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「朝の読書」コミュの「四原則」について

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今回「四原則」についてみなさんの意見を聞きたいと思い
はじめてトピックスを作らせていただきました。
今私は大学四年なのですが、今年卒業論文として
「朝の読書」を取り上げようと思っています。
「朝の読書」は教育実習先の小学校や、ボランティア先の
小学校で行われており、以前から興味がありました。

調べたところ「朝の読書」では四原則が大切だということを
林先生が述べられている本と出会いました。
しかし、その四原則は私が今まで出会った小学校では
守られていませんでした。
たとえば、一つ目の「毎日やる」というものも、週に一回、二回。
「みんなでやる」というものも、先生は職員会議でいらっしゃらず。
「ただ読むだけ」ではなく、一言の感想を書く。
といった現実があることを知りました。
この事実は全国では当たり前のことなのでしょうか。

そこで、
<1>実際の先生方はこの「四原則」をご存知でいるのか。
<2>なぜ四原則をせず、独自の方法で取り入れることになったのか。
<3>先生方はどのような気持ちで「朝の読書」に取り組んでいるのか。
といったことを研究してみたい気持ちに駆られました。

ここのコミュニティに参加しておられる先輩がたからの
貴重なご意見を宜しくお願いします。
またアドバイス等ありましたら併せてお願いします。

コメント(13)

興味深いトピックスの作成、ありがとうございます。
卒業論文で「朝の読書」が取り上げられるというのは
とても意義深いことだと思います。
このトピを盛り上げていきたいと思いますので、
多くの方々に書き込みのご協力をいただきたいと思います。

このコミュ以外からの情報をこちらに書き込みたいと思うのですが、
「はるか」という「朝の読書」の交流誌を私は編集しているのですが、
そちらにこのトピックスの内容を流してもよろしいでしょうか。
そちらで意見が出てきたら、こちらに反映させたいと思いますが、
いかがでしょうか。
◆つるりん堂さん
コメント&応援してくださりありがとうございます!
雑誌の件、是非ともお願いしたいです。
つるりんさん、みなさまこんにちは。
朝の読書につい卒論のテーマになさる・・なかなか素晴らしい試みですね。
現場では「4原則」についてなかなか完全実施はできないと言うのが現状です。
週間課程の中に位置づけないと全職員がそろって行うというのは、なかなかできないということ、また、読書に対する価値観の相違、読書より基礎基本の学習のほうが大事、とか、学級のお楽しみに当てたい、などなど様々な意見があり、この位置づけが重要になってくるのです。
ですから、毎日、全員がそろって・・・というのはまず、ないといっても過言ではないでしょう。ですが、すこしでも近づこうと、週間課程のあいた日にちを全部読書にあて、朝の打ち合わせを短くし、教員も一緒に読むとか、努力している学校はたくさんあります。添付した資料は、今年度から週間課程に二日の朝の読書が位置づけられることとなり、それに至るまでに作成した資料です。参考になりましたら、使ってください。
こちらでも以前おたずねしたかもしれない「朝の読書」の提案について。その後のご報告はこっちのコミュではしてなかったかもしれないので再度送ります。
資料の引用から

朝の(一斉)読書基本理念
 『朝の読書』の四原則・ 一定の時間だけ読ませること。本校では15分間。教師はそれぞれのクラスに「黙読の  時間」を導入し、子どもの熟達に応じて調整すること。・ 読むための素材は子ども自身に選ばせること(本、雑誌、新聞などマンガ以外。)・ その時間内は 他の読み物と取り替えないこと。素材はすべて事前に選んでおくこと。・ 教師も、読むことで手本を示すこと。これは何よりも大切なことである。 感想文や記録のたぐいはいっさい求めない。みんなでやる 毎日やる 好きな本でよい ただ読むだけ「朝の読書」四原則
「みんなでやる 毎日やる 好きな本でよい ただ読むだけ」ということ
 ○「みんなでやる」(全校一斉で)というよさ
・ 最も取り組みやすく、かつ最も効果のある方法。
・ 学校全体で教師も児童も全員そろって毎朝取り組んでいるということが無言の影響力。
・ 本を読むことに確実に動かしていく大きな力。
・ 学校によっては、「全職員の共通理解」が大切。(本校)
○「毎日やる」ということ(本校では、火・木の2回設定) 
・ 読書を、特に子どもたちの成長にとって、「なくてはならぬ心の栄養」ととらえる。 
・ 「子どもに心の栄養を与えるのは大人の責任」という認識が失われてはいないか。 
・ どんなことでも、人間の能力を伸ばす最良の秘訣は、こつこつと少しずつでも、毎日毎日、長期にわたって根気強く続けることにある。
○「好きな本でよい」ということ
・児童一人一人が、自分の好きな本を自分自身の力で(あるいは友だち同士の協力で、教師や親との協同作業で)発見すること自体が重要。
・「好きな本でよい」と言われて、すぐ読みたい本が決まる子はまれで、そうできる子は、かなり読める子。
・「自分は何が好きなんだろう」「自分に向くのはなんだろう」と、自分の好きなものを発見する努力自体、子どもたちにとっては新しい自分の発見、新しい自分の創造である。
(継続的に見る学級の子どもの読書の状況変化) 
自分の力で簡単に読める程度のもの → 少しずつ自分の力が成長 →難しいものへも進んでいく → 読めるようになる・本の魅力にとりつかれる → 本の力そのものによって、子どもたちはどんどん進んでいく 
○「ただ読むだけ」ということ
・ 感想文、本の題名や著者名の記録…、そういう読むこと以外のことは一切求めない
・どんな本を読むか、についても干渉しない。
・本を読んでいるその時が、楽しくて充実してさえいれば、それが一番大切、と考える 
・強制されていると思いながらも、読んでいるうちに、子どもたちは何よりも本を読むこと自体が楽しいということを、自分自身の体験によって知っていく。
「本を読まない子」の多くは、実は「本が読めない子」(われわれが嘆く子どもの姿)                              
○ 子どもの本離れ、活字離れは、そのことに気づいていながら何も手を打たない大人が もたらした結果にすぎない。
○ 本嫌いな子ほど、自分からは絶対に読もうとはしない。放っておけば、いつになって も本なんか読まない。
○ 読まなければ、読む力はいつになってもつかないし、読めなければますます嫌いに なっていく。
あぐさん、「朝の読書」コミュの活性化に役立つトピック作成ありがとうございます。
つるりん堂さん、CHIBEさん、こんにちは。

私のところは工業高校です。
朝の読書を初めて8年目です。
毎朝10分間、全職員がついて実践しています。
4原則はほぼ完全に守られています。
福岡県の高校ではおおむねそうでないかと私は見ています。

私の立場は、学校全体の「朝の読書」の係です。
朝の読書実行委員会というのがあります。
国語科主任が委員長、各部署や学年の代表で構成されています。
日常的には交代で朝の読書の時間に巡回しています。
なお、私は司書教諭です。

「毎日やる」の効果は、いちいち生徒に指導する必要がなく、条件反射的に読書で一日がはじめられるということです。
本校では5分前から音楽を流していますが、音楽が流れているときに準備をして、チャイムと同時に静かに読書している状態を作るよう指導しています。
指導が行き届いたクラスでは教師が声を発することはありません。

「みんなでやる」については本校では全職員に担当クラスがありますので、全員でクラスに行き、生徒と一緒に読書するということになっています。
もちろん生徒の状態がよくなければ、みんなで指導するということになります。
本を出させたり、姿勢を正させたり、起こしたりということです。
これは職員朝礼が長引いたりすると守られなくなる傾向があるので、職員朝礼でお願いするなどして徹底をはかっています。

「好きな本でよい」「ただ読むだけ」も大切なことです。
学校によっては特定の本をクラス全員に与えたりするケースもあるようです。
図書館協議会の課題図書とか大学間受験に役立つ本とかです。
課題図書を決める際には当然読書感想文につながります。
生徒が同じ本を何ヶ月も広げたままにしているとか、本の用意をしない場合に、本の登録制をという提案が本校の校長からなされたこともありました。
クラス全員が何を読んでいるかを一覧表にするというものです。
これで本を読まない生徒を撲滅するというものですが、こういう方法は出来れば取りたくありません。

「朝の読書」は導入するのには10分間の捻出が課題ですが、継続するのには職員の意識啓発が課題です。
放っておけば、朝の読書の時間に行かない職員、遅れる職員、自学自習を黙認する、ドリルに利用しようとする、遷都が本を読まない状態や居眠り、私語を放置する、などということが出てきます。
時々、職員朝礼でお願いする、資料を配付する、アンケート調査を行い結果を報告する、生徒向け講演会・職員研修会の実施、などを継続する必要があると思います。

私のところは6月後半にアンケート調査を行いますので、そろそろ準備します。
あいくんさん
こんばんは
朝の読書のアンケートをされるそうですね。
生徒にですか?職員にですか?
もしよかったらどんなアンケートをされるのか教えてください
今年念願の?!朝の読書が二日間になって、図書室に足を向ける子どもが増えたように思うんですけどね。大人はどうか分かりませんが・・・・。
CHIBEさん、お疲れ様です。
朝の読書の時間が週1回から2回に増えたのですね。
それはご同慶に耐えません。
図書館を利用する子供が増えたのなら良かったですね。

私のところのアンケートはたいしたものではありませんが参考のために載せます。
朝の読書生徒アンケート  平成19年6月実施
              (    )年(    )科
1 あなたは読書が好きですか。
  ア 好き  イ やや好き  ウ 普通  エ 嫌い

2 読書は自分のためになると思いますか。
  ア 思う  イ どちらとも言えない  ウ ためになるとは思わない

3 あなたは朝の読書の時間をどのように過ごしていますか。
  ア 本を熱中して読む  
  イ 本をパラパラめくりながらおもしろそうなところだけを読む  
  ウ 本を開くが他のことを考えている
  エ 本を開いていない

4 3でウ、エを選んだ人に聞きます。なぜそのように過ごすのか理由を書いてください。



5 あなたは本をどのようにして選んでいますか。一番多いものを選んでください。
  ア 図書館で探す  イ 本屋で探す  ウ 新聞や雑誌の紹介記事で探す
  エ 親しい人や先生の薦めた本を読む  オ 家にあった本を持ってくる
  カ 教室に置いてある本を読む

6 あなたが朝の読書の時間に一番多く読むのはどんなジャンルの本ですか。
  ア エッセイ  イ 小説  ウ 詩集  エ 評論  オ ドキュメンタリー
  カ 学習参考書や教科書  キ その他(                )

7 朝の読書を経験する前と比較して本に興味を持つようになりましたか。
  ア 強く興味を持つようになった  イ 少し興味を持つようになった
  ウ 全く興味が持てない      エ 前と変わらない

8 あなたは1ヶ月に何冊本を読んでいますか。
  (1)今年の4月からの平均冊数
ア 0冊  イ 1〜2冊  ウ 3〜5冊  エ 6〜7冊  オ 10冊以上
  (2)昨年一年間の平均冊数
ア 0冊  イ 1〜2冊  ウ 3〜5冊  エ 6〜7冊  オ 10冊以上

9 現在、朝の読書についてあなたが感じていることに一番近いものを一つ選んでくださ  い。
  ア 10分間では短すぎる。  イ おもしろい、楽しみだ。
  ウ 心が落ち着いてよい  エ 国語力がつくのではないか
  オ 自分では読まないのでよい機会だと思う

10 あなたが読んでよかった本を教えてください。



11 朝の読書について、あなたが思うことを書いてください。
朝の読書職員アンケート 平成19年6月実施

                       (  )年(   )科 所属
 「朝の読書」も8年目に入りました。各クラスの現状はいかがでしょうか。先生方が気づかれたこと、考えられたこと等率直な御意見をお聞かせ下さい。今後の参考にしたいと思います。

1 先生が入られているクラスの朝読の現状はいかがですか。


2 朝の読書を実施してのメリットをお書きください。


3 朝の読書を実施しての問題点、及び今後の課題についてお書きください。
朝の読書校内アンケート結果  平成18年7月実施

【1】本を読むことは好きですか。

1年生 2年生 3年生 全体 昨年度

 好き  21.6 24.8 34.6 26.9 28.2

 やや好き  24.7 21.2 25.4 23.9 24.7

 普通  40.5 40.9 33.1 38.2 34.6

 嫌い 13.0 12.9 6.7 10.9 12.6


【2】あなたは朝の読書の時間をどのように過ごしていますか。

1年生 2年生 3年生 全体 昨年度

 本を熱中して読む  71.1 57.6 75.5 68.5 66.7

 本をぱらぱらとめくりながら  17.3 23.9 11.9 17.4 19.3
 面白そうなところだけ読む

 本は開くが他のことを考えている   8.6 13.5 6.6 9.4 8.2

 本を開いていない 2.8 4.8 5.7 4.4 5.7


【3】あなたは本をどのようにして選んでいますか。

1年生 2年生 3年生 全体 昨年度

 図書館で探す  14.3 10.2 9.8 11.5 13.5

 本屋で探す 43.9 45.6 44.6 44.7 39.9

 新聞や雑誌の紹介記事で探す 2.3 2.6 3.2 2.7 2.9

 親しい人や先生のすすめた本を選ぶ 4.6 7.5 15.4 9.2 12.0

 家にあった本を持ってくる 33.7 23.1 12.6 23.2 21.2

 学級文庫を利用している 0.9 10.7 14.0 8.4 10.6


【4】あなたが朝の読書の時間に一番多く読むのはどんなジャンルの本ですか。

1年生 2年生 3年生 全体 昨年度

 エッセイ 6.2 5.0 8.5 6.6 6.8

 小説 75.9 67.2 76.1 73.4 71.3

 詩集 1.4 2.7 0.9 1.6 1.3

 評論 4.3 2.7 1.4 2.8 4.2

 ドキュメンタリー 6.2 6.6 7.1 6.6 7.1

 参考書や教科書 1.9 11.1 2.8 5.0 5.3

 その他 3.8 4.4 2.8 3.6 4.0
>CHIBEさん、あいくんさん
たくさんの書き込み、ありがとうございます。
そうですね。色々とデータをここに載せておくと、
色々とわかっていくこともあるでしょうね。
私も、これまでの記録のようなものを載せていこうと思います。
それにしても、お二人の実践は、「朝の読書」の本質の
もとに考えられているなあと、その深さにうならされています。
詳しくはまた別の機会に書きたいと思います。
あぐさん、みなさんこんばんは。久しぶりに書き込みします。

私は公立高校で働いていて、ここ数年図書館の係をしています。

昨年の試行を経て、今年の4月から朝読を始めました。1時間目が終わった後、5分間のSHRに続いて10分間の全校朝読書をしています。定期考査期間を除いて毎日行い、正副担任が一緒に教室で読んでいます。四原則はほぼ守られていると思います。

導入から3ヶ月がたち、このところ暑いこともあってちょっとダレ気味ですが、朝読の時間は水を打ったように静まりかえり、教室の時計の秒針の音が聞こえるのには感動しました。(普段とってもにぎやかな学校なのです、授業中も。)終わりのチャイムが鳴っても、すぐに立ち上がる生徒がほとんどいないのも驚きました。まあ、毎日というわけではないのですが…。

担任によって取り組みに温度差があるので、SHRの時間が終わって朝読のチャイムが鳴っても担任がダラダラとしゃべっていたり、携帯をいじっていても黙認していたり、教室に遅れて行ったり…と職員の側にいろいろ課題はありますが、想像以上に導入はスムーズでした。
あいくんさんが書いていらっしゃるように、職員の意識啓発が、そしてそれを繰り返し続けていくことが大切だと痛感しています。

ところで、私の住んでいる地域でも多くの小中学校で朝読書を行っていますが、週に1〜2回、子どもたちのみという学校がほとんどです。
そのせいか、学校側が「朝読をやっています。読書に力を入れています」と宣伝しているわりには、本を読めない、楽しめないまま高校に入ってくる子どもたちが大半です。
四原則が守れていないことと関係があるのかなあと思っています。(四原則を知らない職員が多いのかもしれないし、守りたくても守れない実情もあるのでしょうね。)

あぐさんの研究、期待していますので、頑張ってくださいね。


ところで、つるりん堂さんの「はるか」という交流誌に興味があるのですが、よろしかったら購読方法を教えていただけませんか?
殆ど初めましての参加です。不思議と申します。私は教育現場の人間ではないので、時おり読ませていただくだけでした。今回、あぐさんの卒論のテーマが読書運動ということなので、少し考えてみました。

あいくんさんやみむきんさんの学校のように上手くいっている学校はどれぐらいあるのでしょうか。学校全体が読書の楽しさ、大切さを共通認識していること、特に先生方が感じていらっしゃることが、キーポイントなのだなと思いました。

学校全体で取り組むと、決まった時間に10分間を取り、その時間は学校全体で読書をしているわけですから、素晴らしいと思います。

では、実践が不徹底な場合や、まだやっていない場合は、志のある先生が自分のクラスだけで実践し、効果をあげていくしかないかなと思います。

子どもたちが悩みや苦しさにぶつかった時、本は友達になってくれるし、静かに色んなことを説いてくれるし、自分と同じような人を見つけることもできるかもしれないし。一生の友達になってくれると思います。ただ、静かにそこにいるだけなので、自分からその世界に入っていかないといけないけれど。その最初の手ほどきを「朝の読書」でやっているんだよ、と生徒に常に意識させると良いのかなと思います。

素人の意見で参考にならないですが、また、何か思うところがあれば寄らせていただきます。

現場の先生方、これから教職につかれる方、いろんな試み、大変ですが頑張ってくださいね。

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