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社会人ディベートCafe☆コミュの【論点概要】2/27のイベントについて

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こんにちは。
本コミュニティの副管理人の木村なおきと申します。

今回は2/27のディベートで行われるテーマの概要を説明します。

以下3点に分けて説明したいと思います。


【? 論題】

論題は下記2点です。

1:「日本政府は、ホワイトカラーエグゼンプションを導入するべきである。」

ホワイトカラーエグゼンプション(WSC):裁量労働の適応範囲を年収400万以上の物とする。

2:「日本政府は労働法を改正して正規社員の解雇規制を緩和するべきである」

解雇要件を緩和して、経営者が労働者の解雇を容易にできるシステムを整える。



【? 今回のテーマの特徴と背景】


特徴:労働法の規制緩和

言い換えると、日本企業の米国みたいにしよう、というのりです。


ちょっとだけ背景を説明ます。

現在の労働法は、戦後の「大量生産/工業型モデル」と言われています。
つまり、多くのもの作ってたくさん売って利益をあげるやり方です。

特徴としては、以下の二つがあげられます。

1 労働量に比例して利益が出せた。
2 労働者が組織に長く留まることが組織力強化につながった。

戦後の日本企業の成功モデルと同じ考え方です。

従って、日本企業も労働法に則したシステムを作りました。

それが、日本企業の「3種の神器」と言われている
「終身雇用/年功序列/企業内労働組合」などです。

しかし、このシステムにも限界と終焉が迫っています。

物を売る時代から情報や知識を売る時代になったからと言うのが一般的な見解です。
↑ここではあえて、断定的に主張はしません。

これらの知識労働の特徴は、必ずしも時間では比例しない事です。

更に、情報化社会は変化のスピードが速いです。
そうなると、組織に内在している過去の資源(ノウハウや人)では追いつかなくなっています。

企業もこの問題に対応するために、様々な制度を整えています。

しかし、現行の労働法がある以上、強気には出られません。
↑下手したらブラック企業になる

従って、労働法を緩和して、企業が現代の労働環境に適応しやすい環境を整えましょう、というのが今回のテーマです。


【? 論題のポイント】


その1:視点をわける

視点を「国家」・「企業」・「労働者」に分けて、考えると解りやすくなります。
なぜなら、上記3社の利益は異なる部分もあれば、一致する部分もあります。

上記3者の論点が整理できないと議論が難しくなると予想されます。
↑実際に経験してそうなりました。


その2:自分の会社(業界)と職種に縛られない

色々な会社と職種を経験した人なら解ると思います。

コンサル系・システム開発系・営業系等のフロントオフィス出身で、実力主義の世界で活躍されている人なら、この論題を肯定しやすいと思います。

一方で、製造業界出身の方や職種が事務や管理部門等のバックオフィス経験者は、"労働の価値=時間"という考えが強く出る為、否定しがちになると思います。

解雇要件に関しても同じ事がいえます。
やはり、前者の方が別の会社に転職しやすいですから。


よって、自分の業界と職種の特徴を理解したうえで、更に色々な業界や職種に関する知識や考え方を事前に仕入れておくと今回のテーマのイメージはしやすくなると思います。


その3:現状と論題導入後のギャップを理解


「この論題で具体的に何が変わるの?」という視点です。

・・・実はあまり変わらないと思います。
↑激白します笑


会社によっては労働時間の管理が放置プレイになっているところもあります。
更に、首切り/リストラが横行しているところもあります。

↑全てではありませんが・・・。

結局、労働法を徹底的に遵守するか、無視するかは会社次第です。

それでも、法律の影響力は強いと思います。

それを踏まえ上で、法律を変えると具体的に何が変わってくるのかを押さえるのはこの議論の攻略法にもなると思います。



以上です、長くなりました。

質問があれば何卒宜しくお願いいたします。


















コメント(4)

イベントの説明が長くなりました。

読んで頂けると嬉しいです。

備考として、2点お伝えします。

? イベントの特徴

このイベントの特徴は、私を含めてビジネスパーソンである皆さんが普段から会社に対して考えている事や疑問を抱いている事が活かせる場である事です。


単にディベートをすることより、細かい論点を色々話し合って働く・会社に属するって何だろうという事を話せる場になれば、私としてはすごく嬉しいことです。

そういう点では、学生の方も、今後の就職活動にお役に立てると思います。
↑希望があれば、可能な限りこちらで対応します。



? 初心者大歓迎であること。

ディベートの経験やスキルは問いません。

可能な限りディベート固有の面倒なルールを排除して、初心者の方がすぐディベートを実践できるフォーマットをこちらで用意しました。

重要な事は、普段から自分が考えている事をスピーチで表現することです。




以上です、それでは当日宜しくお願いいたします。
今回はプランをなぜ導入するべきなのかを流れに沿って
しっかりと説明することがポイントになりそうですね。

プレゼンのように、分かりやすく簡潔にまとめて発表するための
良い練習になりそうです。

分かりやすく簡潔にまとめるって大切ですよね。
相手から突っ込まれそうなポイントを事前に把握することも出来ます。

今回のテーマについて、人によっては以下のようにまとめるかと思います。
それぞれのフェーズで「本当に?」と思いながら考えると
いろいろと突っ込まれそうなポイントが見えてきませんか?

=========================================================
主張:現在の労働法は、時代に合ってないから現代風に直すべきだ!
    ↓
    ↓だってね
    ↓
根拠:以前は、時間をかけてたくさんの物を作れば売れた
   現代は、時間をかけてたくさんの物を作っても売れない
    ↓
    ↓だって
    ↓
   今は物があふれていて、その中で自分に合ったものだけ欲しい人が多いから
    ↓
    ↓それなのに
    ↓
   時間がかかった分だけお給料がもらえるのはまずいよね
   仕事が早い人は損するじゃん
    ↓
    ↓だったらこうしよう
    ↓
プラン:年収400万円以上のホワイトカラーは裁量労働制にしよう
    ↓
    ↓こうすることで
    ↓
メリット:不平等にはならないよね
=========================================================

これらを木村さんも指摘されている「国家」「企業」「労働者」の3つに分けて考え、
それらをまとめると立論になります。

当日はシートを使いながら、簡単にまとめられるようにしたいと考えています。
まずはあまり考えすぎず、気楽に参加してみてくださいね。
一緒に勉強していきましょうわーい(嬉しい顔)
キズナさん

ありがとうございます。

不平等であるというアプローチは完璧です。

否定側のブラック企業増加のデメリットに対してもう一点踏み込んで、「不平等であることがなぜ弊害になるか」という論点を付け加えてみてください。

先日のイベントの内容も加味して、お願いします。



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