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キリストの証人たちコミュの第6章 信仰の試みと祈りの補助者 その3

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一般的な集まりが持たれ、
印刷した広告が公開されて数日間は、とくに収入が少なかった。
しかし、これは神に祈ってのみ与えらるべきものであって、
このような道を通って来るべきものでないことを
教える為であったと思われる。

ただこれを公にした理由は、
過去においていかに神が直接なまた真実な補助者であったかを示して、
ただ、共に働くもののみでなく、読者が活ける神の約束を信じ、
全ての重荷を全く神に委ねて、
御名を崇めるという目的によったからである。

1839年秋、再び健康が勝れずしばらくの間活動を止めて、
ツローブリッジ、エキゼター、テインマウス
、及びプリマウスなどに行った。

これは、神が悩みの時における最も良い教訓を
与える為であったように思われる。
プリマウスにいた時にミューラーは早く起きて神と交わることを勉め、
ハーレーにおいてはこの早起きの感化が多くの学生に及んだ。

後、彼の頭が悪く神経が弱くなった時に、
より多く眠ることを必要として力の欠乏する事を感じたので、
時々6時あるいは7時迄床にいたが、
健康な日は4時に起きるのが常で、
この生活は彼の霊的な力を盛んならしめ、
祈りの深みをますます加えさせた。

彼の多忙なことが特に深く聖書を読む機会を失わせていたが、
病によってその熟読を静かな祈りのときとを
充分持つ事が出来る様になったことを感謝した。

信者の生活においてややもすると機会に任せ、
あるいは時々時間のある場合のみに神との交わりをする者があるが、
彼はこれを戒めてレビ記の捧げ物の例を取り、
祭壇の上には獣の最も良き部分が捧げられるのであって、
神の受け給う献物は今の時代においても
我々の時と力との最もよいもの即ち、一日のうちにおいて最良の時間を
主との交わりと礼拝のために特に捧げなければならないと言った。

彼は少しの病によっても決してそのことを妨げられず、
自らを放縦に任せなかった。
また床の中にぐずぐずせず7時間の眠りをこの頃から取ったのであるが、
その時は食後の休みをも止めてしまった。この早起きの習慣によって、
永い年月の間彼は祈り、瞑想、聖書を読む事の為に朝食前、
何物にも妨げられず多くの時を持った。

また長く床にいることは神経を弱くする事で霊的生活を弱める原因となり、
神と交わる時間の欠乏はその生活から力を奪っていまう、
このように信じてこれより後新しい習慣を堅く守る様になった。

1839年11月には再び大きな必要があったのに関わらず、
わずかな収入しかなかったが、平和を保ちながら、
「私は手の中に僅かしかない。しかし神のうちには満ちている」と言った。

彼は自らを空しくして上から助けを求めることにおいて
非常に大胆であって、全て必要がないと思うものは売って、
その費用に当てたのであるが、
主の御用の為に必要とするものは決してこれを売らなかった。

なぜなら父がその必要を知ってい給うからであるといっている。
共に働く者の一人がその良い時計を、
払わなければならない地代の為に出そうかと言った時は、
彼はそれに反対して、主の御用においてこれは必要なものであると答えた。

非常に貧しいと思われる生活のなかにおいても彼の心は実に豊かであった。
人間の必要は神の機会であるという言葉を引いて、
これが真理である以上は神の愛する子供たちが大いなる必要の時において、
神の愛と力とが現れることは最も確かなことであり、
良い機会ではないかと語った。

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