雨の白鳥湖(オゼロ・レビャジエ)のワイルドフラワー鑑賞ハイキングである。探勝路を進むと、チシマフウロの群落の中に倒木の根がまるで蟻塚のように立ちふさがっている(写真)。
◎オクエゾガラガラの群落が迎えた先に
さらに行くと、黄色いオクエゾガラガラの群落である(写真)。オクエゾガラガラは、昨日のブッセ湖でも観た。さすがワイルドフラワーの名所、である。
その先で湖岸段丘のようになっていて、土手上の上に登って観る。左に、人家がある(写真)。こんな人里離れた湖岸に、一般民家があるわけはない。実際、送電線が来ていない。自家発電装置付きの何かの観測所みたいな施設なのだろう。
◎冬季にはオオハクチョウが飛来する?
そして葦原の湿原の先に雨に煙る白鳥湖(オゼロ・レビャジエ)が横たわっていた(写真)。名前からすると、冬季にはシベリアからオオハクチョウが越冬にやってくるのであろう。
海跡湖らしく、細く伸びた砂州の真ん中が一部切れている(写真)。その先は、オホーツク海である。
ここで行き止まりなのだから、後は引き返すしかない。
雨さえ降っていなければ、周辺の野草の間などを探勝散歩もできるが、もうこれで引き返しかない。
かくて白鳥湖(オゼロ・レビャジエ)のワイルドフラワー探訪は、わずか30分ほどで終了となった。
◎田舎町で小さなロシア料理レストラン
予定が切り上がったので、僕たちは早めの昼食となった。旅行社は、事前にレストランを予約済みなので、早すぎるから、と飛ばしてしまうことはできない。
したがってドリンスクの街中のロシア料理のレストラン(といっても、ドリンスク自体、人口1万人余りの小さな町なので大したレストランではない)に入った。
メニューは、ボルシチに水餃子のようなペリメニという料理。ペリメニはロシア料理の1つだそうだが、さして美味いものではない。これなら台湾の小籠包の方がずっと美味い。
注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
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昨年の今日の日記:「木曽駒ヶ岳登頂記(4):岩だらけの八丁坂を登頂、途中に様々な高山植物と振り返れば富士山の頭」
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