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2024年04月21日23:24

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眼光

俺は普段は眼鏡をかけているのだが、外した時は、どうも「目つきが怖い」と言われることがあった。


時分では普通にしているつもりなのではあるが、どうやら、自分が思う普通と、他者が思う普通というのは、どうも乖離しているらしい。


ただ、今までと異なるのは、俺が多少なりともややこしい人種だと理解すると、絡んでくるヤツが、皆無になる、という事であった。



彼らは、俺がやり返さないとでも、思っていたのだろうか。





結局は、怒りってのは被せあいの話である。最初に、それをちょっとでも匂わせたり口にすると、その場しのぎ的に上手くいくのであるが、絶対にやり返しに来る。わざわざ、「それ」をする理由は、他ならぬ当人にある。これだけは、どうしても動かしようがないのであろう。




一番有効の名手は、そこまでしなくとも、「外堀」を埋めてしまう、という事である。当人が、知らずしらずのうちに孤立させるのは、もちろんなのだが、要するに「報復されて当然」の理由を、周りに吹き込んで「空気」を作っておくことだった。ああ、あの卑怯者なら、やられても仕方ないな、こいつが、笑えない事口にして、実行したんだから。




と、そこまで考える時、彼の話題を口にするものなど、誰もいないだろうな、と感じたのである。職場で自分より下を作ってダシに使ってたあのハゲや、あちこちで恨み買って、ビビッて沖縄へ逃げた島田紳助氏と重なるところがあった。これについては、我々が彼を孤立させるとか陰湿な事をしているのではなく、彼が勝手に、逃げるだけである。その行方を知るものは、ほとんどいないあろう。少なくとも、積極的に耳に入れるヤツなど、存在しない。







俺の目に、どうやら狂気が宿ったようであった。では、彼の者に関して言えば、その目に何が宿るんだろうか。万が一、相まみえる事があれば、それが「怯え」以外に他ならず、そのトドメをさせるのが俺であろうなら、さぞや痛快である。




状況が終わる、力関係が逆転する。




人が、「そうなんすよ、めっちゃ俺ビビりなんですよ〜笑」というのは、口ではそういうが、本当はビビることはない。そして、本当にビビるものは、「ビビってる」なんて、死んでも口にしない。ただ、「心当たり」のある単語には、死ぬほどビビるだろう。



一方、人が「俺、怒りっぽいんですよ〜」とうときは、怒れば状況が有利に運ぶ節があると、「利用価値」を知っている人間が、使用する。だが、本当に怒る時、有利不利なんて、何もきにならない。当り前の事は、わざわざ口にしない。そして、決して以前のようには戻らないのである。覆水盆に返らず。この手の阿保には、早いとこケンカを売りたいのだけど、逃げるてか蒸発するから、一向に話が収まらない、という宿痾を抱えているようであった。



「お、怒ったな♡、ほな、俺も怒ってやり返せるわ♡、それを口たんはお前やぞ、と。俺はそれをまんま、返すだけやぞ、と一対一になったら、逃げるか、情けないクズやのお」



と、そういうことになるまで、叩く追いかけたいと思うところであった。不毛であろうと。





まさか、俺の口から「ケンカ売らして〜な、お願いやわ♡」と飛び出すときが出るとは思わなかった。だが、人間だれしも、そういう部分があるのだろう。俺は相当に遅かった、というだけであった。というかむしろ、遅きに失するまであった。知らんけど。






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