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蘇る青春・1973年銀幕放蕩記コミュのわたく史再訪?1985年・30歳のベスト・テン

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1985年ベスト・テン

【 邦画 】

1) それから
2) 生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言
3) さびしんぼう
4) 食卓のない家
5) 乱
6) タンポポ
7) 薄化粧
8) 台風クラブ
9) ドレミファ娘の血が騒ぐ
10) 花いちもんめ
次点  火まつり
    恋文


【 洋画 】

1) 田舎の日曜日
2) マルチニックの少年
3) グレイ・フォックス
4) アマデウス
5) 路
6) そして船は行く
7) パリ・テキサス
8) 恋におちて
9) ブロードウェイのダニー・ローズ
10) バック・トゥ・ザ・フューチャー 
次点  私生活のない女
    刑事ジョン・ブック目撃者
    妖婆・死棺の呪い
    コクーン
    狼の血族

主演男優賞
松田優作(『それから』)
ウディ・アレン(『ブロードウェイのダニー・ローズ』)

主演女優賞
富田靖子(『さびしんぼう』)
メリル・ストリープ(『恋におちて』)

助演男優賞
小林薫(『それから』)
クリストファー・ロイド(『バック・トゥ・ザ・ヒューチャー』)

助演女優賞
藤谷美和子(『それから』)
サビーヌ・アゼマ8『田舎の日曜日』)

■この年はとにかく忙しかった。妻の父が2月になくなり、ボクの父も10月に亡くなった。仕事も研修医ではあるがべらぼうな忙しさであり、ホントに映画館で映画を観るという行為そのものが制限された。

この頃にはLDで映画を観る行為が日常化しており、真夜中に精神的な安寧を求めてLDやレンタル・ビデオで映画を観ることが唯一の楽しみになっていた。

そのなかで父が亡くなり、初めて観た映画が家族を描いた小林正樹の『食卓のない家』であった。父が最後まで希望していた妻の妊娠が判ったのが11月初旬。

父が死んだのが10月16日の阪神タイガーズがリーグ優勝した日であり、妊娠が判明したのが日本一になったその日であった。

『グレイ・フォックス』『マルチニックの少年』などLDでめぐり合った珠玉の作品だし、この頃の映画状況は1年にベスト・テン級の作品がゆうに30本は公開される世界の名画が百花繚乱の日本であった。

黒澤明の『乱』は力作であっても美術的な絢爛さしかなく、黒澤明の体力・腕力への信仰が自他ともに現役であった時代であったということだろう。

このあとに黒澤が作るあらゆる映画に較べても、『影武者』『乱』の2作品は精彩を欠くと思っている。体力がなくなり、ヴィスコンティみたいな美術趣味にけじめをつけた黒澤明の作品はまた甦るのだが、当時は知る由もなかった。

■21世紀の目で選んだベスト・スリー
 『それから』
 『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』
 『台風クラブ』
 『パリ・テキサス』
 『田舎の日曜日』
 『アマデウス』                

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