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先生のストーリーテリングコミュの怖いお話

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「先生、怖いお話ししてよ。」
などと、子供に言われて、
「だめ、だめ。みんな泣くからね。」
などと、ちょっぴり挑発(?)
「えーっ!何いってんの先生!
 絶対なかないしっ!」
と、子ども達。
「ふふふ、それじゃ、な・く・な・よ。」
と、子供にぐっと顔を近づける。
子ども達。ごくりと生唾飲み込んで
「うん。いいよ。」

ということで、怖いお話をいくつかずつ
紹介していこうかと思います。

物語として文体や文学としての価値があるものを思いつくままに。

まず、第一は
「耳なし芳一」(小泉八雲)
怖いお話の古典とも言うべきモノですね。
色々な出版社から、出ているようです。
私は今は絶版となってしまった
宇野重吉編集
麥秋社(バクシュウシャ)
「宇野重吉の語り おじいちゃんのむかしばなし」
を参考にしています。

途中、芳一が謎の武士によって招じ入れられた
館の中の後半の叙述はカットしてなんとか
30分以内納めてクラスで語ります。

もちろん、辺りは暗くして、、、
ろうそくを立て、、、

5,6年生以上がお薦めです。

コメント(2)


では、今回は3分とかからないショートストーリー。
「金の腕」(おはなしのろうそく22)
      東京子ども図書館編

あらすじ・・・・
欲深な男は、自分に相応しい花嫁を
探し、旅を続けていた。
そんなある日、右腕が混じりけなしの
金で出来ている女と出会い、結婚をした。
もちろん目当ては金の腕だった。

そして、ひょんな事から妻は死んでしまった。
男は妻が死ぬと、早速墓場から
妻の金の腕を掘り出した。
彼は、それを家に持ち帰り、
枕の下に隠しておいた。

次の晩、亡き妻は、自分の右腕を捜しに
夫の寝室に訪ねて来た、、、、。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
短い話しであるが、メリハリを利かせ
話すと、なかなか力のある物語だ。

4年生以上。但し本当になく子が出るかもしれない。最後の結末は、あまり驚かさない方がいいかもしれない。
 「おはなしのろうそく」(東京子ども図書館編)
のシリーズを紹介したが、現在この本は22冊くらい出ています。一冊に長短合わせて6つほどの物語が収録されています。
 一冊当たりの値段も500円しない手帳サイズのものです。ストーリーテラー必携のシリーズでしょう。文章も洗練されていて、語りに合います。
 さて、そのシリーズの中にある「金の髪」。これも8歳くらいから大人まで、スリリングに楽しめる物語です。

あらすじ・・・
 村に住む娘は、腰まで伸びた金色の髪が美しく、村人から「金の髪」と呼ばれるほどだった。彼女には、将来を誓い合った「ピエトロ」という若者がいたが、邪な領主であるロナルド伯爵は「金の髪」が欲しく、若者を亡き者にしようと、彼に襲いかかった。しかし、もみ合いの揚げ句死んでしまったのは、伯爵の方だった。
 仇討ちを恐れたピエトロは、娘と契りを交わして旅に出た。それから三年、娘の所に若者が戻ってきた。二人は夜の闇に乗じて村を出た。月夜をひた走る馬上の二人。金の髪は手綱を握る若者をしっかりと抱きしめた。しかし、それは愛するピエトロではなかった、、、。

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