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先生のストーリーテリングコミュの語ることの基本

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 本日、大人の会にて、ストーリーテリングしてきた。私が最後だったので、始めから何人もの方の、語りを聴かせて頂いた。

 そこで、改めてストーリーテリングの基本について考えさせられることがいくつかあった。
 その内の一つを。
 まずストーリーテリングは、料理を作り、持てなすことに似ている、ということだ。したがって基本は、料理の下ごしらえをしておくことと、出来上がったものを客の前に出すということである。そして、作り上げた料理を客と共に味わうということだ。
 時々、語ることを「発表会」と間違えている人がいる。一生懸命練習し、覚え、人前で発表する、、、。
「間違えずに言えるかしら?ドキドキする、、、。」
 違うのだ。これは客の前で、てんてこ舞いの厨房を晒しているだけなのだ。だれだって厨房を見せたら恥ずかしいし、ドキドキもする。

 秘すれば花。
 そうなるまで、素材(話・物語)を十分自分で味わい、物語が命を持って立ち上がるまで、「秘する」ことだ。酒が熟成するように、物語も、秘する自己の内で熟成していく。
それまで、待つのだ。熟成の期間は人によって違うだろうが、十分見きわめることだ。
 どうも、それを待てない人が多いようだ。
 そんな人は、要らぬプレッシャーを受けやすい。それは前述の通り。そして語っている先から、言葉を失うことがある。

 いかなる語りをしても、再往語るべきは自分自身。我が身を語るのに、なんのプレッシャーが必要なのか。

 基本とは、有り難い。

コメント(1)

子供の前で語るといい。
子供も大人も聴き手としてはそれほどの差違はない。
しかし、決定的な違いがある。

差違とはなにか。
「エパミナンダス」(※)の話を小学校3年生の教室で行った。
子ども達の目は、輝いていく。まるで、私と共に
「エパミナンダス」を見ているように。
こうなると、語り手である私も、もっと子ども達と
エパミナンダスのお馬鹿を楽しみたくなる。
共感の喜びを教えてくれるのは、実は子ども達の方である。
大人というのは、時々語り手その人を値踏みしようとする。
これが、語り手間もない人にとっては辛い。
さて、あなたの話のどこに、味(価値)があると思うか。
それを見失わなければ、大丈夫。
心ない値踏みにあっても大丈夫。
あなたがその話の(味の)伝道師であるかぎり。
※「エパミナンダス」(東京子ども図書館・おはなしのろうそく)

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