距離走するのは筋肉が落ちやすくなるから、確かに妥当だなと思いました。最大酸素摂取量を測るために12分間走（クーパー走）は行っているようですけどね。
?「トレーニングになるべくボールを使う」
⇒フェルハイエン氏の掲げる、サッカーの状況を作った?フットボールスプリント?、これはクリエイティブで凄いなと思いました。小さい頃からサッカーボールを追ってきた選手にとって、ボールが目の前に転がるだけで、動物としての本能的な「戦うスイッチ」が入るんだろうなと思いました。コンセプトを理解すれば、監督・コーチがフットボールスプリントを取り入れた練習法を創り出すことも可能だと思います。
?「いちいち難しいトレーニング用語は使わない」
⇒「有酸素運動」、「無酸素運動」、「乳酸値（乳酸性作業閾値）」、「最大酸素摂取量」などの専門用語は使わないそうです。
実際これらの用語は、自分もコミュで全て説明してきました。これらは「自分で自分のトレーナーになる！」というコミュのコンセプト特性上、トレーニングを理解するうえで最低限は知っておいた方がいいと思い、用語の意味もできるだけ分かりやすく紹介したつもりですが、直に選手をトレーニングサポートするなら「そんな専門用語は必要ない」という考え方は同感です。
っていうか、実は自分もこのコミュで色々書くときには、できるだけ難しいトレーニング用語は使わないようにしてるんですよね。例えば、カタボリック、挙上時のネガティブ／ポジティブ、単関節種目、複関節種目、筋肥大、バリスティックなどなど、もちろんトレーニングサポートする上である程度は理解はしていても、使わないようにしている言葉は色々あります。
たとえば、次の野球のトレーナーとかは高校生向けでも専門用語をバリバリ使用していて、話がとっつきにくいかも。
http://www.hb-nippon.com/column/408-ueguri/5082-clmn2009-01-date20100507no14ub
「俺、こんな難しいこと知ってんだぜ〜」的にグダグダ指導されたら、ヤル気が下がる選手がいても不思議はないですよね。フェルハイエンの考え方としては、そういうトレーナーの自己満足は意味ナシだから、控えとけよって話。
?「90分間戦える回復力に重点を置く」
⇒?オーバーロードのトレーニング?については、マイク・クレッグ氏の話の絡みで、基本原則は皆さん理解されていると思いますが、この発想をウェイトだけでなく、グラウンドの全体トレーニングにも組み込んだのがフェルハイエン氏の斬新なところ。
ボールを使った全体トレーニングにも生理学的な筋力回復メカニズムを取り入れ、さらにそれをサッカーの動きにより近づけた質・量・タイミング、そして綿密な年間スケジュールで行うみたいな感じ。これはサッカー出身のトレーナーならではの発想だと思いました。
前に紹介した、東京大学の石井直方教授が次のサイトで紹介しているサントリーのラグビー部の「試合分析→トレーニングの策定法」を、より高度に発展・洗練させたトレーニングと言えるかも。
http://www.webleague.net/information/coach/qandadet.php?qandaid=361&teachid=3
?「ジムワークや体幹トレーニングを肯定」
⇒別にフェルハイエン氏はウェイト否定しているわけではなく、セルヒオ・ラモスは筋トレ続けてるし、ロナウドやプジョルの体型を見れば彼らがウェイトを続けているのは明白。っていうか、レアルマドリードはグラウンド内でウェイトやってますし。
でもフェルハイエン式トレーニングの営業宣伝部長の相良浩平氏やNumberの記者の口調からは、やはりどこかジムワークや体幹を否定したいニュアンスが受け取れます。「筋トレじゃなくて体幹、そうじゃなくてボールを使ったフィジカルトレーニング・・・」みたいに、日本人がとかく筋トレ嫌いな国民性なのは仕方ないですし、そういう日本人の心情に訴えた方が自分を売り込みやすいという側面もあると思うのですが、
シビアな考えで「サッカーで負けない」ということを第一に考えると、そういう誰かの無意識的な好き嫌いから生ずる話や、トレーナーの「俺のトレーニングは万能だぜぇ」的なポジショントークは、サラッとスルーした方がいいでしょう。
あとフェルハイエン氏の記事を読みながら気づいたのですが、バルセロナやレアルマドリードが強いのは、スペインリーグの試合が楽勝でコンディションを保ちやすいからという側面が多少あるのではないかと。
イングランドプレミアやドイツブンデスみたいに各チームの拮抗してるわけでもなく、リーグで何試合も必死で戦うことなく、クラシコやチャンピオンズリーグ、クラブＷ杯など大事な試合を意識しながらリラックスしてシーズンを戦いやすいのではないかと。
⇒?オーバーロードのトレーニング?については、マイク・クレッグ氏の話の絡みで、基本原則は皆さん理解されていると思いますが、この発想をウェイトだけでなく、グラウンドの全体トレーニングにも組み込んだのがフェルハイエン氏の斬新なところ。
ボールを使った全体トレーニングにも生理学的な筋力回復メカニズムを取り入れ、さらにそれをサッカーの動きにより近づけた質・量・タイミング、そして綿密な年間スケジュールで行うみたいな感じ。これはサッカー出身のトレーナーならではの発想だと思いました。
前に紹介した、東京大学の石井直方教授が次のサイトで紹介しているサントリーのラグビー部の「試合分析→トレーニングの策定法」を、より高度に発展・洗練させたトレーニングと言えるかも。
http://www.webleague.net/information/coach/qandadet.php?qandaid=361&teachid=3
?「ジムワークや体幹トレーニングを肯定」
⇒別にフェルハイエン氏はウェイト否定しているわけではなく、セルヒオ・ラモスは筋トレ続けてるし、ロナウドやプジョルの体型を見れば彼らがウェイトを続けているのは明白。っていうか、レアルマドリードはグラウンド内でウェイトやってますし。
でもフェルハイエン式トレーニングの営業宣伝部長の相良浩平氏やNumberの記者の口調からは、やはりどこかジムワークや体幹を否定したいニュアンスが受け取れます。「筋トレじゃなくて体幹、そうじゃなくてボールを使ったフィジカルトレーニング・・・」みたいに、日本人がとかく筋トレ嫌いな国民性なのは仕方ないですし、そういう日本人の心情に訴えた方が自分を売り込みやすいという側面もあると思うのですが、
シビアな考えで「サッカーで負けない」ということを第一に考えると、そういう誰かの無意識的な好き嫌いから生ずる話や、トレーナーの「俺のトレーニングは万能だぜぇ」的なポジショントークは、サラッとスルーした方がいいでしょう。
あとフェルハイエン氏の記事を読みながら気づいたのですが、バルセロナやレアルマドリードが強いのは、スペインリーグの試合が楽勝でコンディションを保ちやすいからという側面が多少あるのではないかと。
イングランドプレミアやドイツブンデスみたいに各チームの拮抗してるわけでもなく、リーグで何試合も必死で戦うことなく、クラシコやチャンピオンズリーグ、クラブＷ杯など大事な試合を意識しながらリラックスしてシーズンを戦いやすいのではないかと。
▼エウジェニオ・アルバレッラ
Eugenio Albarella（現・日本Ａ代表フィジカルコーチ）
http://micio-an.blog.so-net.ne.jp/2010-09-03-zac-staff
1965年ナポリ生まれ。ナポリ、ローマ、コベルチャーノ（技術スタッフ養成センター）のマスタークラスで学んだ後、1991年からモンツァより活動開始。その後ナポリ、リボルノ、サレルノ、他で活動し、コロンバやデ・カーニオなどと仕事を共にした。2010年1月よりザッケローニ監督と共にユベントスへ。フィールド外ではナポリの大学でトレーニング方法論の教授を務める。ユベントスに入ってからの新しいザッケローニ・スタッフ。
1991年 - 1992年: ACモンツァ
1992年 - 1993年: ACカタルゼ
1993年 - 1995年: ACフォルリ
1997年 - 2001年: サレルニターナ
2001年 - 2004年: SSCナポリ
2004年 - 2005年: ACリヴォルノ
2004年 - 2006年: ACアヴェッリーノ
2006年 - 2007年: ACトリノ
2009年 - 2010年: ACユベントス
http://ameblo.jp/tdakku/entry-10734935072.html
現在の代表フィジコであるアルバレッラ氏について、以上のような情報が出てきました。
ザッケローニが監督やってくれる間は、このアルバレッラ氏が代表フィジコを続けると思いますが、
先日の木場氏のFacebookを見たら、いつかＡ代表トレーナーをやってやる気が満々のコメント書いてました。
もしテレビ東京の「FOOT×BRAIN」でトレーナー特集をやるんだったら、木場氏＋アルバレッラ氏＋相良氏に加えて、解説として石井直方教授（実はサッカー経験者）がゲスト出演者で出てくれたら、なかなか面白い内容になるんじゃないかと思います
テレビ東京さま、お願いします☆
Eugenio Albarella（現・日本Ａ代表フィジカルコーチ）
http://micio-an.blog.so-net.ne.jp/2010-09-03-zac-staff
1965年ナポリ生まれ。ナポリ、ローマ、コベルチャーノ（技術スタッフ養成センター）のマスタークラスで学んだ後、1991年からモンツァより活動開始。その後ナポリ、リボルノ、サレルノ、他で活動し、コロンバやデ・カーニオなどと仕事を共にした。2010年1月よりザッケローニ監督と共にユベントスへ。フィールド外ではナポリの大学でトレーニング方法論の教授を務める。ユベントスに入ってからの新しいザッケローニ・スタッフ。
1991年 - 1992年: ACモンツァ
1992年 - 1993年: ACカタルゼ
1993年 - 1995年: ACフォルリ
1997年 - 2001年: サレルニターナ
2001年 - 2004年: SSCナポリ
2004年 - 2005年: ACリヴォルノ
2004年 - 2006年: ACアヴェッリーノ
2006年 - 2007年: ACトリノ
2009年 - 2010年: ACユベントス
http://ameblo.jp/tdakku/entry-10734935072.html
現在の代表フィジコであるアルバレッラ氏について、以上のような情報が出てきました。
ザッケローニが監督やってくれる間は、このアルバレッラ氏が代表フィジコを続けると思いますが、
先日の木場氏のFacebookを見たら、いつかＡ代表トレーナーをやってやる気が満々のコメント書いてました。
もしテレビ東京の「FOOT×BRAIN」でトレーナー特集をやるんだったら、木場氏＋アルバレッラ氏＋相良氏に加えて、解説として石井直方教授（実はサッカー経験者）がゲスト出演者で出てくれたら、なかなか面白い内容になるんじゃないかと思います
テレビ東京さま、お願いします☆
>>[13]
初動負荷トレーニングは、ちょっとなんとも言いがたい印象あります。イチロー選手は初動負荷トレーニングじゃなくても、大成功してたんじゃないかとも。
大川氏のサイト、拝見しました。今のところ野球、ラグビー、アメフト、ゴルフなどパワー系競技の選手が多く、まだサッカー選手のサポートはあまりしてないみたいですね。
あとマーケティングの観点から考えて、大川氏の「スロートレーニング」は、石井教授の「スロトレ」とイメージが丸カブリしてしまっているから、何ともやりづらそう。
国内市場では「スロトレ＝石井・谷本」のイメージが根付いてますから、やはり現役有力選手のサポートで実績残したいところでしょうか。
大川氏のHITってレスト（休憩）なさそうだし、HIITと同義かな。そうならこれ、ソフトそうに見えて、かなりキツい系トレーニングですわ。
あと「クイックリフトはケガしやすい」ってオーソドックスなトレーニングDISってるけど、しっかり丁寧に行うことで、大川氏が言うほどケガしないですよ。これは他のトレーニング法を露骨に叩く、アメリカ的な営業マーケティング手法だという印象。
サッカー選手をサポートしたらどういうメニューになるのか興味あります。
初動負荷トレーニングは、ちょっとなんとも言いがたい印象あります。イチロー選手は初動負荷トレーニングじゃなくても、大成功してたんじゃないかとも。
大川氏のサイト、拝見しました。今のところ野球、ラグビー、アメフト、ゴルフなどパワー系競技の選手が多く、まだサッカー選手のサポートはあまりしてないみたいですね。
あとマーケティングの観点から考えて、大川氏の「スロートレーニング」は、石井教授の「スロトレ」とイメージが丸カブリしてしまっているから、何ともやりづらそう。
国内市場では「スロトレ＝石井・谷本」のイメージが根付いてますから、やはり現役有力選手のサポートで実績残したいところでしょうか。
大川氏のHITってレスト（休憩）なさそうだし、HIITと同義かな。そうならこれ、ソフトそうに見えて、かなりキツい系トレーニングですわ。
あと「クイックリフトはケガしやすい」ってオーソドックスなトレーニングDISってるけど、しっかり丁寧に行うことで、大川氏が言うほどケガしないですよ。これは他のトレーニング法を露骨に叩く、アメリカ的な営業マーケティング手法だという印象。
サッカー選手をサポートしたらどういうメニューになるのか興味あります。
>>[14] 返信有難うございます！僕は１０年位前にボディビル系のジムでトレーニングをしていた事もありHIT(ハイインテンシティトレーニング)という名称のトレーニング法を知っていましたが（下記リンク先の�▲悒咫次Ε妊紂璽謄�・トレーニングです）、大川氏が所属しているNSPAとは違う日本ハイインテンシティトレーニング協会(JHITA）という団体もあるみたいです！
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/4063/ryuuha.html
またサッカーにトレーニング法など（トレーニングマシン、器具など）わかりましたら、投稿お願いします！
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/4063/ryuuha.html
またサッカーにトレーニング法など（トレーニングマシン、器具など）わかりましたら、投稿お願いします！
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