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社会人ディベートCafe☆コミュの【2/27活動報告】モデルディベート

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2/27の試合の結果です。


■論題:日本はホワイトカラーエグゼンプションを導入するべきである。

■試合形式:モデルディベート

■肯定側:木村/否定側:キズナ氏
■審判 :下記5名
いくざえもん@法条氏
きたかぜ氏
y_hinater氏
豆百八氏
キズナ氏の知人(1名)

■判定結果:肯定側3票&否定側2票


■試合内容/下記参照

================================================

【肯定側立論】

現在の労働法は、ホワイトカラーには不適切である為、新しい労働の形態が必要である。
従って、時間で評価をしないWCEを導入する

メリット「多様な働き方の実現」
論点を3つに分けて説明
論点1 内因性(A,B,C)
A労働者/働き方が多様化している
性別,国籍,WLB,付加価値産業、IT化

B多様な働き方が出来ない
現行法→日本の企業動向→時間主義

多様な働き方に対応が出来ていない。
↑説明は不十分でした。

C労働者の不満足感が内在する
不平等,ピラミッド(城アプローチ)


論点2 重要性

不満足の蓄積はメンタルヘルスや鬱病の原因
労働者の生産性の低下,不満足な給与等、
材の流出の可能性もある→悪影響の塊


論点3 解決性
一部の裁量のもとで自由に働ける仕組みがあれば
上記の問題は解消される。
時間による拘束がなくなるから、自由に働けて多様な働き方が実現する。


※全体的に説明が下手でした(反省します)。



【否定側立論】
労働法の目的は、人権の保護であり、人権の保護の目的は、強者から弱者を守ること。その為の労働基準法。これを維持していくのは国家の義務である。


デメリット「過労死の増加」
論点3点で説明
論点1 固有性
現行の労基法で雇用主は従業員を一定時間以上長く働かせてはいけないと定められている為、抑止力はある。従って、経営者は現在でも労働法による圧力は感じている。

論点2 発生過程
A プラン後、雇用主は労働者を労働に駆り立てる事が出来るようになる。
B 職場全体が労働
職場全体がそういう雰囲気になれば、従業員は一層そういった圧力にさらされる。
C 労働時間は必然と長くなるばかりか、職場にいる限りは使用者の監視下にいる為、長時間労働&激務の職場が形成される。
つまりは“ブラック企業”

論点3 深刻性

長時間労働はメンタルヘルスや鬱病ばかりでなく過労死の原因にもつながる。
しかも、自ら合意したという事で、過労死は自己責任として処理される。
まさにブラック企業の合法化である。


【否定側反論(全体の流れ)】


Vs内因性_?
正規社員に多様な働き方は必要ない。
経営者/フリーランスになればいい

Vs重要性_?
辞めればいいだろ!正社員にしがみつくほうが自らの選択肢を放棄しているのでは!?

Vs解決性_?
組織や業界のしがらみが強い日本社会では多様な働き方は現行の日本の労働構造では不可能。
結局、長官労働になって終わる。


【肯定側反論】
1 vs立論→現状でも労働時間は長い
理由は2つ
理由1 定時以外での仕事が多い
(例)持帰り仕事,定時後の根回し作業等
ならば、その時間を自由に使える裁量は認めるべきである。

理由2 現状で否定側が主張するようなリスクは現状でもある
(例)サービス残業が多発している

よって、労働法と関係なく労働環境の善悪は経営者次第である。
デメリットと関係なく長時間労働はある。

2 vs反論
そういった2極化がよくない
正社員という枠組みの中で認めていいと思う。
現実的にそれは可能(肯定側立論を参照)


【否定側終論】
○全体の流れ
多様に働ける保証もなく過労死のリスクが
高まる事は理不尽すぎる。

そういった、弊害を避けるために労働法がある。
それを緩和するのはプランとして間違っている。

サービス残業の合法化である。

○比較
WCEは、労働者に十分な裁量は与えられない。
労働時間が増えるだけである。
過労死になって自己責任という待遇は絶対にするべきではない!!


【肯定側終論】

○比較
下記2点で比較
?労働時間の長さ(定量的側面)/?労働の質や内容(定性的側面)

?労働時間の長さ
経営者が労働者をひたすら働かせたいというインセンティブがある限り、労働時間は長期化するのみである。
↑肯定側反論(現状のサービス残業と持帰り仕事など)でも説明済み&否定側の議論全体の内容

従って、WCEに関係なく労働時間は長くなる一方である。

?労働の質や内容
肯定側立論で示した通り、WCEがあったほうが時間の自由があり、結果的に働きやすい環境になる。

○まとめ
労働時間が短縮化出来ないなら、その中で自由に働ける仕組みを作るべきである。



================================================

■個人的な雑感

肯定側立論で失敗をしてしまいました。
言いたい事が全く伝わっていなかったと思います。
それなので、立論の内容は捨てて反論で必要な箇所に集中的に反論をして終論でまとめる戦略で行きました。

立論に失敗しても巻き返すチャンスはあると実感しました。



■みなさんへ

上記の議論の内容で解からない点があれば何なりと質問をしてください。
可能な限りお答え致します。

あと、当日ジャッジをしてくださった皆様

出来れば、下記のコメントに判定に至った理由を書いてくれると助かります。
私のスピーチが十分に伝わらなかった!というのもありです(笑)
↑一貫性のない内容にはなっていましたので…






以上、それでは次回の参加もよろしくお願い致します。













コメント(3)

>きむらさん
活動報告のとりまとめ、ありがとうございます。
以下、個人的な感想です。

■失敗した点
否定側立論で「論点2の発生過程」をしっかり説明出来ていませんでした。
 ↓
 ↓それによって
 ↓
以下の主張が出来ませんでした。
「労使の合意によって個人ごとにWCEを導入出来るとはいうものの、結局は
 半強制的になってしまう」
 ↓
 ↓それによって
 ↓
以下の主張が出来ませんでした。
「肯定側の主張する多様な働き方の実現は結果として出来ず、ブラック企業の
 合法化を招くだけである」

■今後の改善点
固有性、発生過程、深刻性を分かりやすく整理して伝えることを意識しなければ
いけないですね。
ちょっと焦ってしまいました・・・。

下記の議論は説明できていましたよ。
=========================================== 

以下の主張が出来ませんでした。
「労使の合意によって個人ごとにWCEを導入出来るとはいうものの、結局は
 半強制的になってしまう」
 ↓
===========================================

「長時間労働はWCEを関係なく発生してしまう」という議論を肯定側反論で回しました。
それなので、固有性の「現状でも労基法による抑止力がある」という点だけ伸ばせば否定側は勝てましたよ★

あの試合の「発生過程」や「深刻性」については肯定側も否定側も同じでした。

キズナさん

追記内容です。

肯定側の反論は、原則時間が限られています。
否定側の立論&反論に費やされた時間(5分)を2分で返さなければいけません。

物理的には無理です。


ですから、あの時はキズナさんの議論を真っ向から反論せずに、全部認めて固有性だけに集中攻撃をしました。


WCE導入の有無に関わらず、長時間労働は発生するという内容です。

結構このあたりの説明の仕方が難しいんですよね。



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