ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

超自然芸術研究所コミュの鳴海要記念陶房館

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2009.7.4

 鳴海要記念館の個展が昨日から始まり、片道45分の道のりを自転車で通うようになった。最初は張り切ってペダルをこいでいたのだが、しだいに面倒くさくもなってくる。それでも今回の展示にはまた独特の意義があるように感じられストレスは全くない。場所を管理している同年代の女性はとても話しやすい人で、ここまでなんの前置きも気兼ねもなく互いに話題を投げかけることができる人は珍しいなあ、と思いつつ、鳴海要記念陶房館という不思議なロケーションに親密感を持ち始めている。

 来場された人々の感想から気づいたのだが、記念館には展示用のパネルがなく、カーテン越しから日の光がキャンバスの裏側から逆光となって差し込んできていて、スポットライトで光っている絵があたかも裏側からの逆光で透けて輝いているようにも見え、不思議にトリッキーな透明感というか浮遊感が結果的に生まれた。壁に埋め込み式になっているテレビモニターでDVDに焼いたYoutube動画のソースを流しており、当初展示場としてはあまりに中途半端に思えた記念館のスペースが図らずも興味深い空間として絵を生かしていることを確認することができた。


 終了時間が午後4時と早いのが難ではあるが、閉館以降、常連客と管理者の女性と本来禁煙のスペースで密かにタバコを吹かしながらアンダーグラウンドの本質を含めた文化論を話し続けるのは楽しい。まるで学生の頃に戻ったかような気分を互いに味わっている。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

超自然芸術研究所 更新情報

超自然芸術研究所のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング